近日上映作品

10/3(土)~

ヨコハマメリー

ヨコハマメリー

2005年/92分/カラー/スタンダード/配給:アルゴ・ピクチャーズ
監督・構成:中村高寛
プロデューサー:白尾一博、片岡希
撮影:中澤健介、山本直史
音楽:Since(コモエスタ八重樫+福原まり)
テーマ曲:「伊勢佐木町ブルース」主題歌 渚ようこ
写真:森日出夫
イラスト:宇野亜喜良
出演:永登元次郎、五大路子、杉山義法、清水節子、広岡敬一、団鬼六、山崎洋子、大野慶人、福寿祁久男、松葉好市、森日出夫 他

公式ホームページ

<映画誕生15周年記念リバイバル上映>
かつて、ひとりの娼婦がいた。彼女の名前は“ハマのメリー”。
街から消えた伝説の女(ひと)。
人生の深みと温かさが、心をゆるがす

歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに身を包んだ老婆が、ひっそりと横浜の街角に立っていた。本名も年齢すらも明かさず、戦後50年間、娼婦として生き方を貫いたひとりの女。かつて絶世の美人娼婦として名を馳せた、その気品ある立ち振る舞いは、いつしか横浜の街の風景の一部ともなっていた。“ハマのメリーさん”人々は彼女をそう呼んだ。

1995年冬、メリーさんが忽然と姿を消した。自分からは何も語ろうとしなかった彼女を置き去りにして、膨らんでいく噂話。いつの間にかメリーさんは都市伝説のヒロインとなっていった。そんなメリーさんを温かく見守り続けていた人たちもいた。病に冒され、余命いくばくもないシャンソン歌手・永登元次郎さんもその一人だった。消えてしまったメリーさんとの想い出を語るうちに、元次郎さんは一つの思いを募らせていく。もう一度、メリーさんに会いたい。そして彼女の前で歌いたい。

監督は、メリーさんが街から消え、その影を追うように、様々な人々へのインタビューを始めた。そしてメリーさんを通して見えてきたものは、市井の普遍的な人の営み、感情、人生の機微であった。撮影開始から5年の歳月をかけ、地元・横浜への親しみが込められた、清々しい感動に溢れる作品を作り上げた。


ヨコハマメリー ヨコハマメリー ヨコハマメリー

10/3(土)~

『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』&『HERO DOCUMENTRY FILM』

もしサイ

©『もしサイ』&『HERO』製作委員会

2020年/日本/90分/配給:プラチナムピクセル/配給協力:プレシディオ
監督・脚本・編集:高橋朋広
音楽:クボナオキ
主題歌:SILENT SIREN「HERO」「恋のエスパー」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
プロデューサー:山口晋路
撮影監督:高橋祐太
録音:内藤和幸
助監督:金子陽央
ヘア・メイク:長谷阪絵美
効果:岡田淳一
出演:吉田菫、梅村妃奈子、山内あいな、黒坂優香子、青山友、渡辺健太、26時のマスカレイド、Zero PLANET

公式ホームページ

【前売券】全国共通鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:特製ステッカーをプレゼント!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

イベント情報
10/3(土)16:00回上映後、SILENT SIRENメンバー、吉田菫さん、梅村妃奈子さん、山内あいなさん、黒坂優香子さんの舞台挨拶が決定しました!
【座席指定チケット】を、9/28(月)12:00~、当館受付、当館オンラインショップにて販売致します。

バンド結成10周年、SILENT SIRENついにスクリーンデビュー!

2019 年6 月9 日。SILENT SIREN のワンマンライブが、Zepp Divercity Tokyo で行われていた。代表曲『恋のエスパー』で「STOP」の掛け声と共に会場の時間が止まる。観客は一切身動きができなくなってしまうという、エスパーパワーを身につけたすぅの強力な超能力である。……という、 “お約束” である。「時間を巻き戻したいと思います!」そう言うと時空が歪んでライブの時間は巻き戻り、再びライブをやり直すはずだったが、本当に時空が歪み……。 すぅが目を覚ますと、そこは専門学校の教室だった。エスパーパワーの暴走で異次元に飛ばされてしまったらしい。ライブ会場に戻るため再び超能力をかけようとするが、何も起こらない。困惑したすぅが部屋を飛び出すと、ダサい女の子と出会う。おさげ姿にメガネのその女の子はメンバーのひなんちゅだった。しかもひなんちゅはサイサイを知らないどころか、長年バンドとして苦楽を共にしたはずのすぅのことを嫌っているようで…… サイサイの存在しないパラレルワールドへと飛ばされたサイサイメンバーたち。あいにゃんとゆかるんはどこで何をしているのか? サイサイの4人は、無事にファンの待つライブ会場へ戻ることができるのか?

2019 年9 月14 日に「31 時間テレビ」の企画内で放送された主演ドラマ「もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。」“SILENT SIREN が存在しない並行世界” を描いたSF 青春ドラマは、その斬新なストーリーとメンバーの初々しい演技がファンの間で大反響を呼び映像化を望む声が殺到!出演は主演のSILENT SIREN の4 名に加え実力派アイドルグループ 26 時のマスカレイドやメンズダンス& ボーカルユニットとして活動するZero PLANET など、ネクストブレーク間違いなしのSILENT SIREN と所縁のあるアーティストが参加。
そして、2019 年12 月30 日に行われた年末スペシャルライブ「HERO」をライブ当日まで追いかけたドキュメンタリー『HERODOCUMENTARY FILM』。誰もが誰かのヒーロー!をテーマに熱く盛り上がったライブの裏側に密着。普段見ることのできないメンバーの素顔を余すところなく映し出す。
結成10 周年ついにサイサイがスクリーンデビューを飾る! 2020 年、ますます盛り上がるサイサイから目が離せない!!!

SILENT SIREN

2012年11月シングル「Sweet Pop!」でメジャーデビューし、通称“サイサイ”として親しまれるガールズロックバンド。ガールズバンド史上最短で日本武道館ワンマンライブを成功させ、翌年には横浜アリーナ・5ヵ国6都市を回るワールドツアーも敢行。デビュー5周年記念日にツアーファイナルとして武道館2Days公演を成功させ、2019年5月に行われたPoppin’Partyとのメットライフドームでの対バンも大成功に収めた。そして、2020年バンド結成10周年を迎え、その節目に行われる「サイサイ10歳祭~てっぺん目指してGO!サイレンGO!~」が山中湖交流プラザきららにて行われる。


もしサイ もしサイ もしサイ

10/3(土)~

れいこいるか

れいこいるか

2019年/100分/カラー/DCP5.1ch/配給:ブロードウェイ
企画:朝倉大介
プロデューサー:川本じゅんき・朝倉庄助
監督:いまおかしんじ
脚本:佐藤稔
撮影:鈴木一博
録音:弥栄裕樹
音楽:下社敦郎
編集:蛭田智子
助監督:女池充・坂本礼
製作:朝日映劇
制作:国映株式会社
出演:武田暁/河屋秀俊/豊田博臣/美村多栄/時光陸/田辺泰信/上西雄大/上野伸弥/石垣登/空田浩志/テルコ/川上皓翔/桑村大和/グェンティ・コックミ/杉本晃輔/西山真来/徳竹未夏/古川藍/多賀勝一/水野祐樹/小倉Pee/南山真之/グェンタイン・サン/森千紗花/若宮藍子/北田千代美/上村ゆきえ/徳永訓之/佐藤宏

公式ホームページ

イベント情報
初日10/3(土)20:15回上映後、いまおかしんじ監督、西山真来さん、佐藤宏さんの舞台挨拶がございます。

阪神・淡路大震災、あれから25年。春夏秋冬、めぐる時間のなかで、二人は生きていく。

1995年、神戸。伊智子と太助は、阪神淡路大震災により一人娘のれいこを亡くす。その後二人は離婚し、それぞれの生活を始める。淡々とした日常の中、伊智子と太助は、徐々にれいこの死を受け入れていく。
2018年、久しぶりに再会した二人は、れいことの思い出の水族園へ行き、イルカショーを見るが…。

