現在上映作品

7/27(土)~

プロミスト・ランド

プロミスト・ランド

©︎飯嶋和一/小学館/FANTASIA

2024年/日本/89分/配給:マジックアワー/リトルモア
脚本・監督:飯島将史
原作:飯嶋和一「プロミスト・ランド」(小学館文庫「汝ふたたび故郷へ帰れず」収載)
エグゼクティブプロデューサー:原田満生
音楽:安川午朗
撮影:大塚亮
出演:杉田雷麟、寛一郎、三浦誠己、占部房子、渋川清彦、小林薫

公式ホームページ

イベント情報
7/28(日)13:45回上映後、飯島将史監督、杉田雷麟さんの舞台挨拶がございます。

若者たちは たったふたりで 禁じられた熊狩りに挑む
壮麗な大自然の中 本気で生きる感覚を解き放つ

春の東北、マタギの伝統を受け継ぐ山間の町。高校を出て親の仕事を手伝う20歳の信行は、この土地の閉鎖的な暮らしに嫌気が差しながらも、流されるままに日々を送っていた。そんなある日、マタギ衆の寄り合いで、熊狩りを指揮する親方の下山が一同に意外な言葉を告げる。「今年はどうも申請が通らねえみたいだ」。熊が減っていることを理由に、役所から今年の熊狩りを禁止する通達が来たというのだ。違反すれば密猟とみなされ、マタギとして生きる道を閉ざされてしまう。皆が落胆しながらも決定を受け入れるなか、ただひとり、信行の兄貴分の礼二郎だけは、頑なに拒み続ける。後日、礼二郎から呼び出された信行は、ふたりだけで熊狩りに挑む秘密の計画を打ち明けられ…。

原作は第40回小説現代新人賞を受賞した飯嶋和一「プロミスト・ランド」。主演には若き実力派、杉田雷麟と寛一郎の強力なタッグが実現。三浦誠己、占部房子、渋川清彦、小林薫ら円熟のベテラン俳優陣が勢揃いした。監督は日本映画界の硬派な血筋を継承する飯島将史。本作の舞台となる山形県庄内地方のマタギ衆に密着したドキュメンタリー『MATAGI-マタギ-』(03)に続く本作で劇映画デビューを飾る。また本作は、キネマ旬報ベスト・テン第1位(日本映画作品賞)ほか数々の映画賞に輝いた『せかいのおきく』(阪本順治監督)に続く、YOIHI PROJECT第2弾作品となる。


プロミスト・ランド プロミスト・ランド プロミスト・ランド

上映日時

7/27(土)~8/2(金) 8/3(土)、8/4(日) 8/5(月)、8/6(火) 8/7(水) 8/8(木)、8/9(金)
13:45-15:20 20:05-21:35
レイト割画像
19:40-21:10 20:00-21:30 19:40-21:10

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800

7/27(土)~1週間限定

イーちゃんの白い杖 特別編

イーちゃんの白い杖

©テレビ静岡

2023年/日本/108分/配給:浜松市民映画館シネマイーラ/配給協力:コピアポア・フィルム
監督:橋本真理子
撮影:杉本真弓
編集:大澤裕也
音楽:川口カズヒロ(DATSUN320)
語り:春風亭昇太
プロデューサー:日比野雅彦・永井学
制作:テレビ静岡

公式ホームページ

本作はUDCast対応作品となっております

イベント情報
7/27(土)10:00回上映後、小長谷唯織さん(イーちゃん)、橋本真理子監督の舞台挨拶がございます。

「命は、ひとつ」そう教えてくれたのは、重い障がいをもつ弟でした。
家族、友だち、恋人……すべての出会いが、イーちゃんを強くする。

静岡県に暮らす、生まれつき目が見えないイーちゃん(小長谷唯織)と、重い障がいをもつ2歳下の弟・息吹。遡ること25年前、盲学校に通うイーちゃんは次第に「どうして自分だけ違うのか」と疑問を抱き始める。たくさんの友だちと離れ離れになり、いじめを経験し、大好きなピアノに触れても晴れない心……。自殺という二文字が頭をよぎったとき、隣には病と向き合い前進し続ける弟がいた。次々にやってくる挫折や苦難、数えきれないほど立ちはだかる壁をひとつずつ乗り越えた先に、幸せはやってくる。

