現在上映作品

10/12(土)~1週間限定

鉄男

平成の幕開けとともに誕生した『鉄男』は、節目の年に30年を迎えました。
映像と音響で魅せる『鉄男』シリーズにとって、横浜シネマリンはもってこいの上映環境!この機会に当館で身体が包み込まれるような感覚を体感し、『鉄男』を堪能していただければ幸いです。

©1993 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

鉄男

1989年/モノクロ/スタンダード/67分/BD/製作・配給:海獣シアター
監督・脚本・撮影・特殊効果・美術・照明・編集:塚本晋也
助監督・撮影・衣裳:藤原京
音楽:石川忠
出演:田口トモロヲ、藤原京、叶岡伸、塚本晋也、六平直政、石橋蓮司

ローマ国際ファンタスティック映画祭でグランプリを獲得し、塚本の名を一躍世界に知らしめた16ミリ作品。当時隆盛となる人間とテクノロジーの相克を描くSFジャンル、サイバーパンクの日本における先駆で、鉄雄という名の少年が主人公の大友克洋「AKIRA」と共に、日本のカルト・スタンダードとなった。
ある朝、サラリーマンの男は頬に金属のトゲのようなニキビが出来ていることに気づく。次第に金属に侵蝕されていく男の肉体。かつて男がひき逃げした“やつ”は、復讐を果たすために男のもとへ向った。終わりのないメタルサイキック戦争が始まる。

©1993 TOSHIBA-EMI・KAIJYU THEATER

鉄男Ⅱ BODY HAMMER

1992年/カラー/モノラル/スタンダード/82分/R15指/BD/製作・配給:海獣シアター・東芝EMI
製作・監督・脚本・撮影・美術・照明・編集:塚本晋也
音楽:石川忠
特殊メイク・造形:小田尚、高濱幹、渋谷陽
出演:田口トモロヲ、叶岡伸、塚本晋也、金守珍、手塚秀影

『鉄男』のSFアクション版。塚本はこの映画を持って1年がかりで世界中の映画祭を廻り、後の日本映画海外進出の先駆けとなる。ポルト、ブリュッセル、タオルミナ、シッチェス、モントリオール、ゆうばり、高崎などの映画祭で受賞多数。
谷口は、8歳で他人の家に貰われるまでの幼い記憶を失している。今は妻、3歳の息子と共にハイテクなマンションで平穏に暮らしている。その幸福な一家に、不気味なスキンヘッドの二人組と、二人を司る“やつ”が忍び寄る。息子が殺害され、次第に完璧な人間銃器と化す谷口。“やつ”との壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされる。

©TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009
本作品は劇場公開時にPG12指定を受けました

鉄男 THE BULLET MAN

2009年/カラー/ドルビーデジタル/ヨーロピアンビスタ/71分/全篇英語、日本語字幕/BD/製作:TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009/配給:アスミック・エース エンタテインメント
監督・撮影・美術・造形・編集:塚本晋也
音楽:石川忠
出演:エリック・ボシック、桃生亜希子、中村優子、ステファン・サラザン、塚本晋也

『鉄男』から20年、“鉄男アメリカ”としてクエンティン・タランティーノも製作に名乗りを上げた幻のプロジェクト。『鉄男Ⅱ』同様、過去2作の続編でもリメイクでもない。主役にアメリカ人俳優を据え、全篇英語の作品として製作された。
東京で外資系企業に勤めるアンソニーは、妻ゆり子、3歳の息子トムと幸せな生活を送っていた。ある日、謎の男が運転する車にトムが轢き殺されてしまい、アンソニーは次第に感情のコントロールを失い、身体が鋼鉄と化していく。そこに謎の男“ヤツ”が現れ、あらゆる“謎”が交錯するとき、東京を飲み込む巨大なエネルギーの噴射が始まる。

当日料金

一般¥1,500/会員¥1,200/大専・シニア¥1,100/高校生以下¥800

鉄男Tシャツを着て30周年を盛り上げよう!

上映期間中、劇場にてお買い求めいただけます!