『つぐない』『あなたを待っています』のいまおかしんじ監督が震災直後から原案を温め、震災後25年の節目を前に作品化。
震災での娘の死を機に関係が悪化し、離婚した夫婦の絆の回復を、長田や三宮など神戸の街並みを舞台に描きだす。
監督が「今やるなら、これまでの月日を描こう」と心に決め、2017年1月から撮影を始めた本作は、神戸の下町の風情が残る長田区の路地裏や酒店などを、いまおか監督自らが街を歩き回って探し出し、等身大の神戸を象徴する「震災前から残る風景」がロケ地に選ばれている。
関西演劇界で活躍する武田暁が映画初主演。
夫役を北野武「HANA-BI」(98)、阪本順治「顔」(00)、中島哲也「下妻物語」(04)、園子温「恋の罪」(11)、瀬々敬久「64—ロクヨン」(16)と数々の個性派監督の映画に出演する河屋秀俊が演じ、現在進行形の悲しみを背負う2人を描き出すことに成功した。
いまおか監督は本作の公開に向けて「震災という大きな歴史の陰に隠れがちな、人びとの悲しみと喜びに思いをはせてほしい」と語っている。


れいこいるか れいこいるか れいこいるか

10/10(土)~

時の行路

時の行路

©「時の行路」製作委員会

2019年/日本/111分/配給:「時の行路」映画製作・上映有限責任事業組合
監督:神山征二郎
共同監督:土肥拓郎
原作:田島一「時の行路」「続・時の行路」「争議生活者」(新日本出版社刊)より
プロデューサー:藤野戸護
協力プロデューサー:永田博康
企画:中西繁
脚本:土屋保文、神山征二郎
音楽監督:池辺晋一郎
ラインプロデューサー:伊藤栄
撮影監督:加藤雄大
出演:石黒賢、中山忍、松尾潤、村田さくら、渡辺大、安藤一夫、綿引勝彦、川上麻衣子、日色ともゑ(ナレーション)

公式ホームページ

【前売券】一般前売券1,200円、シニア前売券1,100円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

イベント情報
初日10/10(土)12:35回上映後、神山征二郎監督の舞台挨拶がございます。

「派遣切り」に立ち向かう父と家族、そして仲間たちの物語
「非正規」で働く人々の現在を通して日本の未来を問う

青森の八戸でリストラにあった五味洋介は妻の夏美と子どもたちを実家に残して静岡の大手自動車メーカーの工場の旋盤工として働きながら、仕送りを続けていた。洋介は派遣社員であったがベテラン技能者として職場でも信頼され、充実した日々を送る合間に家族を三島に呼び、ともに暮らせる将来を夢見て頑張っていた。
しかし、ある日突然、リーマンショックに端を発した非正規労働者の「大量首切り」により職場を追い出されてしまう。洋介は理不尽な仕打ちに抗し、仲間と一緒に労働組合に入って立ち上がった。だが洋介や妻たち、支援の人々の願いは届かず、会社と裁判所は冷酷だった。そんな折、闘病中の夏美が倒れたという知らせを受け、洋介は郷里へ向かう…。

日本の自動車産業は1989年をピークにバブル経済が崩壊した後も、つねに日本経済をけん引してきた。アメリカ、ヨーロッパ、近隣のアジア諸国など市場を全世界に拡大し、もの作り日本の顔として長く君臨してきた。
しかし、2008年にリーマンショックと言われる経済不況が吹き荒れ、その中で、自動車業界は防衛手段としてまず、人員の整理を敢行してきた。派遣工をはじめ非正規労働者を契約期間内であるにもかかわらず、大量に解雇してきた。労働者は組合を結成して、全国の支援者と家族に支えられてこの不当解雇を法廷闘争に持ち込んでいった。しかし司法界は次々と企業に有利な判決を下してきていた。

神山征二郎 第30作目監督作品
日本映画界の巨匠らが作品づくりに参加

新藤兼人、今井正に師事し、「鯉のいる村」で監督デビュー、「ハチ公物語」「遠き落日」「ひめゆりの塔」から「月光の夏」「郡上一揆」「草の乱」「宮沢賢治 その愛」社会派作品を生み出してきた神山征二郎監督の第30作目となる。
そして、黒澤明のもとで現場を続け、数々の名作や大作を支える加藤雄大が撮影監督を、日本音楽界の重鎮で、同じく黒沢明作品や多くの名作映画のスコアを手がけた池辺晋一郎が音楽監督を担いこの作品をより気高く仕上げている。


時の行路 時の行路 時の行路

10/10(土)~

私たちが生まれた島~OKINAWA2018~

私たちが生まれた島

© 2019 有限会社ロングラン 映像メディア事業部. All Rights Reserved.

2019年/日本/141分/配給:有限会社ロングラン 映像メディア事業部
監督:都鳥伸也
企画・製作:都鳥伸也、都鳥拓也
撮影:都鳥拓也、都鳥伸也、與那良則、城間克彦
取材ディレクター:山内昌信
取材コーディネーター:吉田尚子
空撮:今泉真也
編集:都鳥拓也
ナレーター:小林タカ鹿

公式ホームページ

イベント情報
10/11(日)10:00回上映後、元山仁士郎さん(出演)、都鳥伸也監督、都鳥拓也さん(プロデューサー)によるリモートトークイベントがございます。

島で育った若者たちが見た
「今の沖縄」と「これからの沖縄」

2019年に沖縄で行なわれた、辺野古新基地建設の賛否を問う「県民投票」で沖縄の人々が基地建設に明確に「NO」を突き付け、沖縄に希望を与えたことは記憶に新しい。この映画ではその原動力となった元山仁士郎さんの活動や、村議会議員に立候補した3児の母・城間真弓さんの奮闘、戦争で激戦地となった伊江島で育った高校生の中川友希さんが沖縄の過去と向き合おうとする姿を通し、未来を担う沖縄の若者たちが自分たちの視点で基地問題について考え、行動する姿を追った。その軌跡は「今の沖縄」と「これからの沖縄」を知る手がかりになるはずだ。
製作したのは、沖縄の基地問題の歴史を描き、好評を博した『OKINAWA1965』の都鳥拓也(とどりたくや)・都鳥伸也(とどりしんや)。故郷・岩手県北上市を拠点に活動する双子の兄弟である。37歳の彼らは今作では徹底して沖縄の現在と未来の当事者である島の若者の視点に立ち、彼らの本音と若者らしい等身大の姿を描きだす。
これは、戦後から脈々と基地問題を受け継いできた大人たちから、その想いを自分たちなりの感性で継承しようとする若者たちの記録である。


私たちが生まれた島 私たちが生まれた島 私たちが生まれた島

10/10(土)~

エンボク

エンボク画像

2020年/日本/61分/カラー/ステレオ/R-18/配給:キングレコード、ブラウニー/配給協力:太秦
監督:鈴木浩介
企画・プロデュース:山口幸彦
原作:山本英夫、こしばてつや「援助交際撲滅運動」
脚本:増本庄一郎
撮影:唐沢悟
音楽監督:遠藤浩二
主題歌:藤田恵名「エンドロール」
出演:秋乃ゆに、山本浩司、酒井健太郎、田中瑛祐、野々宮ミカ、諏訪太朗、吉牟田眞奈、板尾創路

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私は、ごくごく普通の完璧なる、女子高生なのです。

ごく普通な生活を送っているかのように見える女子高生・愛美は、自分の夢を叶えるため援助交際によってお金をためる裏の顔を持っていた。一方、悲惨な過去を持つ警察官熊切は元性犯罪者の国本、木口、大島の三人の出所後の面倒を見ていた。しかし、三人は熊切の目の届かないところで、援助交際で女子高生をおびき出し、犯してはサイトに晒すという“援助交際撲滅運動”を繰り返していた。そして、援助交際SNSを通して愛美と国本が出会う時、血と地獄の物語が幕を開ける。