2018年に静岡3映画館で公開後、翌年には東京でも公開され観客を感動の渦に包み込んだ『イーちゃんの白い杖』。新たな映像も追加された『特別編』は2024年1月から2月にかけフジテレビ系列28局で放送されるやいなや、「涙が止まらない」「勇気をもらえた」「感銘を受けた」と絶賛の声が続々と上がった。2023年日本民間放送連盟賞 テレビ・グランプリを受賞した心震わすTVドキュメンタリーがいま、スクリーンで上映される。


イーちゃんの白い杖 イーちゃんの白い杖 イーちゃんの白い杖

上映日時

7/27(土)~8/2(金)
10:00-11:55

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800

7/27(土)~1週間限定

ブルーを笑えるその日まで

ブルーを笑えるその日まで

©2023 ブルーを笑えるその日まで

2022年/日本/99分/配給:映日果人
脚本・監督:武田かりん
撮影:上野陸生
照明:稲葉俊充
美術:野中茂樹
主題歌:RCサクセション『君が僕を知ってる』(Licensed by USM JAPAN, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY)
出演:渡邉心結、角心菜、丸本凛、成宮しずく、佐藤ひなた、夏目志乃、片岡富枝、宮原俐々帆、根本拓洋、鳥谷宏之、土屋いくみ、若林秀敏、松澤可苑、荒澤智也

公式ホームページ

イベント情報
7/27(土)20:00回上映後 武田かりん監督、NEW夏目志乃さんの舞台挨拶がございます。

ひとりぼっちの女の子が出会ったのは、ひとりぼっちの私でした。
魔法の万華鏡で繋がる二人だけの青春ファンタジー物語

安藤絢子(アン)は学校には馴染めない、ひとりぼっちの中学生。薄暗い立ち入り禁止の階段が唯一の居場所だった。そんなある日、不思議な商店で魔法の万華鏡を貰う。それを覗くと立入禁止の扉が開きその先の屋上には同じ万華鏡を持った生徒、アイナがいた。二人はすぐに仲良くなり夢のような夏休みを送るのだが、屋上には「昔飛び降り自殺した生徒の幽霊が出る」という噂があった。その幽霊がアイナなのではないかと疑念を抱きながらもお互いにとってかけがえのない存在になっていくのだが・・・

いつかタイムマシーンが発明されたら、
大人になった私はきっと、今の私を助けにきてくれる

ひとりぼっちの女の子同士が出会い、初めての友だちと過ごす、”夢のような夏休み”。しかし、そんな楽しかった夏休みも終わりに差し掛かる。8月31日、新学期が憂鬱な彼女たちは、ある行動を起こすのだった——
本作は、自身のコンプレックスであった中学時代の記憶をモチーフに学校という小さな世界で感じる孤独へ向けて、監督自身が夢を叶える映画だ。武田かりん監督は、本作が初長編作品ながら「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023国内コンペティション長編部門」にノミネートされるなど今後の活躍が期待されている。主人公のアンを演じるのは渡邉心結、もう一人の主人公のアイナを演じるのは角心菜。本作が映画初主演となるフレッシュな二人が鮮やかに演じている。また、主題歌のRCサクセションの名曲『君が僕を知ってる』が、二人の苦しみに優しく寄り添う。「映画というタイムマシーンに乗って、あの頃の私と君の元へ届けたい」そんな切実な想いが詰まった “夏休み青春ファンタジー映画”が誕生した。


ブルーを笑えるその日まで ブルーを笑えるその日まで ブルーを笑えるその日まで

上映日時

7/27(土)~8/2(金)
20:00-21:45

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800

7/20(土)~

#つぶやき市長と議会のオキテ

つぶやき市長と議会のオキテメイン写真

© 広島ホームテレビ

2024年/日本/106分/配給:きろくびと
監督:岡森 吉宏
プロデューサー:⽴川 直樹
編集:⽥中 実⽣
音楽:前⽥ 陽⼀(BRIO)
製作:広島ホームテレビ

公式ホームページ

イベント情報
7/20(土)10:15回上映後、立川直樹プロデューサーの舞台挨拶がございます。

“つぶやき”が巻き起こした騒動――
新市長の政治改革は、議会や市民、そして未来へつながるのか?

