天然☆生活

天然生活

©TADASHI NAGAYAMA

2018/96分/DCP/16:9/英題 BEING NATURAL/配給:Spectra Film
監督・製作・脚本・編集:永山正史
美術:福澤勝広
照明:中西克之
特殊造形:百武朋
出演:川瀬陽太、津田寛治、谷川昭一朗、鶴忠博、三枝奈都紀、秋枝一愛

公式ホームページ

俺にはなんにも無い だからなんでもできる

単線列車の走る長閑な田舎。50 歳独身のタカシには、夢も仕事も家もない。認知症の叔父の介護を条件に、本家に居候させてもらっている身だ。
叔父が亡くなり、その息子のミツアキが帰ってくる。幼馴染のショウも交え、再会を果たす旧友三人。
叔父の釣り堀を営みながら、楽しく過ぎていくタカシたちの生活。
そんな頃、東京からある一家が引っ越してくる。田舎でのナチュラルライフに憧れ、古民家カフェ 開業を夢見る一家。彼らはタカシの住む美しい茅葺の本家に目を付ける。
タカシたちの平穏な日常は、徐々に崩れ始めていく。

青春中年×無添加家族×怪奇!
一億総活躍社会に鳴り響く怒りのボンゴ!

インディーズ映画が空前の社会現象となった昨年に続き、いままた日本映画の底力を見せつける傑作が現れた。それが永山正史監督作品『天然☆生活』である。
どこか、かつてのアメリカン・ニューシネマ平成版を想わせるロードムービー『トータスの旅』で、2017 年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリに輝いた永山監督が、その受賞による次回作制作補助金を基に完成させたのがこの作品。
長閑で平穏に見える田舎の、茅葺き屋根の一軒家に棲息するウルトラニートな主人公の元へ、都会からの無邪気な外来種一家による侵略が、思いもよらない結果をもたらすのだ。
主人公タカシの川瀬陽太、幼馴染ショウの鶴忠博、従兄で本家の長男ミツアキの谷川昭一朗。日本の役者の層の厚さを見せつける、俳優たちの味のあるキャラ。闖入者、津田寛治の慇懃無礼な面白さときたら! もちろん前作に引続き“亀”も重要な役どころ。
タカシが叩くボンゴの響き。流れる「見上げてごらん夜の星を」「バラが咲いた」に「星影のワルツ」。この映画は懐かしの昭和歌謡ミュージカルな趣も。と思いきや、突如カルトへ、スプラッタな味わいへ!
エンターテインメントでありながら、骨太な反骨スピリット溢れるアメリカン・ニューシネマを受け継ぎつつ、永山正史監督が打ち上げた、新たなヒューマン・ハイブリッド・ムービー。
平成の終りに出現した、すべての寂しい人の心に寄り添うこの傑作『天然☆生活』は、きっと観客あなた自身の生活を強烈な“光”で包み込むに違いない。
文:塩田時敏(映画評論家/ゆうばり国際ファンタスティック映画祭プログラマー)

天然生活 天然生活 天然生活

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

バジュランギおじさんと、小さな迷子

バジュランギ

©Eros international all rights reserved ©SKF all rights reserved.

2015年/インド/159分/DCP/配給:SPACEBOX
原題:Bajrangi Bhaijaan
監督:カビール・カーン
出演:サルマン・カーン、ハルシャーリー・マルホートラ、カリーナ・カプール、ナワーズッディーン・シッディーキー、シャーラト・サクセーナ、オーム・プリー

公式ホームページ

底抜けに正直でお人好しなインド人青年と、声をなくしたパキスタンの迷子。
ふたりの旅が、世界にステキな奇跡を巻き起こす!

パキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー。幼い頃から声が出せない彼女を心配した母親と一緒にインドのイスラム寺院に願掛けに行ったシャヒーダーは、帰り道で一人、インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワンだった。
これもハヌマーン神の思し召しと、母親とはぐれたシャヒーダーを預かることにしたパワンだったが、ある日、彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって驚愕する。歴史、宗教、経済など様々な面で激しく対立するインドとパキスタン。それでもパスポートもビザもなしに、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意したパワン。
国境では警備隊に捕まり、パキスタン国内ではスパイに間違われ警察に追われる波乱万丈の二人旅が始まった。果たしてパワンは無事にシャヒーダーを母親の元へ送り届けることができるのか?そこには、思いもよらなかった奇跡が待っていた…

全世界を笑いと涙に包んで大ヒット!

主人公パワンを演じるのは、インド映画界で最も影響力のある<3大カーン>のひとり、サルマン・カーン。本作のプロデューサーも兼ねる彼が、これまでの肉体派アクションスターのイメージを一新して、お人好しな青年パワンを応援せずにはいられないイノセントな魅力で演じ、これまでのキャリアで最高の評価を獲得した。
声を出せない迷子シャヒーダー役で、誰もが心惹かれる豊かな表情を見せてくれるのは、5,000人のオーディションから選ばれ、本作で超人気子役となったハルシャーリー・マルホートラ。撮影当時弱冠6歳ながら、表情と目だけで強い印象を残す好演で新人賞を多数受賞した。
「タイガー 伝説のスパイ」でもサルマンとコンビを組んだカビール・カーン監督は、インドからパキスタンへの旅を描くにあたり、インド各地でロケを敢行。大都市のデリーをはじめ、パキスタン国境付近のパンジャーブ、ラジャスタンのタール砂漠カシミールの山岳地帯など、インドの壮大な大自然がスクリーンに彩りを与えている。
「ダンガル きっと、つよくなる」「バーフバリ 王の凱旋」に次ぐインド映画の世界興収歴代No.3を継続中の本作が、熱い要望に応えて遂に日本にやってくる!