販売価格 各¥2,880(税抜)

上映スケジュール

10/12(土) 10/13(日) 10/14(月) 10/15(火) 10/16(水) 10/17(木) 10/18(金)
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男18:30-19:45
鉄男
鉄男Ⅱ BOD YHAMMER20:00-21:30
鉄男Ⅱ BODY HAMMER
鉄男 THE BULLET MAN20:00-21:20
鉄男 THE BULLET MAN
鉄男Ⅱ BOD YHAMMER20:00-21:30
鉄男Ⅱ BODY HAMMER
鉄男 THE BULLET MAN20:00-21:20
鉄男 THE BULLET MAN
鉄男Ⅱ BOD YHAMMER20:00-21:30
鉄男Ⅱ BODY HAMMER
鉄男 THE BULLET MAN20:00-21:20
鉄男 THE BULLET MAN
鉄男Ⅱ BOD YHAMMER20:00-21:30
鉄男Ⅱ BODY HAMMER

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10/12(土)~

聖なる泉の少女

聖なる泉の少女

© BAFIS and Tremora 2017

2017年/ジョージア・リトアニア合作/91分/配給:パンドラ
原題:NAMME
監督・脚本:ザザ・ハルヴァシ
撮影監督:ギオルギ・シュヴェリゼ
日本版字幕:山門珠美
協力:はらだたけひで
後援:在日ジョージア大使館
出演:マリスカ・ディアサミゼ、アレコ・アバシゼ、エドナル・ボルクヴァゼ、ラマズ・ボルクヴァゼ、ロイン・スルマニゼ

公式ホームページ

妙なる静けさが心にしみわたるーー
自然と人の神秘なる交感

ジョージアの南西部、トルコとの国境を接するアチャラ地方の山深い村が舞台である。村には人々の心身の傷を癒してきた聖なる泉があり、先祖代々、泉を守り、水による治療を司ってきた家族がいた。儀礼を行う父親は老い、三人の息子はそれぞれ、キリスト教の一派であるジョージア正教の神父、イスラム教の聖職者、そして、無神論の科学者に、と生きる道が異なっていた。そして父親は一家の使命を娘のツィナメ(愛称ナーメ)に継がせようとしていた。その宿命に思い悩むナメ。彼女は村を訪れた青年に淡い恋心を抱き、他の娘のように自由に生きることに憧れる。一方で川の上流に水力発電所が建設され、少しずつ、山の水に影響を及ぼしていた。そして父とナメは泉の変化に気づくのだった…。

霧に包まれた森と湖に描かれる
太古から語り継がれた物語

『聖なる泉の少女』はジョージアのアチャラ地域に昔から口承で伝わってきた物語に基づいた作品である。
「むかしむかし、泉の水で人々の傷を癒していた娘がいました。いつしか彼女は他の人々のように暮らしたいと願い、自らの力を厭うようになりました。そしてある日…」
霧に包まれた森と湖、美しく幽玄な自然を映した詩的映像、清冽で限りなく静謐な世界に映し出される太古から語り継がれた物語―本作は、古代の信仰の世界を通して、人と風土の内面的な絆の深さ、そこから生まれる神話的世界を描く。自然と人との霊的な交感を描き、心の世界を置き去りにした今日の物質文明に異議を投げかける。

聖なる泉の少女 聖なる泉の少女 聖なる泉の少女

上映日時

10/12(土)~10/18(金) 10/19(土)~10/25(金) 10/26(土)~11/1(金)
13:50~15:25 12:45~14:20 18:00~19:35

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

10/5(土)~

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

©2017 EX LIBRIS Films LLC – All Rights Reserved

2017年/アメリカ/205分/DCP/配給:ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
原題:Ex Libris – The New York Public Library
監督・録音・編集・製作:フレデリック・ワイズマン

公式ホームページ

トークイベント
初日10/5(土)13:10回上映後、横浜市中央図書館企画運営課係長 山内正伸さんをお迎えし、「横浜市中央図書館の魅力」についてお話いただきます。
*本作の上映は「なか区ブックフェスタ2019」参加企画です。