“援助交際撲滅運動”略して“エンボク”シリーズが完全復活!! シリーズ第4弾!!
主演・遠藤憲一の伝説的怪演が話題になり2001年の第1作以降シリーズ全3作が作られた過激映画シリーズが、10年を経て装いも新たに誕生! 原作は「殺し屋1」「ホムンクルス」の山本英夫と「天然少女萬」のこしばてつやの人気コミック。監督は前3作に続き鈴木浩介がメガホンを取り、脚本は『HiGH&LOW THE WORST』の増本庄一郎が務める。
主演の女子高生・愛美を演じるのは、ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」「すじぼり」などで大注目の秋乃ゆに。孤独を抱えながら自らの夢を叶えるための手段として援助交際を繰り返す女子高生を激しいバイオレンス、セックスシーンを通して熱演。
さらに、お笑いのみならず、今や映画、テレビドラマで俳優として大活躍する板尾創路が、援助交際が原因で自分の家族を失った悲しい過去を抱える警察官・熊切を演じる。その他、山本浩二、酒井健太郎など個性派俳優が脇を固める。

  • ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019 コアファンタ部門 正式招待作品

エンボク画像 エンボク画像

10/17(土)1日限定

<西山小雨ライブ付き特別上映>無限ファンデーション

無限ファンデーション

©2018「無限ファンデーション」製作委員会

2018 年/日本/102 分/配給:SPOTTED PRODUCTIONS
監督:大崎章
撮影・編集:猪本雅三
音楽・主題歌:西山小雨
サウンドデザイン:伊藤裕規
出演:南沙良、西山小雨、原菜乃華、小野花梨、近藤笑菜、日高七海、池田朱那、佐藤蓮、嶺豪一、片岡礼子

公式ホームページ

イベント情報
10/17(土)16:30回上映後、西山小雨さんのライブがございます!

『お盆の弟』の大崎章監督が掬い上げる、少女たちの眩しいほどの痛みと瑞々しさ
世界で一番熱くて尊い、音楽×少女たちの即興劇(インプロビゼーション)

人付き合いが苦手な女子高生・未来は、服飾デザイナーになる夢を胸に秘め、誰にも打ち明けることなく退屈な日々を過ごしていた。ある日の帰り道、リサイクル施設から聴こえる澄んだ歌声に導かれ、ウクレレを弾きながら歌う不思議な少女・小雨と出会う。さらには未来が描いた洋服のデザイン画を目にしたナノカたちに誘われ、舞台の衣装スタッフとして入部することになる。戸惑いつつも小雨やナノカたちに心を開いていく未来だったが、彼女たちの一夏はやがて思いがけない方向へと走り出していく・・・。

『キャッチボール屋』『お盆の弟』の大崎章監督がシンガーソングライター・西山小雨の楽曲「未来へ」を原案に、映画監督×ミュージシャンのコラボ映画祭「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)」に向けて制作された本作。西山小雨の音楽を軸に未来へと向かう10代の少女たちの即興芝居で紡がれた本作の主人公・未来を堂々と演じきったのは、ブルーリボン賞ほか新人賞を続々と受賞している女優・南沙良(『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』)。共演に原菜乃華(『はらはらなのか。』)、小野花梨(『SUNNY/強い気持ち、強い愛』)、日高七海(『左様なら』)、近藤笑菜(『少女邂逅』)。実力派女優たちによる瑞々しくも緊張感あふれるアンサンブルと、それらを優しく包み込むまっすぐな西山小雨の音楽、そしてベテラン・猪本雅三(『パンとバスと二度目の初恋』)、伊藤裕規(『ナラタージュ』)による撮影と録音が少女たちのかけがえのない一夏を見事に切り取った、世界で一番熱くて尊い青春映画がここに誕生!


無限ファンデーション 無限ファンデーション 無限ファンデーション

西山小雨画像

<西山小雨ライブ付き特別上映>

10/17(土)16:30回上映後
ゲスト:西山小雨さん(ピアノ・ウクレレ弾き語り、シンガーソングライター)

チケット情報 10/10(土)より、YOKOHAMACINEMARINE オンラインショップ、劇場受付にて、【座席指定チケット】を販売します。詳細は、オンラインショップページをご確認下さい。

西山小雨 プロフィール

仙台出身・東京在住のピアノ・ウクレレ弾き語りシンガーソングライター。2018年、映画『無限ファンデーション』で主題歌・音楽・出演をこなし、MOOSIC LAB2018でベストミュージシャン賞を受賞。2019年、映画『#平成最後映画』の主題歌を手がける。同年、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』内で太田光が選ぶ夏のラブソングベスト1に選ばれる。その他、ラジオパーソナリティーやお笑いライブへのゲスト出演、バンドなど、幅広く活躍中。

10/17(土)~

セノーテ

セノーテ

©Oda kaori

2019年/75分/DCP/メキシコ・日本/マヤ語・スペイン語/配給:スリーピン
原題:TS’ONOT
英題:CENOTE
監督・撮影・編集:小田香
現場録音:アウグスト・カスティーリョ・アンコナ
整音:長崎隼人
声の出演:アラセリ・デル・ロサリオ・チュリム・トゥム、フォアン・デ・ラ・ロサ・ミンバイ

公式ホームページ

【前売券】全国特別鑑賞券1,300円(税込)を当館受付にて発売中!特典:特製ポストカードをプレゼント!

泉は天上の世界とつながっている
メキシコの泉(セノーテ)をめぐる神秘の旅
カメラは浮遊する
失われた光と記憶を呼び戻すために

メキシコ、ユカタン半島北部に点在する、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉。セノーテはかつてマヤ文明の時代、唯一の水源であり雨乞いの儀式のために生け贄が捧げられた場所でもあった。現在もマヤにルーツを持つ人々がこの泉の近辺に暮らしている。
現世と黄泉の世界を結ぶと信じられていたセノーテをめぐって交錯する、人々の過去と現在の記憶。そこに流れるのは「精霊の声」、「マヤ演劇のセリフテキスト」など、マヤの人たちによって伝えられてきた言葉の数々。カメラは水中と地上を浮遊し、光と闇の魅惑の映像に遠い記憶がこだまする。

第1回大島渚賞受賞の快挙!!
『サタンタンゴ』タル・ベーラの愛弟子、
小田香が再び挑む深遠な世界

小田監督はいまもこの地に住む人々にも取材し、集団的記憶や原風景を映像として立ち上げようと試みた。水中撮影のためダイビングを学び、8mmフィルムカメラ、iphoneなどを駆使し、これまで誰も見たことのない世界を映しとった。
『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』で知られる映画作家タル・ベーラが後進の育成のために設立した映画学校【film.factory】で3年間学んだ後、卒業制作として作られた前作『鉱 ARAGANE』(2015年)で注目を集めた小田香待望の新作がいま、姿を現す。
また、音楽家の坂本龍一氏と映画監督の黒沢清氏が審査し、世界に羽ばたく若い才能のために2020年に設立された大島渚賞では、その才能が認められ第1回目の受賞という快挙となった。

*第1回大島渚賞受賞
*ロッテルダム国際映画祭2020正式出品
*山形国際ドキュメンタリー映画祭2019正式出品作品


セノーテ セノーテ セノーテ

10/17(土)~

小田香特集2020

最新作『セノーテ』公開記念 小田香特集2020画像

光が溢れ出す―

第1回大島渚賞を受賞した小田香。最新作『セノーテ』公開記念して、タル・ベーラが激賞した幻の作品『ノイズが言うには』から日本初公開の『あの優しさへ』まで、小田香の10年にわたるフィルムグラフィーを振り返る。