バジュランギ バジュランギ

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

ジャン・ヴィゴ特集 4Kレストア版

29歳でこの世を去った伝説の映画作家ジャン・ヴィゴ。その詩的な映像表現と才気に満ちた傑作が、4Kレストアでスクリーンに甦る!

ジャン・ヴィゴ Jean Vigo

1905年4月26日、パリのアナキストが集まるアジトの屋根裏で生まれた。シャルトル市の全寮制リセ・マルソーで中等教育を受けるが、その経験が『新学期 操行ゼロ』(33)を生み出すことになる。1925年、パリの名門ソルボンヌ大学の文学部に入学したが肺結核のため療養生活を送る。
その後、ヴィゴは写真家の助手をつとめながら、アヴァンギャルド映画やドキュメンタリー映画を鑑賞するシネクラブを組織。再び体調を崩した彼は、パリの病院で撮影監督ボリス・カウフマンと意気投合。一緒に制作した『ニースについて』(30)は、カウフマンが前年に異母兄ジガ・ヴェルトフと作った『カメラを持った男』(29)の強い影響を受けている。翌年の『競泳選手ジャン・タリス』(31)では、愛用のカメラをガラス箱に入れて水中撮影に成功。第3作『新学期 操行ゼロ』(33)は、「無政府主義的な反抗心を助長する、知事など公共の権威者および牧師など聖職者に対する攻撃」との理由で上映禁止になった。
『アタラント号』での真冬の撮影により体調は悪化、ヴィゴはベッドから編集を指示して完成させた。試写の評判は惨憺たるもので、配給会社のゴーモンは「娯楽を求める大衆向けではない」と大幅に短縮し、題名も『過ぎ行く艀』と変えて公開した。ヴィゴは改変版を見ることなく、1934年10月5日に敗血症を併発して死去した。

『アタラント号 4Kレストア版』

「ジャン・ヴィゴ短編3作品」
  ・『新学期 操行ゼロ』
  ・『競泳選手ジャン・タリス』
  ・『ニースについて』

●横浜シネマリンでの上映は、4K修復版を元にした2K上映となります。

【前売券】『アタラント号』、「ジャン・ヴィゴ短編3作品」にお使いただける、全国共通特別鑑賞券《2回券》2,400円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルクリアファイルをプレゼント!
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中!

当日一般1,500円/会員1,200円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

作品紹介

アタラント号 4Kレストア版

©1934 Gaumont

1934年/フランス/88分/DCP/配給:アイ・ヴィー・シー
原題:L’ Atalante
監督:ジャン・ヴィゴ
脚本:ジャン・ギネ
撮影:ボリス・カウフマン
音楽:モーリス・ジョベール
出演:ジャン・ダステ、ディタ・パルロ、ミシェル・シモン、ルイ・ルフェーヴル、ジル・マルガリティス

アタラント号 4Kレストア版

現在に至るまで80年近く世界の映画ファン、映画作家たちを魅了し続けるジャン・ヴィゴ唯一の長編にして遺作。

くめどもつきせぬロマンティシズム、澄みきった情緒。フランソワ・トリュフォー、アキ・カウリスマキ、エミール・クストリッツァ…数々の世界の映画作家たちがベスト作品に挙げ、ヴィゴの名を映画史に刻んだ不滅のマスターピース。
初公開から83年、娘リュス・ヴィゴと映画史家ベルナール・エイゼンシッツの協力・監修のもとで完成し、2017年カンヌ映画祭でお披露目された4Kレストア版。

愛することの情熱、愛されることの歓び。

田舎町とル・アーヴル間を運行する艀船アタラント号。乗組員は船長のジャンとジュリエットの新婚カップル、変わり者の老水夫ジュールおやじと少年水夫、そしてかわいい猫たち。
はじめは新婚生活にときめいていたジュリエットだったが、狭い船内の単調な生活に息が詰まってくる。アタラント号がパリへ到着するとジャンとジュリエットはダンスホールへ。そこへ行商人がやって来てジュリエットを口説き始める。田舎娘のジュリエットは大都会パリへの憧れを抑えきれず、夜にこっそりと船を降りてしまう。怒り心頭のジャンは彼女を置き去りにして出航してしまうが…。

アタラント号 4Kレストア版 アタラント号 4Kレストア版 アタラント号 4Kレストア版

新学期 操行ゼロ

©1933 Gaumont

1933年/フランス/49分/DCP/配給:アイ・ヴィー・シー
原題:Zéro de Conduite
監督・脚本・編集:ジャン・ヴィゴ
撮影:ボリス・カウフマン
音楽:モーリス・ジョベール
出演:ジャン・ダステ、ルイ・ルフェーヴル、ジルベール・プリュション、ジェラール・ド・ベダリュー

新学期 操行ゼロ

ヴィゴが描く小さな革命。猛烈なアナーキズムと自由で詩情に満ちた映像表現。監督第3作、28歳のときの作品。終盤のまくら投げのシーンの美しさは映像表現の極点と言える。そのスキャンダラスな内容のために12年近く公開禁止となった、ジャン・ヴィゴの反骨精神が爆発した渾身の意欲作。トリュフォーの『大人は判ってくれない』は本作の影響を受けて製作された。