広島県北部に位置する人口26,000人余りの安芸高田(あきたかた)市。過疎・高齢化が進む小さな地方都市で、2019年参議院議員選挙の際の河井克行・案里夫妻による大規模買収事件で、現金を受け取った当時の市長と市議3人が辞職した。2020年8月に急きょ実施された市長選で、市民が選んだのは、政治経験ゼロ、元銀行員の37歳・石丸伸二だった。石丸市長は、「政治の見える化」を掲げ、ツイッター(現X)での情報発信を積極的に行い、市民からの期待も高まるが、最初の議会から紛糾する。効率的で持続可能な市政を目指し、非合理的と判断した事業の中止や新しい政策を次々と打ち出す新市長と、従来の手順を重んじる議員たちとの溝が深まるなか、石丸市長のある投稿をきっかけに、議会は思わぬ方向へ展開していく――。

ネットをざわつかせ900万回以上再生された番組の劇場版

地元ローカル局・広島ホームテレビが石丸市長当選から数百時間にわたって安芸高田市政に密着取材を行い、2021年11月にテレビ朝日系列の「テレメンタリー」で30分番組を放送。番組は好評を博し、翌年の春に50分版を放送すると、その後アーカイブ配信が900万回以上の再生回数を記録した。
「是々非々で」といいながら、どうして市長と議会に軋轢が生まれたのか。なぜ“広島県安芸高田市議会の騒動”が、ここまで全国的な注目を集めたのか。 満を持しての劇場版となる本作は、TV放送では入らなかった市民の動きや、その後の取材を大幅に加え再構成した。いち地方議会の問題から見えてくる、この国のいたるところにはびこる”オキテ”とは?
*是々非々…「良いことは良い」「悪いことは悪い」と言って公平な立場で物事を判断すること


#つぶやき市長と議会のオキテ つぶやき市長と議会のオキテ #つぶやき市長と議会のオキテ

上映日時

7/20(土)~7/26(金) 7/27(土) 7/28(日)~8/2(金)
10:15-12:10 15:40-17:26 15:30-17:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800

7/20(土)~

リトル・エッラ

リトル・エッラ画像

© 2022 Snowcloud Films AB & Filmbin AS

2022年/スウェーデン・ノルウェー/81分/カラー/スウェーデン語・英語/フラット/5.1ch/映倫G/配給:カルチュアルライフ/宣伝:VALERIA
原題:LILL-ZLATAN OCH MORBROR RARING
監督:クリスティアン・ロー
出演:アグネス・コリアンデル、シーモン・J・ベリエル、ティボール・ルーカス 他
日本語字幕:高橋彩
字幕監修:速水望
後援:スウェーデン大使館・ノルウェー大使館

公式ホームページ

『ロスバンド』のクリスティアン・ロー監督が
スウェーデンを舞台に描くエッラのいたずらな感動ストーリー

原作は国内外で高い人気を誇るスウェーデン出身の絵本作家ピア・リンデンバウムの『リトルズラタンと大好きなおじさん(未訳)』。絵本の世界からそのまま飛び出してきたような個性豊かなキャラクターたちから目が離せない。主人公エッラを愛らしく演じたのは本作で長編映画デビューを果たしたアグネス・コリアンデル。彼女を支える俳優陣は、映画『コールガール』やドラマシリーズ『犯罪心理分析官インゲル・ヴィーク』などで知られるシーモン・J・ベリエル、日本でも放送された実写版『長くつ下のピッピ』のピッピ役として有名なインゲル・ニルセンなど。そしてメガホンを取ったのは子どもや家族をテーマに魅力あふれる作品を作り続け、日本でも公開された『ロスバンド』で高い評価を得たクリスティアン・ロー。そんな彼が子どもの目線で世界をとらえた作品を再び世に送り出す。

友達なんていらないって思っていたけど。

人と仲良くするのが苦手な人もいる。特にエッラにとっては難しいことだった。エッラが唯一仲良くできるのは、おじさんで“永遠の親友”であるトミーだけ。両親が出かけている間、トミーと過ごすのを楽しみにしていたエッラだったが、夢の1週間は悪夢へと変わってしまう!オランダからトミーの恋人スティーブがやってきたのだ。トミーとスティーブは英語で話すため、何を話しているのか全く分からないエッラ。のけ者にされたような気分になり、トミーを取られるのではないかと気が気でない。親友を取り戻したいエッラは、彼女と友達になりたがっている転校生オットーの力を借りてスティーブを追い出すための作戦を実行するのだが…


リトル・エッラ画像 リトル・エッラ画像

上映日時

7/20(土) 7/21(日)~7/26(金) 7/27(土)~
12:30-13:51 12:20-13:50 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800