新作『セノーテ』の公開に伴い、2010年から2019年の間に制作した作品の特集をしていただけることになりました。 これまでつくってきた個性の違う作品らを特集していただくことで、ひとつの作品からのみでは提示できない、いち作り手の世界館に触れていただけれる機会になることを願っています。 様々な映画を撮ってきましたが、そのうちひとつだけここで言及したいと思います。映画を志してから、初めて撮った『ノイズが言うには』(2010)のことです。いくつかの映画祭以外では、これまで積極的に上映をしてきませんでした。 制作中、カメラの暴力性に傷つき、人を傷つけたことに意識的になってから、上映によりまた己が傷つくこと、そして人を傷つけることになるのではという懸念がありました。 今回、公開を決めたのは、いまこの作品は人に観てもらう時期になったのではないかという想いと感があるからです。撮影から10年が経ちました。ノイズがずっと抱いてきた「胸のつかえ」に、『あの優しさへ』(2017)で向き合い、その後『セノーテ』が完成し今日へと至ります。 映画の地平は見通せず、反省と発見、探求と修練の日々ですが、10年でひとりの人間がたどった軌跡になにかしら面白みを感じていただければ幸甚です。
 ――小田香

入場料

当日券:一般1,500円/会員1,200円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

*『セノーテ』の前売券提示で、特集作品一般料金のみ200円引

特集上映作品・プログラム

A プログラム B プログラム C プログラム 短編集

上映スケジュール

10/17(土) 10/18(日) 10/19(月) 10/20(火) 10/21(水) 10/22(木) 10/23(金)
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
セノーテ14:40-16:00
セノーテ
休映 16:10-17:25
小田香特集2020
B プログラム
16:10-17:55
小田香特集2020
A プログラム
16:10-17:40
小田香特集2020
C プログラム
16:10-17:25
小田香特集2020
B プログラム
16:10-17:55
小田香特集2020
A プログラム
16:10-17:40
小田香特集2020
C プログラム

予定表 横にスクロールできます

10/24(土) 10/25(日) 10/26(月) 10/27(火) 10/28(水) 10/29(木) 10/30(金)
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
セノーテ19:00-20:20
セノーテ
20:30-22:15
小田香特集2020
A プログラム
20:30-22:00
小田香特集2020
C プログラム
20:30-21:45
小田香特集2020
B プログラム
20:30-22:15
小田香特集2020
A プログラム
20:30-22:00
小田香特集2020
C プログラム
20:30-21:45
小田香特集2020
B プログラム
20:30-22:15
小田香特集2020
A プログラム

予定表 横にスクロールできます

『セノーテ』は、10/31(土)以降も上映あり、時間未定。

10/17(土)~

悲しき天使

悲しき天使画像

2020年/日本/91分/カラー/ステレオ/R15+ /配給:キングレコード、ブラウニー/配給協力:太秦
脚本・監督:森岡利行
原作:山之内幸夫
エグゼクティブプロデューサー:山口幸彦
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司
撮影:吉田淳志
音楽:Les.R-Yuka
出演:和田瞳、水野勝、川上奈々美、重松隆志、森田亜紀、円谷優希、山田奈保、赤羽一馬、酒井健太郎、那波隆史、柴田明良、お宮の松(友情出演)、中西良太、三浦浩一、木下ほうか

公式ホームページ

人生の欲望と悲喜劇が蠢く遊郭という場所で、和美と繁は泥をのみ、地獄を彷徨うような恋に落ちていく――。

時代から取り残されたような大正建築の遊郭が立ち並ぶ歓楽街。大きな借金を抱えた無職の男・茂はその遊郭で一美という美しい遊女と出会い、女の心のケアをする女師という生き方を選んだ。そして、この運命的な出会いがきっかけとなり二人を飲み込む、激しくも悲しい純愛物語が始まっていく。

『純平、考え直せ』『夜明けまで離さない』など、これまで悲しい男女のエロスを追い求めてきた森岡利行監督の最新作。本作は、美しき遊女と遊郭に流れ着いた青年の悲しき純愛を過激に描く。主演はタレント、女優として幅広く活躍する和田瞳。悲しき宿命を背負った美しき遊女を初ヌード、初濡れ場を厭わぬ壮絶な演技に挑戦。共演はエンターテイメント集団 BOYS AND MENのリーダーにして、俳優として数々の映画、ドラマで活躍中の水野勝。遊女と恋に堕ちる女師を悲しくエロティックに演じる。そのほか森岡監督が率いる劇団“STRAYDOG”の重松隆志、森田亜紀や『全裸監督』で話題になった川上奈々美に加え、中西良太、三浦浩一、木下ほうかなどの名優が脇を固める。

10/17(土)~

なぜ君は総理大臣になれないのか

なぜ君は総理大臣になれないのか

Ⓒネツゲン

2020年/日本/DCP/116分/配給:ネツゲン
監督:大島 新
プロデューサー:前田亜紀
撮影:高橋秀典、前田亜紀
編集:宮島亜紀
音楽:石﨑野乃

公式ホームページ

「ただ社会を良くしたい」
立志、希望、挫折… 愚直な政治家の17年

衆議院議員・小川淳也(当選5期)、49歳。
2019年の国会で統計不正を質し、SNSで「統計王子」「こんな政治家がいたのか」と注目を集めた。彼と初めて出会ったのは、2003年10月10日、衆議院解散の日。当時32歳、民主党から初出馬する小川にカメラを向けた。「国民のためという思いなら誰にも負けない自信がある」と真っすぐに語る無私な姿勢に惹かれ、事あるごとに撮影をするようになる。地盤・看板・カバンなしで始めた選挙戦。2005年に初当選し、2009年に政権交代を果たすと「日本の政治は変わります。自分たちが変えます」と小川は目を輝かせた。現在『news23』のキャスターを務める星浩や、安倍政権寄りと評される政治ジャーナリスト・田﨑史郎ら、リベラル・保守双方の論客から“見どころのある若手政治家”と期待されていた。しかし・・・

君の未来は、私たちの未来かもしれない
誠実さを笑うか泣くか
いまの日本が浮かび上がる

いくら気高い政治思想があっても党利党益に貢献しないと出世できず、選挙区当選でなければ発言権も弱い。小川の地元である香川1区の対抗馬は、自民党の平井卓也 。平井は地元有力メディアである四国新聞や西日本放送のオーナー一族で、強固な地盤を持つ。そのため、小川は惜敗しては敗者復活の比例当選を繰り返してきた。権力への欲望が足りず、家族も「政治家には向いていないのでは」と本音を漏らす。2012年から安倍政権が始まると、我慢の時期が続く。そして、2017年の総選挙では、希望の党への合流を決断した前原誠司の最側近として翻弄されていく。小池百合子代表への不信感から無所属での出馬を最後まで検討するが、前原や地元の盟友・玉木雄一郎への仁義というジレンマの中、苦悩は益々深まっていく。背水の陣の選挙戦に小川はどのように挑んでいったのか。
17年間、小川を見続けた監督・大島新の目に映ったのは日本政治の希望か絶望か。小川を通して日本の未来を問いかけていく。

衆議院議員・小川淳也とは?

1971年香川県高松市生まれ。高松高校・東京大学を経て、1994年自治省(現総務省)に入省。 2005年初当選。民主党→民進党→希望の党を経て無所属。2020年5月現在、立・国・社・無所属フォーラムに属し、立憲民主党代表特別補佐を務める。著書に『日本改革原案』など。


なぜ君は総理大臣になれないのか なぜ君は総理大臣になれないのか なぜ君は総理大臣になれないのか

10/24(土)~

れいわ一揆

れいわ一揆

©風狂映画舎

2019年/日本/248分/DCP/製作・配給:風狂映画舎
監督:原一男
製作:島野千尋
アソシエイト・プロデューサー:有馬顕
撮影:原一男、島野千尋、岸建太朗、堀井威久麿、長岡野亜、毛塚傑、中井献人、田中健太、古谷里美、津留崎麻子、宋倫、武田倫和、江里口暁子、金村詩恩
編集:デモ田中、小池美稀