競泳選手ジャン・タリス

©1931 Gaumont

1931年/フランス/10分/DCP/配給:アイ・ヴィー・シー
原題:Taris, Roi de L’eau
監督・脚本・編集:ジャン・ヴィゴ
撮影:ボリス・カウフマン
出演:ジャン・タリス(本人)

競泳選手ジャン・タリス

監督2作目、26歳のときの作品でゴーモン社の依頼を受けて製作したニュース映画。
パリにあるフランス自動車クラブのスイミングプールには、外から水中を見ることができる一種の“舷窓”が設置されており、その窓を通して水中撮影の多くを行った。
スローモーション、逆再生、ディゾルブ、そして水中撮影。わずか10分の本編内で様々な映画技法を駆使し、競泳選手のジャン・タリスを解剖する。本作で用いられている技法は後の『新学期 操行ゼロ』『アタラント号』へと受け継がれる。

ニースについて"

©1930 Gaumont

1930年/フランス/23分/DCP/配給:アイ・ヴィー・シー
原題:À Propos de Nice
監督:ジャン・ヴィゴ、ボリス・カウフマン
脚本:ジャン・ヴィゴ
撮影:ボリス・カウフマン
音楽:マルク・ぺロンヌ
作曲と演奏:ステファン・ホーン、フランク・バッキアス

ニースについて

ヴィゴ初監督作。25歳のときの短編。パリの病院で知り合い意気投合したボリス・カウフマンとの共同監督作品。 南仏のリゾート地ニースの街並みを背景に、バカンスに興じるブルジョワたちと庶民の営みを交差させエネルギッシュに活写する映像スケッチ。ヴィゴの批評性とアナーキズムが垣間見える珠玉の小品。

月夜釜合戦

月夜釜合戦

©映画「月夜釜合戦」製作委員会

2018年/日本/115分/16mm/配給:映画「月夜釜合戦」製作委員会
監督・脚本:佐藤零郎
出演:太田直里、川瀬陽太、門戸紡、渋川清彦、カズ、西山真来、デカルコ・マリィ、緒方晋

公式ホームページ

偉大な釜を巡る争奪戦が始まる!

ある日、飛田遊郭をしきる釜足組の大事な代紋入りの「お釜の盃」が盗まれた。大慌てで釜を探す釜足組のチンピラは、街中の釜を買い漁り始める。釜の値は高騰し、「釜が売れる!」という噂を耳にした街の人たちは、釜泥棒に躍起となった。泥棒の大洞(川瀬陽太)は、この儲け話にしたり顔で参加する。私娼のメイ(太田直里)、孤児の貫太郎(門戸紡)も、あれよあれよとこの騒動に巻き込まれていく。釜足組の親分の息子タマオ(渋川清彦)は、二代目を継ぐことを嫌がっていたが、ひょんなことから襲名に必要な「お釜の盃」を探すことになるのだが……。泥棒、娼婦、ヤクザ、日雇い労働者、活動家に地上げ屋ら一癖も二癖もある面々の“釜”を巡って繰り広げられる一代争奪戦!いまその幕が切って落とされた!

16mmのフィルムに焼き付けた
釜ヶ崎の現在・過去・未来―

日本最大の「寄せ場」・釜ヶ崎(西成・あいりん地区)。戦後の高度経済成長期、炭坑で働いていた者や土地を失った農民たちが使い捨ての労働力としてこの地に集められ、日雇労働者となった。また、芸人や私娼や孤児など市民社会からはじき出された者たちも、この街に寄せ合い暮らしてきた。そんな街が、再開発の下で、いま失われつつある――
決してデジタルでは捉えられないこの街の臭いや息吹きを焼き付けるのはフィルムしかないと、困難を承知で、16mmフィルムによる釜ヶ崎オールロケーション撮影を敢行。ドヤ街の街並みをドキュメンタルに活写した。
監督は『長居青春酔夢歌』(2009)の佐藤零郎。撮影過程で出会った仲間や街の人々と、川瀬陽太・渋川清彦・西山真来らプロの俳優が共演し、『太陽の墓場』『(秘)色情めす市場』など数々の映画の記憶を内包しながら、全く新しい人情喜劇を誕生させた。
タイトルは「月夜の晩に釜を抜かれる」という諺(月夜の晩は明るいから盗まれる心配はないだろうと高をくくっていたら、煮炊きの必需品である釜を盗まれてしまうという事から、ひどく油断をすると一番大切なものを盗まれるという意)を元に作られた古典落語の演目『釜泥』に由来する。

いま、ここでしか観られない!
4Dを超える「16mmフィルム体感上映」!

映画館からフィルムがどんどん無くなっていく昨今。制約が厳しくなることを承知で「上映も16mmフィルムでやりたい!」という制作陣の思いに応えた気骨のあるミニシアターが上映に名乗りを上げた。劇場公開時には、大阪から16mmフィルム映写機を持ち込んで上映。期間中は、技師が連日フィルムに最適な温度・湿度まで配慮して映写をする。観客は、最後まで無事にフィルムは回り続けるのか!?という緊張感を共有し、場内で映写機の鼓動とフィルムの瞬きを同時に体感する事となる。このような見世物小屋的な上映は、「興行」の原点回帰といえるだろう。

月夜釜合戦 月夜釜合戦 月夜釜合戦

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

生誕115年記念企画 小津4K

巨匠が見つめた7つの家族

日本が世界に誇る巨匠・小津安二郎の名作を
4Kデジタル修復版で一挙上映!