7/13(土)~

ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~

ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~

©「ゲバルトの杜」製作委員会(ポット出版+スコブル工房)

2024年/日本/134分/配給:ノンデライコ
監督・企画・編集:代島治彦
原案:樋田 毅『彼は早稲田で死んだ』文藝春秋刊
撮影:加藤孝信
プロデューサー:沢辺均
音楽:大友良英
劇パート脚本・演出:鴻上尚史
劇パート出演:望月歩、遠藤琴和ほか
出演:池上彰、佐藤優、内田樹、樋田毅、青木日照、二葉幸三、藤野豊、永嶋秀一郎、林勝昭、岩間輝生、吉岡由美子、大橋正明、臼田謙一、野崎泰志、岡本厚、冨樫一紀、石田英敬

公式ホームページ

イベント情報
7/13(土)13:50回上映後、代島治彦監督の舞台挨拶がございます。

学生運動終焉期にエスカレートした“内ゲバ”の嵐――
革命を志した若者たちはなぜ殺しあわなければならなかったのか?

現在から約50年前、1972年11月8日に早稲田大学文学部キャンパスでひとりの若者が殺された。第一文学部2年生の川口大三郎君。文学部自治会を牛耳り、早大支配を狙う新左翼党派・革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)による凄惨なリンチが死因だった。好奇心旺盛な普通の若者だった川口君は、なぜ殺されねばならなかったのか。
川口君リンチ殺人事件に怒った早大全学の一般学生はすぐに立ちあがった。革マル派を追放して自由なキャンパスを取り戻し、民主的な自治会を作ることを目的とした「早大解放闘争」が始まり、世間の注目を集める。それは「内ゲバ」の時代を終わらせ、新しい学生運動を生み出す可能性を秘めた闘いのはずだった。しかし革マル派の「革命的暴力」の前に一般学生は敗れ去り、わずか一年でその闘争は収束する。そして皮肉にも川口君リンチ殺人事件を機に革マル派と中核派の「内ゲバ」は、社青同解放派(日本社会主義青年同盟解放派)をも巻き込む形でエスカレートしてゆく。結果として、100人を超えた「内ゲバ」の犠牲者たちは、なぜ死ななければならなかったのか。理想に燃えた約50年前の若者たちが犯した失敗を、理想に燃える未来の若者たちが二度と繰り返さないために、私たちは知らなければならない。
★内ゲバ=内部ゲバルトの略。ゲバルトはドイツ語で「暴力」を意味する。一般的には日本の学生運動や新左翼党派間での暴力を行使した党派闘争を指す。

内田樹、池上彰、佐藤優と当事者たちが“あの時代”を語り、
鴻上尚史・演出の短編劇が炙り出す“内ゲバ”の不条理
死んでいった者たちと生き残った者たちの、悔恨と鎮魂を刻印するミクスチャー・ドキュメンタリー

これまでほとんど語られてこなかった「内ゲバ」の真相に、当事者の視点から切り込んだ書籍『彼は早稲田で死んだ』(著:樋田毅/文藝春秋)との出会いから本作の製作は始まった。1972年当時若者だった、現在は70代前後の当事者たちの貴重な証言が積み重ねられていく一方で、「内ゲバとは何だったのか?」という大きな疑問がひろがってゆく。その疑問を現代に手繰り寄せるために、川口くん事件を再現する短編劇パートも製作。演出は、学生運動を題材にした演劇を数多く発表してきた鴻上尚史、そして演じるのは今まさに生きている20代の若者たち。約50年を経て交差する記憶とアクションによって、その大きな疑問の答えにたどり着けるのか。
監督は、『三里塚に生きる』『三里塚のイカロス』『きみが死んだあとで』で、新左翼闘争が渦巻いた“あの時代”を描き続けてきた代島治彦。徐々に過去の歴史になりつつある時代の記憶と体験を、四たびドキュメンタリー映画に凝縮した。音楽は、代島監督作品には欠かせない大友良英が担当。激情と悔恨が織り混ざった楽曲が、本作全体を覆う暴力と無力感、そして相反する鎮魂のイメージが奏でられる。「内ゲバ」を巡る不条理と、“あの時代”の熱量と悔恨を、立体的な手法で刻印したミクスチャーなドキュメンタリー映画がここに誕生した。


ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~ ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~ ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~

上映日時

7/13(土)~7/19(金) 7/20(土)~7/26(金) 7/27(土)~
13:50-16:10 14:00-16:20 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800