公式ホームページ

【前売券】全国共通鑑賞券2,000円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

このままでは この国は壊れてしまう
令和元年夏、れいわ新選組から10名の候補者が参議院選挙に挑んだ

東京大学東洋文化研究所教授・安冨歩は2013年以来、「もっとも自然に生きる事ができる」スタイルとして、女性服を着る「女性装」を実践していた。彼女は、山本太郎代表率いるれいわ新選組から参議院選挙の出馬を決める。選挙活動を通して彼女が一貫して訴えるのは、「子どもを守ろう」。新橋SL広場、東京駅赤レンガ駅舎前、阿佐ヶ谷駅バスターミナル他都内各地から旭川、沖縄、京都まで――相棒の馬・ユーゴンとともに全国を巡ってゆく。そして故郷の大阪府・堺市駅前に立った彼女。美しい田園風景が無個性な住宅街に変わり、母校の校舎も取り壊されてしまい、喪失感を吐露し始める・・・。

『ゆきゆきて、神軍』『ニッポン国VS泉南石綿村』の原一男監督最新作

令和元年夏、参議院選挙で注目を集めた「れいわ新選組」から出馬した安冨歩を中心に、10名の個性豊かな候補者たちに、『ゆきゆきて、神軍』の原一男が鋭く迫った。昨年の東京国際映画祭でワールドプレミアが行なわれ、全上映作品で唯一Twitterのトレンドワードになり、世界の映画祭での上映が続々と決定し、選挙戦に留まらず、国内外の映画祭で注目を浴びている。過激な登場人物たちを通じて昭和・平成の時代をえぐったドキュメンタリー映画界の鬼才が、令和に突如現れた話題の政党にどのようにフォーカスしたのか。庶民の怒りと叫びを描いた『ニッポン国VS泉南石綿村』で新境地を開いた原一男が魅せる、新たな選挙エンターテイメント作品。また本作は原の新レーベル「風狂映画舎」の第1弾作品で、日本の“今”をいち早く世に問う作品に取り組むことをモットーとしている。


れいわ一揆 れいわ一揆 れいわ一揆

11/7(土)~

バウハウス100年映画祭

プログラムE『ニュー・バウハウス』を加えた全7作品・5プログラムで上映!
モダニズムの源流、バウハウスの世界へようこそ。
20世紀の二つの大戦の間にドイツで生まれたデザイン・アート・建築の奇跡“バウハウス”。
バウハウスとはいったい何なのか?

建築やデザインに興味のある人ならその名を聞いたことがあるだろう。モダニズムのパイオニアとして、建築、インダストリアル・デザイン、グラフィック・アート、写真など広範な分野で世界に衝撃と感動をもたらしたバウハウス。それは、1919 年、第1次大戦後のドイツで、芸術と技術の新たな統合を目指し創設された学校だ。
創設者は、フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエと並ぶ近代建築の巨匠、ヴァルター・グロピウス。そして 三代目の校長はもう一人の近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエが務めた。その学校はこれまでになかった独自の教育システムを作り上げ、様々な芸術分野に革新をもたらしたが、ナチスの迫害をうけわずか14年間の活動で幕を閉じる。しかし、現代の生活環境・様式につながるモダニズムの基礎を作り造形教育の規範を作ったことで、バウハウスは今もなお世界中の建築やデザインなどに影響を与え続けている。
グロピウスやミースをはじめ、信じがたいほど豪華な教師陣、パウル・クレー、カンディンスキー、ヨハネス・イッテン、モホイ=ナジ、ハンネス・マイヤーなどが集い、ヨゼフ・アルバース、マルセル・ブロイヤー、マックス・ビルなど名だたる才能を生み出したバウハウス。伝説的な創造者たちが理想に燃えて突き進んだ時代。そして生み出された奇跡。 誕生から100年という節目を迎え、バウハウスとは何なのかを紐解いていく。

上映作品

  • 『バウハウス 原形と神話』
  • 『バウハウス・スピリット』
  • 『バウハウスの女性たち』
  • 『ミース・オン・シーン』
  • 『ファグス ― グロピウスと近代建築の胎動』
  • 『マックス・ビル ― 絶対的な視点』
  • 『ニュー・バウハウス』

【前売券】全国共通特別鑑賞券《2回券》2,600円(税込)を当館受付にて発売中!

料金

一般1800円/会員1500円/大専・シニア1100円/高校生以下800円

 プログラムA

バウハウス 原形と神話

1999年、2009年/ドイツ/103分/配給:トレノバ
原題: Bauhaus – Modell und Mythos
監督:ニールス・ボルブリンカー、ケルスティン・シュトゥッテルハイム
出演:ヴァルター・グロピウス、ヴォルフ・ヒルデブラント、ゲルトルート・アルント、フーベルト・ホフマン、ピウス・パール

バウハウス 原形と神話

超一流の才能が集い、芸術全般に革命を起こしたバウハウス。その軌跡は神話となったが、そこには時代の波に翻弄された芸術家たちの喜びや苦闘、そして光と影があった。伝説的な教師達の薫陶を受けた当時の学生達の証言や貴重な記録によって、バウハウスがたどった激動の道と知られざる物語が明かされる。


バウハウス 原形と神話 バウハウス 原形と神話 バウハウス 原形と神話
 プログラムB

バウハウス・スピリット

2018年/ドイツ/52分/配給:トレノバ
原題:Vom Bauen der Zukunft – 100 Jahre Bauhaus
監督:ニールス・ボルブリンカー、トーマス・ティエルシュ
出演:トルステン・ブルーメ、ローザン・ボッシュ、アルフレード・ブリレ ンブール、シュテファン・コヴァツ、フーベルト・クルンプナー

バウハウス・スピリット

スウェーデンの教室も時間割もない学校、ヴェネチア・ヴィエンナーレ金獅子賞のアーバン・シンクタンクが取り組む南米スラム街の住環境改善、低価格でバウハウス家具を復刻する企画、バウハウスの理論を身体で表現する試みなど、豊かな発想と斬新な手法で注目される人々を追い、現代に生きるバウハウスの精神を映し出す。


バウハウス・スピリット

バウハウスの女性たち

2019年/ドイツ/44分/配給:トレノバ
原題:Bauhausfrauen
監督:ズザンネ・ラデルホーフ
出演:エリザベス・オットー、テレジア・エンツェンスベルガー、モニカ・シュタードラー、パトリック・ レスラー、アーニャ・バウムホーフ、エレーナ・マカロワ

バウハウスの女性たち

当時最も先進的な芸術学校であったバウハウスは「年齢、性別に関係なく、誰もが学ぶ権利を持つ学校」と高らかに謳った。それは女性にも芸術の可能性を与える宣言となるはずだったが、現実は簡単ではなかった。実は男性優位のバウハウスで、多大な成果を残したにも関わらず影の存在となった女性たちの実像に迫る。


バウハウスの女性たち
 プログラムC

ミース・オン・シーン

2018年/スペイン/58分/配給:トレノバ
原題:MIES ON SCENE
監督:ペップ・マルティン、シャビ・カンプレシオス
出演:ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、フリッツ・ノイマイヤー、エドゥアルド・メンドーサ、バリー・バーグドール、オリオル・ボイーガスー

ミース・オン・シーン

近代建築の三大巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエ。彼の代表作でありモダニズム建築の最高峰と称される「バルセロナ・パビリオン」。この建物がなぜ今も語り継がれる傑作となったのか。その後バウハウス校長に就任するミースの建築思想とは。当時の記録と、現代の一流建築家や学者などの証言で検証する。


ミース・オン・シーン

ファグス ― グロピウスと近代建築の胎動

2011年/ドイツ/27分/配給:トレノバ
原題:Fagus- Walter Gropius und die Fabrik der Moderne
監督:ニールス・ボルブリンカー
出演:アンネ・マリー・イエギ、エルンスト・グレーテン、ヴァルター・シャーパー、エピファニオ・ディ・ロレンツォ

ファグス ― グロピウスと近代建築の胎動

バウハウス開校8年前、初期モダニズム建築の傑作「ファグス靴型工場」が建てられる。若き日のグロピウスは“労働者のための宮殿”を作りたいという工場主の夢を実現させるべく、新時代の工場を作り上げたのだった。世界遺産に登録された今もなお、現役で稼働しているガラス張りの工場はなぜ生まれたのか。その歴史を追う。


ファグス ― グロピウスと近代建築の胎動
 プログラムD

マックス・ビル ― 絶対的な視点

2008年/スイス/94分/配給:トレノバ
原題:Max Bill – das absolute Augenmaß
監督:エーリヒ・シュミット
出演:マックス・ビル、アンゲラ・トーマス、ゴットフリート・ホーネッガー、イニャツィオ・シローネ

マックス・ビル ― 絶対的な視点

彫刻家、画家、建築家、デザイナーなど、幅広い分野で活動したマックス・ビル。バウハウス最後の巨匠とも言われる彼は、バウハウスで学び、後にその理念を受け継ぐウルム造形大学の初代校長を務める一方、政治活動にも積極的に関与し激動の人生を送った。彼が追求した芸術とは何か。その生涯と思考に触れる。


マックス・ビル ― 絶対的な視点 マックス・ビル ― 絶対的な視点 マックス・ビル ― 絶対的な視点
 プログラムE

ニュー・バウハウス

©Alvar A alto. P hoto grapher : A lvar A alto.