今も昔も変わらない形がある――

小津安二郎4Kポスター

小津安二郎


1903年12月 12 日、東京市深川区万年町(現在の東京都江東区深川)生まれ。小学校の代用教員を経て、1923年松竹キネマ蒲田撮影所に撮影助手として入社、1926年演出部に移り、翌1927年『懺悔の刃』で監督デビュー。1949年『晩春』は、野田高梧との共同脚本、独自の撮影手法、原節子や笠智衆の起用など「小津調」と呼ばれる戦後の小津の作品スタイルを確立、大きな節目の作品となった。1953年未完成だったシナリオを練り直し、『東京物語』(53)を発表。家族の在り方を問う本作は小津映画の集大成であり、後世に語り継がれる代表作となった。1958年紫綬褒賞を受賞、翌59年には映画人として初めて日本芸術院賞を受賞。世界レベルで評価が高まるも、病に倒れ1963年12月 12 日60歳の誕生日に逝去。生涯映画監督本数 54 本。溝口健二、黒澤明と並び国際的に最も支持される、日本が世界に誇る映画監督である。遺した作品は国内外問わず現代でもオマージュを捧げられているなど、数多の映画人に今なお影響を与え続けている。

●横浜シネマリンでの上映は、4K修復版を元にした2K上映となります。

入場料

前売特別鑑賞券1,000円(税込)を当館受付にて絶賛発売中!特典:オリジナルポストカード

当日一般1,600円/会員1,300円/大専・シニア1,100円

上映スケジュール 全7作品

3/9(土) 3/10(日) 3/11(月) 3/12(火) 3/13(水) 3/14(木) 3/15(金)
晩春10:00-11:55
晩春
東京物語10:00-12:20
東京物語
早春10:00-12:25
早春
東京暮色10:00-12:25
東京暮色
麥秋10:00-12:10
麥秋
浮草10:00-12:05
浮草
お茶漬の味10:00-12:00
お茶漬の味
麥秋12:10-14:20
麥秋
お茶漬の味12:35-14:35
お茶漬の味
浮草12:35-14:40
浮草
晩春12:35-14:30
晩春
東京物語12:20-14:40
東京物語
東京暮色12:15-14:40
東京暮色
早春12:10-14:40
早春

予定表 横にスクロールできます

3/16(土) 3/17(日) 3/18(月) 3/19(火) 3/20(水) 3/21(木) 3/22(金)
東京物語11:50-14:10
東京物語
晩春11:50-13:45
晩春
お茶漬の味11:50-13:50
お茶漬の味
麥秋11:50-13:55
麥秋
東京暮色11:50-14:15
東京暮色
早春11:50-14:20
早春
浮草11:50-13:55
浮草
浮草14:25-16:30
浮草
東京暮色14:00-16:25
東京暮色
東京物語14:00-16:20
東京物語
早春14:05-16:30
早春
お茶漬の味14:25-16:25
お茶漬の味
晩春14:30-16:25
晩春
麥秋14:10-16:20
麥秋

予定表 横にスクロールできます

3/23(土) 3/24(日) 3/25(月) 3/26(火) 3/27(水) 3/28(木) 3/29(金)
東京暮色16:10-18:35
東京暮色
浮草16:10-18:15
浮草
麥秋16:10-18:15
麥秋
東京物語16:10-18:30
東京物語
早春16:10-18:40
早春
お茶漬の味16:10-18:10
お茶漬の味
晩春16:10-18:05
晩春
お茶漬の味18:45-20:45
お茶漬の味
早春18:25-20:50
早春
東京暮色18:25-20:50
東京暮色
浮草18:40-20:45
浮草
晩春18:50-20:45
晩春
麥秋18:20-20:30
麥秋
東京物語18:20-20:40
東京物語

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

晩春

©1949/2015 松竹株式会社

1949年/モノクロ/108分/スタンダード/松竹
原作:廣津和郎(「父と嬢」より)
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:濱田辰雄
音楽:伊藤宜二
出演:笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子、青木放屁、宇佐美淳、三宅邦子、三島雅夫

家族

晩春

父と娘の深い愛と絆を描く、原節子記念すべき小津作品出演第1作

小津監督が独自のスタイルを確立させ、後のTVのホームドラマにも多大な影響を与えたと言われている必見の名作。『晩春』『藤萩』『東京物語』と原節子が「紀子」役を演じた「紀子三部作」第1作。キネマ旬報ベストテン第1位。 大学教授の周吉(笠)は娘•紀子(原)と2人暮らし。紀子は妻を亡くした父に尽くし嫁に行けずにいた。そんな中、紀子に縁談が持ち上がり、周吉は自分も後妻を取ると紀子に告げる…。

麥秋<ばくしゅう/>” width=”300″ height=”200″ class=”aligncenter size-full wp-image-28727″ />
<p class=©1951/2016 松竹株式会社

1951年/モノクロ/124分/スタンダード/松竹
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:濱田辰雄
音楽:伊藤宜二
出演:原節子、笠智衆、淡島千景、佐野周二、三宅邦子、菅井一郎、東山千榮子、杉村春子

