ロンガの海

©️小西晴子/浜口文幸記念スタジオ/ドキュメンタリー新社

2026年/日本/83分/DCP/カラー/配給:太秦
監督:小西晴子
撮影:Arfan Sabran、南幸男、長嶋利雄、鈴木正実、前田大和、小西晴子
編集:遠山慎二
整音:川上拓也
プロデューサー:安岡卓治
タイトルデザイン・宣伝美術:成瀬慧 
予告篇:北川帯寛
製作:ドキュメンタリーアイズ

公式ホームページ

あなたはまだ、歴史の中にいる

2023年7月、インドネシアのジャカルタ郊外に、
「残留日本兵歴史資料館」が開館した。
その活動に関わる一人が、三世のマリオ黒岩。
彼らは今も「侵略者の子」と呼ばれている。

1942年、日本軍はオランダ領東インド(現在のインドネシア)を占領。日本の占領政策によってインドネシアの人々は大量に労働力として動員され、飢餓や病気で多くの命が失われた。マリオの祖父・黒岩通(とおる)は戦時中、スマトラ島北部のアチェで特別警察隊長を務め、抗日運動に関わる住民を弾圧し、恐れられる存在だった。しかし日本の敗戦後、独立を認めない連合軍が再びインドネシアへ侵攻すると、黒岩は立場を一転させる。自ら部隊を率いて独立戦争を最前線で戦い、 4年半に及ぶ戦いの末インドネシアは独立を果たした。その後アチェで結婚し、自身の名をモハメド・アリと名乗り、二人の子どもに恵まれた。しかし、独立から6年後の1955年、黒岩は突如日本へ帰国する。妻と幼い子どもを残して――。忽然と姿を消した父。理由を知ることもできなかった息子のヘンドリは永い間「棄てられた」という思いを抱えながら暮らしてきた。だが約80年の時を経て、これまで知ることのできなかった史実を知るべく、マリオが動き出す。
黒岩通とは何者だったのか。なぜこの地に残り、なぜ去ったのか。心に閉じ込めてきた家族の沈黙をほどく旅が、はじまる。

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800