2019年/アメリカ/89分/配給:トレノバ
原題:The New Bauhaus
監督: アリサ・ナーミアス
出演: オリヴァー・ボタール、バーバラ・クレーン、オラファー・エリアソン、ラースロー・モホイ= ナジ

ニュー・バウハウス

ハンガリー出身の画家、写真家、美術家で、後世の視覚造形芸術に多大な影響を与えたラースロー・モホイ= ナジ。彼はアートにテクノロジーを積極的にとりいれるという構成主義的な姿勢で、バウハウスの発展に貢献した。その後、米国でニュー・バウハウスを創設し、米国のデザイン教育にも足跡を残す。最新の研究を元に、彼の理念や業績、ニュー・バウハウスの展開、そしてその素顔が明かされる。


ニュー・バウハウス ニュー・バウハウス

11/7(土)~

建築と時間と妹島和世

建築と時間と妹島和世-写真

Copyright 2020 Osaka University of Arts. All Rights Reserved

2020年/日本/カラー/16:9/60分/英語字幕付き/配給:ユーロスペース
英語題: Architecture, Time and Kazuyo Sejima
監督・撮影:ホンマタカシ
出演:妹島和世
製作:大阪芸術大学

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券¥1,200円(税込)を当館受付にて絶賛発売中!

大阪芸術大学に「丘」が建つまでの3年半の記録

大阪芸術大学アートサイエンス学科。アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させて、これまでになかった研究と教育を行う新校舎に、妹島和世が込めた思いは「公園のような建物」。

妹島和世。金沢21世紀美術館やルーブル美術館ランス別館などを手がけ、建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家。彼女は新校舎の設計・建築にあたり大切にしたことを3つ挙げている。
一つは、建物が立つ「丘」に合せた外観であること。それは周辺の環境と美しく調和する、有機的なフォルムを導き出した。さらに、建物が「開かれている」こと。様々な方向からの出入りでき、様々な方向への視界が確保できるような、内と外との自然なつながりを実現した。そして、そこが人々の「交流の場」となること。まさに、誰もが立ち寄れる、見晴らしのいい丘の上の「公園」である。

その構想から完成までの、3年6か月という時間を追ったドキュメンタリー。一人の建築家の一つの建築に向き合う姿を鮮明に描き出している。
監督・撮影は、ル・コルビジェ、丹下健三など数々の建築物を撮影してきた写真家 ホンマタカシ。90年代に妹島と出会い、それ以来妹島建築を撮影してきた。その彼の映像の力が、妹島の作品を通して「もう一つの作品」を作りあげた。


妹島和世 建築家

1956年茨城県生まれ。1981年日本女子大学大学院家政学研究科を修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛とともにSANAAを設立。2010年第12回ベネチアビエンナーレ国際建築展の総合ディレクターを務める。日本建築学会賞※、ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞※、プリツカー賞※、芸術文化勲章オフィシエ、紫綬褒章などを受賞。現在、ミラノ工科大学教授、横浜国立大学大学院建築都市スクール(Y-GSA)教授、 日本女子大学客員教授、大阪芸術大学客員教授。※はSANAAとして


ホンマタカシ 写真家

1962年東京生まれ。1999年、写真集「東京郊外 TOKYO SUBURBIA」(光琳社出版)で 第24回木村伊兵衛写真賞受賞。2011年から2012年にかけて、個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヵ所の美術館で開催。著書に「たのしい写真 よい子のための写真教室」、近年の作品集に『THE NARCISSISTIC CITY』(MACK)、「TRAILS」(MACK)がある。また2019年に「Symphony その森の子供 mushrooms from the forest」(Case Publishing)、「Looking Through Le Corbusier Windows」(Walther König, CCA, 窓研究所)を刊行。現在、東京造形大学大学院 客員教授。


建築と時間と妹島和世-写真 建築と時間と妹島和世-写真

11/14(土)~

新しい街 ヴィル・ヌーヴ

新しい街 ヴィル・ヌーヴ

©L’unité centrale

2018年/76分/DCP/カナダ/配給:ニューディアー 
監督:フェリックス・デュフール=ラペリエール
声の出演:ロバート・ラロンド、ジョアンヌ=マリー・トランブレ、テオドール・ペルラン

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円(税込)を当館受付にて発売中!特典:特製ポストカードセットをプレゼント!

レイモンド・カーヴァーの名作短編「シェフの家」から影響を受け作られた誰も見たことのない全編墨絵の長編ポエティック・アニメーション!
ありえたかもしれない人生、ありえたかもしれない愛。
悔恨や後悔を抱えながら、いまふたたび、独立の鐘が鳴る。

アメリカ、そして世界中が分断の悲劇に引き裂かれるなか、多様性の国として近年脚光を浴びるカナダ。その文化的首都モントリオールから、長編アニメーションの新たな傑作が誕生した。紙に描いた墨絵で作画された本作。その特殊な手法が生み出す白、黒、グレーの美しい色合い、そして成熟した映画言語によって語られるのは、かつてのロマンスを取り戻そうとしながら、理想と現実のあいだで引き裂かれていくジョゼフとエマという中年夫婦の物語だ。

本作のインスピレーションの源となっているのは短編小説の名手レイモンド・カーヴァーによる知られざる傑作「シェフの家」。離婚した元夫婦――過去に引きずられる男と未来へと目を向ける女――の再会と再びの別れを淡々と描き出す20ページほどの短編は、その舞台を独立に向けての住民投票を迎える1990年代のカナダ・ケベック州へと移し替えられることで、壊れた愛を再生しようとしてすれちがうカップルのロマンティックな物語でありながら、近年の世界情勢をも含意する現代的な寓話へと、大胆な変貌を遂げることになる。

シンプルだが重厚感あふれる映像のなかで、男と女、絶望と希望、過去と未来、独立と再会、個人と集団、破壊と再生といった互いに相反するものがぶつかりあい、混ざりあう。独立と未来への希望(絶望)をめぐる夫婦間の葛藤は、独立への機運が高まるケベックの群衆の情熱と重なり合う。ジョゼフとその息子ユリスのあいだの確執も混ざり合い、世代間闘争としての性質も帯びつつ、物語は次第に混迷を極めていく。現実には1%の差で否決された1995年のケベック州の独立住民投票は、本作においては同じく1%差で採決される。そんなパラレルな世界において、ジョゼフとエマの二人は、それぞれにとっての「独立」の姿を探っていく。

監督は本作が初めての長編アニメーション作品となる新鋭フェリックス・デュフール=ラペリエール。短編アニメーションの聖地として名高いカナダ国立映画製作庁(NFB)の本拠地があるモントリオールで製作された本作には、マルコム・サザランド(『バードコールズ』)、エヴァ・ツヴィアノヴィッチ(『ヘッジホッグの家』)など現代カナダを代表する若手作家たちもアニメーターとして参加。ナラティブとポエトリーが美しく交差しあう物語を、端正かつ豊かなアニメーションとして描き出す。

アニメーションにはこれまでになかった成熟したテーマを稀有な手法で語る本作は、アヌシー、ザグレブといった世界的なアニメーション映画祭でコンペティション部門に選出されただけでなく、ベネチア映画祭の「ヴェニス・デイズ」部門でプレミア上映されるなど、アニメーションの枠に留まることなく高い評価を受けている。


新しい街 ヴィル・ヌーヴ 新しい街 ヴィル・ヌーヴ 新しい街 ヴィル・ヌーヴ

11月~

ゲーム「マイエクササイズ」発売記念 和田淳特集上映  私の秘かな動く愉しみ

和田淳特集上映

80分/日本、フランス、イギリス/DCP/配給:ニューディアー
監督:和田淳

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券¥1,300円(税込)を当館受付にて絶賛発売中!特典:「マイエクササイズ」特製シールをプレゼント!