大家族

麥秋<ばくしゅう>

戦争の傷を抱え生きる家族の崩壊と再生、人間の無常を描く珠玉の名作

『晩春』に続きテーマは娘の結婚であるが、本作は大家族の姿を群像劇としてユーモラスに描き、同時に家族が抱える暗部を見つめその無常を露わにした。『晩春』で原の父役の笠は兄役で出演。キネマ旬報ベストテン第1位。 北鎌倉に大家族で暮らす間宮家の長女•紀子(原)は会社の上司から縁談を持ち込まれる。しかし紀子は戦死した兄の親友で、妻を亡くした子持ちの謙吉との結婚を決めてしまう…。

お茶漬の味

©1952/2017 松竹株式会社

1952年/モノクロ/115分/スタンダード/松竹
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:濱田辰雄
音楽:齋藤一郎
出演:佐分利信、木暮実千代、鶴田浩二、笠智衆、淡島千景、津島恵子、三宅邦子、柳永二郎

夫と妻

お茶漬の味

身分や価値観の異なる夫婦のすれ違いと和解を描く感動作

復員した小津が復帰第1作として書いたシナリオが元であるが、そのシナリオは戦時中に検閲当局より却下され、当時の映画人たちに衝撃を与えた。パチンコやトンカツなど当時の庶民の生活が窺えるのも見所。 田舎出身の茂吉(佐分利)は真面目で質素な生活を好む男。上流階級出身の妻・妙子(木暮)はそんな夫の野暮さが気に入らず、友人のアヤ(淡島)らと遊ぶことで鬱憤を晴らしていたが、茂吉が海外出張に行くことになり…。

東京物語

©1953/2017 松竹株式会社

1953年/モノクロ/135分/スタンダード/松竹
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:濱田辰雄
音楽:齋藤高順
出演:笠智衆、東山千榮子、原節子、杉村春子、山村聰、三宅邦子、香川京子

親と子

東京物語

幾度もリメイクされている、映画史上燦然と輝く小津安二郎の最高傑作

地方と都市、家族の絆や親と子の関係、老いと死など人生そのものを、冷徹な視線で真正面から描いた名作中の名作。今もなお国内外で高い評価と支持を得ており、各国の映画人もリスペクトしオマージュを捧げている。 尾道に暮らす老夫婦(笠・東山)が子供たちに会う為上京するが、長男・幸一(山村)や長女・志げ(杉村)らは日々の生活に追われ、彼らにかまってやれない。そんな2人を慰めたのは、戦死した次男の嫁・紀子(原)だったが…。

早春

©1956/2017 松竹株式会社

1956年/モノクロ/144分/スタンダード/松竹
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:濱田辰雄
音楽:齋藤高順
出演:淡島千景、池部良、高橋貞二、岸惠子、笠智衆、山村聰、杉村春子、田浦正巳

夫婦と夫の愛人

早春

倦怠期にある若い夫婦、危機と再生をシリアスに描いた人間ドラマ

東宝の二枚目スター・池部良と松竹看板女優・淡島千景、『君の名は』で同じく松竹の看板女優となった岸惠子を迎え、『東京物語』以来3年ぶりに発表した小津の繊細な演出が冴える異色作。現存する小津作品では最長尺作。 サラリーマンの正二(池部)と妻・昌子(淡島)は結婚8年の共働きの夫婦。子供を失って以来、関係は冷え切っている。そんな中、正二は通勤電車内で親しくなった千代(岸)と成り行きで一夜を共にしてしまい…

 東京暮色

©1957/2017 松竹株式会社

1957年/モノクロ/140分/スタンダード/松竹
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:濱田辰雄
音楽:齋藤高順
出演:原節子、有馬稲子、笠智衆、山田五十鈴、高橋貞二、田浦正巳、杉村春子、山村聰

父娘と母娘

東京暮色

主人公に“光”が与えられない―― 衝撃の辛口ホームドラマ

戦後の小津作品の中でも最も暗く、悲観的な印象を残す作品と評されがちだが、親子愛に焦点をあてたテーマは現代に通じる強いメッセージが込められている傑作。最後の白黒作品。屈指の名演出と言われるラストも必見。 銀行員の周吉(笠)は、妻と自分の部下が駆け落ちして以来、男手ひとつで子供たちを育てて来たが、長女・孝子(原)は夫とうまく行っておらず、幼い娘を連れて実家に戻って来る。 一方、短大を出たばかりの次女•明子(有馬)は男に馴され妊娠してしまう…

浮草

©KADOKAWA1959

1959年/カラー/119分/スタンダード/大映
脚本:野田高梧、小津安二郎
撮影:宮川一夫
美術:下河原友雄
音楽:齋藤高順
出演:中村鴈治郎、京マチ子、若尾文子、川口浩、杉村春子、野添ひとみ、笠智衆

旅一座

浮草

人の心の美しさを溢れる詩情で謳いあげ、胸打つ哀愁と感動で全編を貫く文芸巨編

第二の故郷・三重で撮影した唯一の作品で、京、若尾、川口など大映スターを迎え撮った唯一の大映作品でもある。日常を淡々と描く小津作品には珍しく登場人物が激しく罵り合う場面もあるなど、高い人気を誇る名作。 志摩半島の小さな港町に旅役者の一座の乗った船が着く。そこには団長・駒十郎(中村)がお芳(杉村)との間にもうけた息子・清(川口)がいる。すみ子(京)は彼らの関係を疑い、加代(若尾)に清を誘惑させるようとするが…。

レッスル!