〈世界で最も有名な図書館〉の舞台裏へ

世界中の図書館員の憧れの的であり、ニューヨーク有数の観光スポット。荘厳なボザール様式の建築で知られる本館を含む計92の図書館からなる世界最大級の〈知の殿堂〉、ニューヨーク公共図書館。
この図書館はニューヨーク市民の生活に密着した存在でもある。その活動は、「これが、図書館の仕事!?」と、私たちの固定観念を打ち壊し、驚かす。たとえば、デジタル社会に人々が取り残されないようにするネット環境の整備から就職活動のサポート、シニアのダンス教室から子供たちの教育まで信じがたいほどに幅広い。また、映画には、リチャード・ドーキンス博士、エルヴィス・コステロやパティ・スミスなど著名人も多数登場する。そしてカメラは、図書館の内側の、観光客は決して立入れないSTAFF ONLYの舞台裏を見せていく。図書館の資料や活動に誇りと愛情をもって働く司書やボランティアたちの姿。舞台裏のハイライトとも言える、何度も繰り返される幹部たちの会議。公民協働のこの図書館がいかに予算を確保するのか。いかにしてデジタル革命に適応していくのか。ベストセラーをとるか、残すべき本をとるのか。紙の本か電子本か。ホームレスの問題にいかに向きあうのか。丁々発止の意見のやりとりから目が離せない。

ドキュメンタリーの巨匠 フレデリック・ワイズマン第41作

監督は2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン。
1967年の第1作以来、89歳となる現在にいたるまで1年~1年半に1本のペースで新作を発表。2018年のヴェネツィア国際映画祭で第42作にあたる最新作を発表したばかりの“生ける伝説”。
12週間に及んだ撮影から、この場面の次はこの場面しかないという厳格な選択による神業のような編集により、図書館の現実を浮き彫りにするとともに、その場に集う多種多様な民族を映し出し、必然的にアメリカが現在置かれている状況を明らかにする。この図書館が世界で最も有名である〈理由〉を示す事で、公共とは何か、ひいてはアメリカ社会を支える民主主義とは何かをも伝える。デジタル化による本離れが加速し、「未来に図書館は必要ない」という意見さえ聞かれる現代に、ワイズマンはこんな登場人物の言葉をさし示す。「彼らは図書館の進化を知らない」。
図書館の未来が重要な意味を持つ、必見の傑作ドキュメンタリー。

ニューヨーク公共図書館(NYPL)とは?

マンハッタン、五番街と42丁目との交差点に位置し、荘厳なボザール様式建築によって観光名所としても名高い本館〈スティーブン・A・シュワルツマン・ビル〉を含む、研究目的のために公開されている4つの研究図書館、そして地域に密着した88の分館を合わせた92の図書館のネットワーク。
1911年に本館が竣工し、アンドリュー・カーネギーらの寄付により、各所に分館を増設してきた。人文科学、社会科学、及び、美術において世界有数の蔵書を誇り、総計6,000万点ものコレクションが所蔵されている。利用は原則として無料であり、ニューヨーク市に在住、あるいは勤務している者であれば誰でも会員になることができる。
名称に「パブリック(public)」と入っているが、独立法人であり、財政的基盤は市の出資と民間の寄付によって成り立っている。ここでいうパブリックとは「公立」という意味ではなく、「公共」(一般公衆に対して開かれた)という意味に当たる。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

上映日時

10/5(土)~10/11(金) 10/12(土)~10/18(金)
13:10~16:50 ※10/6のみ13:20~16:55 10:00~13:40

※途中休憩あり

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥2000 ¥1500 ¥1200
会員 ¥1500 ¥1500 ¥1200

※招待券、ポイントカードによる鑑賞不可

10/5(土)~

東京干潟

東京干潟

© 2019 TOKYO HIGATA PROJECT

2019年/日本/83分/HD/配給:TOKYO HIGATA PROJECT
製作:TOKYO HIGATA PROJECT
監督・撮影・編集:村上浩康

公式ホームページ

舞台挨拶&トークイベント
◉初日10/5(土)、吉田唯義さん(『蟹の惑星』出演)、村上浩康監督の舞台挨拶がございます!
◉10/6(日)、飯田基晴さん(『あしがらさん』『犬と猫と人間と』監督)、土屋トカチさん(『フツーの仕事がしたい』『アリ地獄天国』監督)、村上監督のトークイベントがございます!
◉10/8(火)、村上浩康監督の舞台挨拶が決定しました!
◉10/10(木)、シジミのおじいさん(本作出演)、村上浩康監督の舞台挨拶が決定しました!