世界を代表する「気持ちいい」アニメーション作家 和田淳の全貌がわかる、素晴らしい上映プログラム

一度見たら忘れられない個性的なキャラクターデザインや、シュールで風刺性も盛り込まれた展開、そして触感溢れるアニメーションで、世界のアニメーションファンを魅了する和田淳。このたび、初のゲーム作品 「マイエクササイズ」が2020年8月に発売されたことを記念して、映画館でも監督作品を大特集!
ベルリン映画祭銀熊賞受賞の代表作『グレートラビット』をはじめとする国際的に高い評価を受ける代表的な短編作品の上映はもちろん、横浜美術館からの委託で制作された5面スクリーンによるインスタレーション作品「私の沼」の上映版、そして様々な機会に委託を受けて作ってきたCM (AC JAPAN)やTV向け作品などレアな短編も交えて、和田淳の全貌が掴めるプログラム。ゲーム「マイエクササイズ」の元となった最新作の短編や、現在制作中の新作の予告編もいち早く観られます。映画館の暗闇のなかで、五感を気持ちよく刺激してユルませる、秘かな愉しみをあなたに。

上映作品

『映画上映前CM』(2018年/日本/2分)
『マイエクササイズ(短編映画版)』(2020年/日本/2分)
『蠕虫舞手』(2004年/日本/6分) ASK映像祭 大賞
『鼻の日』(2005年/日本/9分)
 ノーウィッチ国際アニメーション映画祭 最優秀短編作品
 イメージフォーラムフェスティバル 奨励賞
『やさしい笛、鳥、石』(2005年/日本/4分)
『声が出てきた人』(2006年/日本/5分)
『そういう眼鏡』(2007年/日本/5分)
 リオ・デ・ジャネイロ国際短編映画祭 最優秀若手審査員賞
『わからないブタ』(2010年/日本/10分)
 ファントーシュ国際アニメーション映画祭 最優秀作品
 文化庁メディア芸術祭 優秀賞
 アナーバー映画祭 Funniest Film
 カヴァラン国際短編映画祭 最優秀アニメーションほか
『春のしくみ』(2010年/日本/4分) アナーバー映画祭 Funniest Film
『和田淳CM/TV集』
 ・ACジャパン TVCM「やさしさは、想像力で広がる」
  (2014年/日本/30秒)
 ・NHK「テクネ 映像の教室『生態』」(2014年/日本/1分)
 ・大手前大学「見つけてください」「きっとうまくなる」
  「流されない」(2018年/日本/6秒x3)
 ・「ぼくらのアメリカンフットボールを」(2019年/日本/2分)
『グレートラビット』(2012年/フランス/7分)
 ベルリン国際映画祭 短編部門銀熊賞
 サーキットオフ映画祭 Off International(グランプリ)賞
 文化庁メディア芸術祭 優秀賞
 広島国際アニメーションフェスティバル 優秀賞ほか
『Anomalies』(2013年/イギリス/3分)
『私の沼』(2017年/日本/3分)
 文化庁メディア芸術祭アート部門 審査委員会推薦作品
『東京芸術大学130周年記念プログラム ヴィヴァルディ「四季」『秋』』(2017年/日本/11分)
 新千歳空港国際アニメーション映画祭 日本グランプリ
『半島の鳥(新作短編予告編)』
 (2021年完成予定作品の予告編/フランス=日本/30秒)
『マイエクサササイズ(ゲーム版予告編)』
 (2020年8月発売予定作品の予告編/日本/30秒)

ゲーム『マイエクササイズ』

さあ、腹筋しよう。
世界で評価されるアニメーション作家 和田淳が手掛ける初のゲーム作品「マイエクササイズ」。太っちょの少年が腹筋すると秋田犬の豊かな毛並みの肉体に気持ちよくめり込んでいき、回数を重ねるごとに動物たちも応援にやってくる…ボタン一個でプレーできるシンプルなこのゲーム。展示版はすでにNTTインターコミュニケーションセンター[ICC]や金沢21世紀美術館等で展示され好評を博しています。また、世界的なインディ・ゲームのアワードIndependent Games Festival(通称IGF)でも大きく注目されました(革新的なゲームのための部門Nuovo AwardのHonorable Mention)。原作となる短編アニメーション「マイエクササイズ」は、世界最大のアニメーション映画祭アヌシーで上映され、ザグレブ、オタワ、ファントーシュなど名だたる映画祭にもコンペティション選出。twitter上に投稿されたゲームの断片(少年の腹筋の様子)は、1.5万RT・3.1万いいねを達成!リリース前から話題沸騰のこのゲームは、2020年8月、Steam・iOS・itchにて発売。

和田淳特集上映

11月~

ヴィタリナ

ヴィタリナ

2019年/ポルトガル/ポルトガル語・クレオール語/DCP/130分/配給:シネマトリックス
原題:Vitalina Varela
監督:ペドロ・コスタ
撮影:レオナルド・シモンエス
編集:ジュアン・ディアス、ヴィトル・カルヴァーリョ
録音:ジュアン・ガズア
製作:アベル・リベイロ・シャヴェス
出演:ヴィタリナ・ヴァレラ、 ヴェントゥーラ マヌエル・タヴァレス・アルメイダ、フランシスコ・ブリト、マリナ・アルヴェス・ドミンゲス、ニルサ・フォルテス

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,400円を当館受付にて発売中!特典:ポストカードセットをプレゼント!

これは私たちの物語―
ポルトガルで2万人動員の異例の大ヒット!
リスボンの女性たちが涙した、痛みと波乱に満ちた暮らし、
そしてその先にある光

ひとり、カーボ・ヴェルデからリスボンにやってきたヴィタリナ。彼女は出稼ぎに行った夫がいつか自分を呼び寄せてくれると信じて待ち続けていた。しかし、夫は数日前に亡くなり、すでに埋葬されていた。ヴィタリナは亡き夫の痕跡を探すかのように、移民たちが暮らす街にある、夫が住んだ部屋に留まる決意をする。そして、その部屋の暗がりで自らの波乱に満ちた人生を語り始める―。

カーボ・ヴェルデからの移民女性がロカルノ国際映画祭女優賞受賞の快挙!
傑作『ヴァンダの部屋』から20年、鬼才ペドロ・コスタの新たな出発点

彼女の名前はヴィタリナ―。自身の名前と同じ主人公を演じたヴィタリナ・ヴァレラ。虚実の狭間で自らの半生を言葉に託し語りかける、その存在感は見る者を圧倒する。ロカルノ国際映画祭で女優賞を受賞。
監督は世界を驚愕させた『ヴァンダの部屋』(2000年)から一貫して、移民街フォンタイーニャスを舞台に作品を作り続けている、ペドロ・コスタ。ひとりの女性の苛酷な人生を、暗闇と一条の光の強烈なコントラストで描き、ロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹賞を受賞。その新たな出発点として絶賛され、世界中の映画祭が招待、リスボンでは多くの女性たちの共感を呼び公開わずか1ヶ月で2万人を動員するヒットを記録した。


ヴィタリナ ヴィタリナ ヴィタリナ

12/19(土)~

VIDEOPHOBIA

VIDEOPHOBIA

©「VIDEOPHOBIA」製作委員会

2019年/日本/88分/モノクロ/
配給・宣伝:boid/VOICE OF GHOST/
宣伝協力:クエストルーム株式会社
監督・脚本:宮崎大祐
音楽:BAKU(KAIKOO)
プロデューサー:西尾孔志
撮影:渡辺寿岳
録音:黄永昌
製作:DEEP END PICTURES、十三・シアター・セブン
出演:廣田朋菜、忍成修吾、芦那すみれ、梅田誠弘、サヘル・ローズ

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,400円(税込)を当館受付にて発売中!特典:オリジナルステッカーをプレゼント!