レッスル!

©2018 LOTTE ENTERTAINMENT & DCG PLUS, Inc. & ANNAPURNA FILMS All Rights Reserved.

2017年/韓国/110分/DCP/配給:クロックワークス
原題:레슬러
英題:Love + Sling
監督・脚本:キム・デウン
出演:ユ・ヘジン、キム・ミンジェ、イ・ソンギョン、ナ・ムニ、ソン・ドンイル

公式ホームページ

入場者プレゼント
『レッスル!』ご来場のお客様に特製シールをプレゼント致します!数量限定、早い者勝ちです!ぜひご来場ください!

元レスリング選手が最強の主夫に!
恋愛よりもリングに懸けろ!痛快スポ根コメディ!

かつてはレスリングの代表選手であったが、いまや家事と息子の成長だけが生きがいのシングルファーザーのギボ。ギボは将来有望の若きレスラーである息子ソンウンが金メダリストになることを夢見ながら、家事の合間にレスリングジムで近所の主婦たちにエアロビクスを教えて生計を立てる日々。ところが国家代表選抜戦を目前に、ソンウンは「レスリングを辞めたい」とギボに打ち明ける。突然の息子の反抗に慌てるギボ。さらに独り身の息子を案ずる母親からの小言は段々とひどくなり、上の階に住むソンウンの幼なじみガヨンには思いもよらない告白をされ、ついにはお見合い相手の医師ドナまで理解不能なことを言い出す始末。 穏やかだった日常が一変し、ギボはとんでもないトラブルに巻き込まれようとしていた…。

ユ・ヘジン主演最新作!

韓国で観客動員数697万人の大ヒットを記録した主演作『LUCK-KEY/ラッキー』でのコメディアンっぷりが記憶に新しい、韓国映画界を代表する名バイプレイヤーのユ・ヘジンが主演。 『タクシー運転手~約束は海を越えて~』、『1987、ある闘いの真実』『コンフィデンシャル/共助』と大ヒット作を次々と牽引する彼が今回、元レスリング選手のシングルファーザー役に挑戦。本作では次々と思わぬトラブルに見舞われるコミカルな姿から、涙を誘う息子を一心に想う父としての姿、そして手に汗握る大迫力のレスリングシーンまで披露しており、俳優ユ・ヘジンの新たな一面を見つけられる。 また、キム・ミンジェ、イ・ソンギョンらフレッシュな若手から、大ベテランのナ・ムニ、ソン・ドンイルまで各世代を代表する豪華キャスト陣が集結。 スクリーンが笑いの渦に包まれる、最高にエキサイティングなスポ根ムービー!

レッスル! レッスル! レッスル!

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

描きたい、が止まらない

描きたい、が止まらない

2018年/日本/90分/DCP/製作・配給:パオネットワーク
撮影・監督:近藤剛
撮影:池田俊己、横山友昭
編集:川畑耕平

公式ホームページ

舞台挨拶
3/30(土)・3/31(日)・4/6(土)・4/7(日)上映後、近藤剛監督の舞台挨拶がございます。

100本のペンで描く街の絵
製作6年、長さ10メートル
アール・ブリュット(=生の芸術)作家・古久保憲満

滋賀県に住む自閉症の古久保憲満さん(23歳)。7年前から取り組んできたのは、ボールペンと色鉛筆だけで描く縦1.6m、横10mの超細密画だ。今、精神疾患や障がいを抱える人たちなどが独自の発想で創り出す芸術、「アール・ブリュット=生の芸術」が熱い。〝評価される〟〝売れる〟といった価値ではなく、ただ〝描きたい〟という思いだけで作る純粋な芸術。その分野で世界も認めるのが古久保憲満さんだ。3歳から絵を描き始め、これまで300点の作品を描いてきた。
広汎性発達障がいと診断されたのは小学生のとき。人とうまく接することができず、暴れがちだった憲満さんを変えたのは「絵」だった。小学校の美術の先生がもっと描くよう勧めると、水を得た魚のようにのめり込んだ。
10メートルの大作のテーマはインターネットやテレビで見たものと想像を組み合わせた「オリジナルの街」。街には鉄道、車、高速道路、空港、観覧車、軍隊、家電製品、食料など、あらゆるものが登場する。中でもこだわっているのが北朝鮮。「国際社会で孤立する北朝鮮は、障がいを抱え友達付き合いがない自分と似ている」(憲満さん)からだ。言葉ではうまく説明できない自分の思いを、絵に込める。
今、憲満さんは新しい挑戦を始めている。現実の世界でこれからどう生きていけばいいか? 自立するために、と選んだのが自動車の運転免許取得。何事にも前向きに挑んでいく健気な姿に2年半にわたって密着した。

映画「描きたい、が止まらない」にかける思い

「初めて聞いた「アール・ブリュット」という言葉。調べていくうちにひとりの作家を掘り下げていきたくなった。2015年秋、社会福祉法人から紹介されたのが滋賀県東近江市に住む古久保憲満さんだった。自閉症で、対人関係が苦手な彼が唯一心を落ちつけられる場所が、紙の上。「自閉症の人は話しが苦手」というイメージだったが、初めて会う憲満さんは饒舌だった。
海外からも評価された23歳の憲満さん。いちばん気がかりなのは、いずれ親が亡くなったとき、果たして独りで生活できるのか?
この映画は、障がい者アートがテーマではない。ひとりの青年が感情の揺れや困難に立ち向かいながら、勇気を出して新たな一歩を踏み出す、その過程を丹念に描きたかった。映画を観終わったあと、観た人が古久保憲満さんに興味を抱き、健常と障がいの間に横たわる垣根が少しでも取り払われてくれればと願っている。」監督:近藤剛