多摩川河口の干潟を舞台にした連作ドキュメンタリー「TOKYO HIGATA PROJECT」の1本。

あらゆるものが流れつく都市の最下流多摩川河口。
誰も知らない東京の涯て…。

多摩川の河口でシジミを獲るホームレスの老人。彼は捨てられた十数匹の猫を殺処分から救うため、日々世話をしながら干潟の小屋で10年以上暮らしている。80代半ばと思えない強靭な肉体を持つ老人は、シジミを売ったわずかな金で猫のエサと日々の糧を得ている。
彼は素手で漁をする。それはシジミと共存していく為に、成長途中の稚貝は絶対に獲らないと自ら厳しく決めているからだ。しかし近年、一部の人々により無計画な乱獲が始まり、シジミの数は激減していく。映画は、変わりゆく環境の中で懸命に猫たちと生きる老人の姿を描くと共に、彼の波乱に満ちた人生へも分け入っていく。炭鉱町に生まれ、返還前の沖縄で米軍基地に憲兵として勤務し、本土に帰国後、建築関係の会社を起業し、バブル期の東京の街を作りあげてきた男の人生。2020年のオリンピックを目前に控え、干潟には橋が架かり、沿岸には高層ホテルが建てられる。変わりゆく東京の姿を彼は複雑な思いで見つめる。
昭和から平成、そして令和へと時代が移ろうなかで、都市の “最下流”多摩川の河口から、一人の人間の生き様を追いつつ、環境破壊・高齢化社会・格差問題・ペット遺棄など、様々な日本の現在(いま)を浮き彫りにする。

東京干潟 東京干潟

上映日時

10/5(土)~10/11(金) 10/12(土)~10/18(金)
11:20~12:50 15:35~17:00

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800

10/5(土)~

蟹の惑星

蟹の惑星

© 2019 TOKYO HIGATA PROJECT

2019年/日本/68分/HD/配給:TOKYO HIGATA PROJECT
製作:TOKYO HIGATA PROJECT
監督・撮影・編集:村上浩康
音楽:田中館靖子

公式ホームページ

多摩川河口の干潟を舞台にした連作ドキュメンタリー「TOKYO HIGATA PROJECT」の1本。

多摩川河口の干潟は狭い範囲に、多くの種類のカニが生息する貴重な自然の宝庫である。

大都会の中で、これほどのカニが見られる場所はかなり珍しい。吉田唯義(ただよし)さんは、ここで15年に渡って独自にカニの観察を続けている。毎日のように干潟を訪れては、カニたちの生態を調べ記録しているのだ。吉田さんは誰よりも多摩川のカニに詳しいが、その視点はとてもユニークで、他の人が考えつかないような方法でカニたちの生態を調べている。
映画は吉田さんと干潟をフィールドワークしながら、カニたちの驚くべき営みを見つめていく。カメラはカニたちに限りなく接近し、肉眼では決して捉えられない世界を映し、迫力あるフォルムと美しい色彩が画面いっぱいに拡がる。そして小さなカニたちの営みが地球や月など、宇宙とも結びついていることを解き明かし、さらには戦争や震災が与えた現実の問題までを描き出す。
身近な自然に目を向けることの大切さと、都市の中にある別世界を描く全編“カニづくし”のワンダームービー。

蟹の惑星 蟹の惑星

上映日時

10/5(土)~10/11(金) 10/12(土)~10/18(金)
10:00~11:10 17:10~18:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800
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