ネットワークの落とし穴から迷い込んだ異世界で、追いつめられる主人公の孤立と恐怖
大阪のアンダーグラウンドを舞台にした、モノクローム・サイバー・スリラー!

東京で女優になるという夢破れて故郷・大阪のコリアンタウンに帰って来た29 歳の愛はそれでも夢をあきらめきれず、実家に住み、バイトをしながら演技のワークショップに通っていた。そんなある日愛はクラブで出会った男と一晩限りの関係をもつ。数日後、愛はその夜の情事を撮影したと思われる動画がネット上に流出していることに気づく。そしてすぐに男の家を訪れるが、愛は何も言い出せない。その後も連日、その夜のものと思われる動画がネット上に投稿される。もう一度男の家を訪れた時、すでにもぬけの殻だった。自分のものとは断言できないが拡散し始める映像に、愛は徐々に精神を失調し始める――。

『大和(カリフォルニア)』『TOURISM』で国内外からの熱い注目を集めた俊英・宮崎大祐監督最新作は、ディープな大阪のさらに奥へと進んだ、異世界で繰り広げられる、今まで見たことのないモノクロスリラー。自分の映像が世界中に拡散される計り知れない恐怖と、助けを求めても自分を責めるような周りの視線。被害者が否応なく孤立する現状をえぐり出していく。日常の何気ない裂け目から見えてくる、確かに存在する異世界を、モノクロームでとらえた衝撃作が誕生した。

フランスの巨匠オリヴィエ・アサイヤスをはじめ、世界が絶賛!
新たなジャンルに果敢に挑む監督のもとに実力派キャスト・スタッフが集結!

ヒロイン・愛を体当たりで演じたのは、サニーデイ・サービス「セツナ」のMV でブレイクした廣田朋菜。さらに『リリイ・シュシュのすべて』で注目を浴びて以来、独特の存在感を放ち続ける忍成修吾や、イラン出身のタレントで、女優としての活躍も目覚ましいサヘル・ローズの怪演にも注目してほしい。サントラは日本のみならず海外でも人気を誇るBAKU(KAIKOO)、エンディングテーマは大阪出身の大人気ラッパーJin Dogg、ヌンチャクらによるオリジナル曲だ。
モントリオール新映画祭での「魅惑的かつ凄惨!」との評を受け、今年3 月の大阪アジアン映画祭の国内プレミア上映は全回満席となった。さらにフランスのアサイヤス監督は「見事な作品」と惜しみない賛辞を送る。世界が注目する日本映画の劇場公開が満を持して決定した。


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公開時期未定

アリ地獄天国

アリ地獄天国

2019/日本/98分/BD/配給:映像グループ ローポジション
監督・撮影・編集・構成:土屋トカチ
構成:飯田基晴
取材協力:プレカリアートユニオン
ナレーション:可野浩太郎
主題歌:マーガレットズロース「コントローラー」

公式ホームページ

受賞情報
🏆『アリ地獄天国』が世界最大の日本映画祭、第20回 ニッポン・コネクションにおいて、今回創設された「第1回ニッポンオンライン賞」(観客賞)を受賞しました!土屋トカチ監督、おめでとうございます!

ぼく、営業成績トップ。
いま、終日シュレッダー業務。
なんで?

とある引越会社。社員らは自らが置かれた状況を「アリ地獄」と自虐的に呼ぶ。それは、長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば借金漬けに陥る状況を指す。営業職の34才の男性は異議を唱え、一人でも入れる個人加盟型労働組合に加入した。すると、粉塵の舞うシュレッダー係へ配転され、給与は半減。のちに懲戒解雇に追い込まれた。事由を記した「罪状ペーパー」なる掲示物も全国支店に貼りだされた。
間もなく解雇は撤回されたが、復職先は再びシュレッダー係。それが2年間も続く。さらに、法律違反である労働組合への不当労働行為が発生。「差別人事」の実態も取材を通じて明らかとなった。 一方、大学時代からの親友の自死を止められなかった監督は、後悔の念に苛まれていた…。

生き残るための、労働映画(ロードームービー)、誕生!

日本政府の重要政策のひとつ「働き方改革」が叫ばれているいま、労働環境の改善が深く問われている。きっかけのひとつに「ブラック企業」「ブラックバイト」なる言葉が広く認識され、大きな社会問題となってきたことが挙げられる。異様な労働環境のもと、長時間労働を強い、法律を無視し、人権を踏みにじるような企業経営は、あとを絶たない。大企業での過労死や過労自死も記憶にあたらしい。
本作は、理不尽な労働環境に置かれた30代の正社員が、改善を求めて個人加盟型の労働組合に加入し、たたかった3年間の記録である。どうすれば真の意味で「働き方改革」が実現できるのか。この映画体験は、そのヒントになるかもしれない。

*山形国際ドキュメンタリ映画祭2019 日本プログラム公式上映作品
*貧困ジャーナリズム賞2019 受賞作品


アリ地獄天国 アリ地獄天国 アリ地獄天国

公開延期

ルートヴィヒに恋して

ルートヴィヒに恋して

2019年/日本/139分/製作・配給:シネマヤ
監督:金素栄(キム ソヨン)
撮影(メイン・カメラマン):松本ヨシユキ
出演:姫路第九合唱団(姫路労音)、神戸フロイデ合唱団、姫路交響楽団、ほか

公式ホームページ

イベント中止のお知らせ
4/4(土)上映後予定しておりました、金素栄監督の舞台挨拶ですが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止させていただくことになりました。

世界に類を見ない日本の「第九」、育ての親はフツーの人々!
喜びに導かれ、歌の中で響き合う!それぞれの人生の「第九」を追う!

この映画には、みなさんの知っている有名な役者やアーティストは誰一人出てきません。物語の主人公は一般の人達です。彼らはどんなに売れている役者よりも自然体かつチャーミングで、リアリティーに包まれている最高の役者です。そんな彼らは年齢も経歴も、国籍も宗教も、生きてきた道筋も千差万別です。サラリーマン、専業主婦、看護師、農民、神父さん、鉄工所の作業員、エンジニア、医師…

年の頃は小学生から100歳を越えたおばあちゃん(世界最高齢、第九合唱団員?)、体に障害を持つ人も歌っています。彼らは専門的な音楽教育を受けたことがない全くのシロウトです。もちろん楽譜も、ドイツ語も読めません。一般の人が難しい「第九の合唱」に自らの意思で挑戦することは、外から見ると想像しがたく、世界中、何処にもそんな話はないそうです。彼らは、地元のアマチュア合唱団に所属し、約半年のあいだ猛練習を行い、様々な想いを胸に舞台へと向かいます。ですが、たった一度の舞台でも「歓喜」を味わうと、また歌いたくなり、歌えば歌うほど深みにはまって、いつまでも到達できない儚い気持ちを抱えて、また次の舞台へと向かうそうです。

その姿はさながら恋に落ちた人そのものです。恋の悩みほど甘いものはなく、恋の嘆きほど楽しいものはなく、恋の苦しみほど嬉しいものはなく、恋に苦しむほど幸福なことはないというように。人の心は「愛する」為にあるといいますが、人の歌は「恋する」ためにあるのかもしれません。恋をわずらう彼らをぜひご覧下さい。恋する彼らを応援したくなり、おのずと何か(愛と勇気と元気)が湧いてきます。


ルートヴィヒに恋して ルートヴィヒに恋して ルートヴィヒに恋して
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