古久保憲満(こくぼのりみつ) バイオグラフィー

1995年 滋賀県東近江市生まれ。3歳のころから絵を描き始める。小学校1年の終わりに発達障がい(高機能自閉症)と診断される。
2007年 体験入学をきっかけに滋賀県立八日市養護学校中等部に入学。模造紙、カレンダーの裏に絵を描くが、紙が足りないとセロハンテープで継ぎ足していた。
2010年 高等部進学。美術の馬場(ばんば)功先生に、大きい紙に描くことを勧められ、縦1.6m×横10mのロール紙と格闘し始める。刑務所、宇宙など気になることはインターネットで徹底的に調べた。
2014年 スイスの美術館「アール・ブリュット・コレクション」のサラ・ロンバルディ館長が来日。滋賀県で憲満に会い絵の寄贈を求める。翌年同美術館に招待され、5点を寄贈した。
2016年5月 10mの絵「3つのパノラマパーク」が完成。

<主な受賞歴>
2010年 「かんでんコラボアート21」最優秀賞
2011年 「第17回全国公募展2011」服部正賞
2012年 「第21回全日本アートサロン絵画大賞展」自由表現部門優秀賞

<主な展覧会>
2011年 「ポコラート全国公募展2011」アーツ千代田3331(東京)
2012年 ヨーロッパ巡回展「Art Brut from Japan」ドルハウス美術館(オランダ)
2015年 「Architectures Collection」アール・ブリュット・コレクション(スイス)
2018年 企画展「古久保憲満の世界」(滋賀県八日市市)

描きたい、が止まらない 描きたい、が止まらない 描きたい、が止まらない

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1700 ¥1100 ¥800
会員 ¥1400 ¥1100 ¥800

ヨーゼフ・ボイスは挑発する

ヨーゼフ・ボイスは挑発する

©2017 zero one film, Terz Film

2017年/ドイツ/107分/DCP/配給:アップリンク
原題:Beuys
監督・脚本:アンドレス・ファイエル
出演:ヨーゼフ・ボイス、キャロライン・ティズダル、レア・トンゲス・ストリンガリス、フランツ・ヨーゼフ・ヴァン・デル・グリンテン、ヨハネス・シュトゥットゲン、クラウス・シュテーク

公式ホームページ

第二次世界大戦後のドイツ。
美術館を飛び出し革命を叫んだ芸術家、ヨーゼフ・ボイス

白黒テレビに映し出される討論番組でフェルトの帽子を被った一人の芸術家が苛立ち、叫ぶ。「今は民主主義がない、だから俺は挑発する!」
彼の名前はヨーゼフ・ボイス。初期フルクサスにも参加し、“脂”や“フェルト”を使った彫刻やパフォーマンス、観客との対話を作品とするボイスの創造(アート)は美術館を飛び出し、誰もが社会の形成のプロセスに加わるべきだと私たちに訴える。既存の芸術が持つ概念を拡張するその思想が世界中に大きな議論とセンセーションを巻き起こし、「社会を彫刻する」という、貨幣経済や権力に管理された社会を創造性によって作り直そうとする試みは、バンクシーを始めとする現在のアーティストにも脈々と受け継がれている。

今、ボイスの言葉たちが時を超え、再び私たちを挑発する

腕に抱いた死んだ野ウサギを絵画に触れさせ、その説明を行う「死んだうさぎに絵を説明する方法」(1965年)、アメリカ先住民の聖なる動物“コヨーテ”と共にNYのギャラリーに籠り1週間暮らす「私はアメリカが好き、アメリカも私が好き」(1974年)など、そのセンセーショナルなパフォーマンスや、テレビの討論番組で繰り広げた評論家たちとの挑発的な議論から、異端のアーティスト、トリックスター扱いをされた。
ボイスは自ら「芸術概念の拡張」をも体現。1971年、教授をつとめるデュッセルドルフ芸術アカデミーにて「基本的人権に反する入学許可数の制限は、公平に解決するべき」と、学生らともにアカデミー事務局を占拠。1979年には、エコロジー運動、反原発・反核運動、学生運動、フェミニズム運動を背景に結成された政党「緑の党」に参加。

世界中を撹乱し「芸術」を変えたヨーゼフ・ボイス。彼の肉声やパフォーマンス映像は、30年以上前のものであるにも関わらず、生々しく力強い。 未公開の音声や映像など膨大な数の資料と、新たに撮影された関係者へのインタビュー映像で創られた、ボイスの芸術と知られざる”傷”を見つめるドキュメンタリー

ヨーゼフ・ボイスは挑発する ヨーゼフ・ボイスは挑発する ヨーゼフ・ボイスは挑発する ヨーゼフ・ボイスは挑発する

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

ナディアの誓い ‐ On Her Shoulders

ナディアの誓い

©RYOT Films

2018年/アメリカ/95分/配給:ユナイテッドピープル
原題:On Her Shoulders
監督: アレクサンドリア・ボンバッハ
出演:ナディア・ムラド、ムラド・イスマエル、アマル・クルーニー 他

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,300円を当館受付にて発売中!
特典:オリジナルポストカードをプレゼント!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

イラク北部でISISによる虐殺と性奴隷から逃れ、人々の希望となった23歳のナディアに密着した感涙のドキュメンタリー

ノーベル平和賞2018 の受賞者で23 歳のナディア・ムラドは2014年8月までイラク北部の小さく静かな村、コチョ村で母と兄弟姉妹達と幸せに暮らしていた。しかし、ISIS(イスラム国)がやって来て、少数民族ヤジディ教徒の虐殺が始まる。殺されるだけではない。捕まった少女や女性は戦利品として売買や交換の対象となった。ナディア達も捕らえられ、母親と6人の兄弟は殺されてしまう。彼女は性奴隷として3ヶ月扱われた末、脱出に成功し、ドイツに逃れる。そしてナディアは2015年12月の国際連合安全保障理事会で、ISIS虐殺や性暴力についての証言を行い、ヤジディ教徒の希望の存在となる。

少し前までは、どこにでもいるような普通の女の⼦だったナディアの夢は、自分の村で美容室を開くことだった。普通の生活に戻る日を待ち望みながらも、故郷を奪い、家族も殺したISISの虐殺を止め、まだ捕らえられている同胞や、世界中の性暴力被害者のため、彼女は表舞台に立ち続けることを決意する。そして彼女は痛ましい体験を、苦しみながらも繰り返しジャーナリスト、政治家、そして外交官に訴え続けた。カメラは冷静に数々の困難に⾟抱強く立ち向かっていくナディアに密着し、ギリシャの難民キャンプや国連本部でのスピーチまでを追っていく。そして、彼女の揺るぎない決意を浮き彫りにしていく。

ナディアの誓い ナディアの誓い ナディアの誓い

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

風たちの午後 デジタルリマスター版

風たちの午後 デジタルリマスター版

©2019 映画「風たちの午後デジタルリマスター版」製作委員会

2019年/日本/105分/DCP/配給:映画24区
監督:矢崎仁司
脚本:長崎俊一・矢崎仁司
撮影:石井勲・小松原淳
出演:綾せつこ、伊藤奈穂美、阿竹真理、杉田陽志

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

1980年、世界を席巻した矢崎仁司監督伝説の処女作が、40年の時を経て蘇る―

『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督が、1980年に仲間たちと自由な発想で完成させたデビュー作『風たちの午後』。
「女の子が女の子を好きになる」というセンセーショナルな作品が、当時の日本から生まれたことは世界中に衝撃を与えた。ヨコハマ映画祭自主製作映画賞に輝き、エジンバラ国際映画祭、モントリオール世界映画祭などいくつもの海外の映画祭を駆け巡った。
16mmフィルムで撮影されている為に映像や音声の激しい劣化があり、また音楽の著作権問題から上映ができず長く封印されてきた本作。国内外からの熱い上映オファーとファンの支援を受け、ついにデジタルリマスター版『風たちの午後』として奇跡の修復が実現。40年の時を経て、スクリーンに蘇る!

見えない恋、聴こえる愛。

ルームメイトの美津の誕生日。夏子は、お揃いの乙女座のネックレスとバラの花を買って来る。しかしアパートの窓には、白いハンカチが下がっていた。それは美津の恋人・英男が部屋に来ている合図だった。
ひそかに美津を愛してしまった夏子は、美津を独り占めしようと思うがゆえに英男に近づこうとするが、やがて二人の関係は・・・

愛が動機ならやっちゃいけないことは何一つない

【矢崎仁司監督からのメッセージ】
「正確に覚えていないけど「映画は人と同じで歳月とともに死んでいく」という鈴木清順監督の言葉が好きだ。だからリマスターを作るより、新作を生み続けていたいと思っていた。
凡そ40年前、日本大学の学生だった頃、この『風たちの午後』を自主制作した。聞こえてくる音を幽かに残し、「観る」ことの映画を作りたかった。上映中の音量を下げるために、すべての上映に付き添った。だから日本中の各地を旅して、この映画の観客に出会った。初めての海外は、エジンバラ国際映画祭だった。
この映画を作ったことで、デレック・ジャーマン監督、侯孝賢監督、楊德昌監督に出会えた、思い出深い作品です。 また、ニューヨークでは、矢崎が女性なら、シャンタル・アケルマンやマルグリット・デュラスに匹敵すると言われ、作り手の性別を超えた記念すべき作品と評価されました。
今も、ロンドン、香港などのゲイ・フィルム・フェスティバルから上映を熱望されているのに、フィルムの劣化と音楽の問題などがあり、皆さんに観て頂くチャンスがなくなってしまったのが残念でした。
この度、ABCライツビジネスさんや映画24区さんと、皆さんの力を借りて、もう一度、世界のスクリーンに映すことが出来ることは心から嬉しいです。また、世界中のこの映画の観客に会え、新たなエネルギーを、新作に注ぎこみたい。
ストーカーやLGBTなどの言葉すらなかった頃、人が人を愛することを、愛が動機ならやっちゃいけないことは、何一つないと信じて作った作品を、今の人たちに観てもらいたいと強く思います。」

風たちの午後 デジタルリマスター版 風たちの午後 デジタルリマスター版 風たちの午後 デジタルリマスター版

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800