近日上映作品

3/10(土)~

あゝ、荒野 前編・後編

『あしたはどっちだ、寺山修司』公開記念/「キネ旬読者ベスト・テン 日本映画第1位」受賞記念

あゝ、荒野 前編・後編

2017年/日本/前編157分・後編147分/R15+/配給:スターサンズ
監督:岸善幸
原作:寺山修司
脚本:港岳彦、岸善幸
撮影監督:夏海光造
音楽:岩代太郎
主題歌:BRAHMAN
出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、高橋和也、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリア、他

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荒野、そこは荒れ果てた地か、希望に満ちた場所なのか。ネオンの新宿に交差する運命と青春。魂を揺さぶる、305分の怒濤――。

ふとしたきっかけで出会った新次とバリカン。見た目も性格も対照的、だがともに孤独な二人は、ジムのトレーナー・片目とプロボクサーを目指す。おたがいを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛を見つけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。幼い新次を捨てた母、バリカンに捨てられた父、過去を捨て新次を愛する芳子、社会を救おうとデモを繰り広げる大学生たち…。 2021年、ネオンの荒野・新宿で、もがきながらも心の空白を埋めようと生きる二人の男の絆と、 彼らを取り巻く人々との人間模様を描く、せつなくも苛烈な刹那の青春物語。

「この作品を、俺たちの代表作にする」主演の二人と監督が誓った言葉。菅田将暉×ヤン・イクチュン、気鋭のダブル主演が、寺山修司を鮮明に蘇らせる!

1960年代後半、激動の時代に演劇、映画、文学とマルチに活躍し、今なおカルチャーアイコンとして注目され続ける寺山修司。彼が遺した唯一の長編小説、『あゝ、荒野』。人々の“心の荒野”を見つめた傑作が、半世紀以上を経て大胆に再構築され、新たな物語として生まれ変わった。監督は『二重生活』の岸 善幸。2020年の東京オリンピック後を舞台に、都会の片隅を生きる人々の“心”を鋭く描きだす。衝撃のラスト、魂をたぎらせる、かつてない映画がここに誕生した。

*第91回キネマ旬報 日本映画読者ベスト・テン第1位、主演男優賞(菅田将暉)、助演男優賞(ヤン・イクチュン)

*第30回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 作品賞、主演男優賞(菅田将暉)

*第42回報知映画賞 作品賞、主演男優賞(菅田将暉)

あゝ、荒野 前編・後編 あゝ、荒野 前編・後編 あゝ、荒野 前編・後編

2/24(土)~

希望のかなた

希望のかなた

 ©SPUTNIK OY, 2017

2017年/フィンランド/98分/フィンランド語・英語・アラビア語/DCP・35㎜/カラー/配給:ユーロスペース  
原題:TOIVON TUOLLA PUOLEN
監督・脚本:アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン
出演:シェルワン・ハジ、サカリ・クオスマネン

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※横浜シネマリンでは、2/24(土)・2/25(日)・3/8(木)・3/9(金)はデジタル上映、2/26(月)-3/7(水)は35ミリプリントでの上映を予定しております!その風合いの違いをぜひお楽しみください!

北欧の街、ヘルシンキ。ちいさな善意があつまって、妹を探すシリア難民の魂を救う。名匠アキ・カウリスマキ監督、新たな傑作。

内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおりか、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手をさしのべ、自身のレストランへカーリドを雇い入れる。そんなヴィクストロムもまた、行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞれの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始めるが…。

2017年のベルリン国際映画祭で観る者すべての胸に深い余韻を残し、批評家のみならず観客からも圧倒的支持を受けたアキ・カウリスマキ監督『希望のかなた』。同映画祭で見事、監督賞を受賞したカウリスマキは、前作『ル・アーヴルの靴みがき』で“港町3部作”と名付けたシリーズ名を自ら“難民3部作”に変えて、今や全世界で火急の課題となった難民問題に再び向かいあいました。

シリア難民の主人公カーリドは、“いい人々のいい国”だと聞いていたフィンランドで、無情にも難民申請を却下され、ネオナチからのいわれのない暴力にさらされます。これは、やむなく故郷を離れた難民たちが、希望を求めた土地で実際に直面する現実です。そんな酷薄な現実にさらされるカーリドに、ヴィクストロムをはじめとする市井の人々が救いの手をさしのべます。カウリスマキ映画ではおなじみの、社会の片隅でつつましやかに生きる、少しばかり孤独をかかえた人々のちいさな善意が、カーリドの願いを叶え、魂を救うのです。『希望のかなた』は今、世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと無償のやさしさをもって描いたヒューマンドラマ。カウリスマキからのメッセージは、不寛容がはびこる世界に生きる私たちの、心のより所となることでしょう。

*2017年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)
*2017年国際批評家連盟賞年間グランプリ
*2017年ダブリン国際映画祭 ダブリン映画批評家協会賞、最優秀男優賞
*2017年ミュンヘン映画祭 平和のためのドイツ映画賞ザ・ブリッジ監督賞
*2017年モスクワ国際映画祭出品
*2017年シドニー映画祭出品
*2017年トロント国際映画祭出品

希望のかなた 希望のかなた 希望のかなた

2/24(土)~

霊的ボリシェヴィキ

霊的ボリシェヴィキ

2017年/日本/ビスタサイズ/ステレオ/72分/配給・宣伝:『霊的ボリシェヴィキ』宣伝部
監督・脚本:高橋洋
撮影:山田達也
照明:玉川直人
録音:臼井勝
音楽:長嶌寛幸
製作:映画美学校
出演:韓英恵、巴山祐樹、長宗我部陽子、高木公佑、近藤笑菜、河野知美、本間菜穂、南谷朝子、伊藤洋三郎

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,200円を当館受付にて発売中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

舞台挨拶
初日2/24(土)14:15回上映前、高橋洋監督、巴山祐樹さんの舞台挨拶が決定致しました!13:45よりロビーにおいて、サイン会も開催致します!
3/3(土)19:00回上映後、高橋洋監督の舞台挨拶がございます!

*高橋洋監督をはじめ現役で活躍するプロの脚本家が直接指導。* *映画美学校脚本コース2018年度、4月開講!*

映画美学校脚本コース

それは、あの世に触れる<恐怖の革命> 
Jホラーの巨匠が切り拓く、かつてない“心霊映画”

集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設。呼び集められたのは、かつて“あの世に触れた”ことがあるという“ゲスト”と呼ばれる男女たちだった。その中の一人、由紀子には、幼い頃“神隠し”に遭遇した過去があった。強すぎる霊気により一切のデジタル機器が通用しないこの場所で、静かにアナログのテープが回り始める。やがてテープに記録されてゆくのは、人間の領域を踏み越える禁断の心霊実験だった……。

「霊的ボリシェヴィキ」。ディープ・オカルトの世界でのみ密かに語り継がれた謎の言葉…。この言葉をタイトルに冠する極限の映画が誕生した!

「霊的」×「ボリシェヴィキ」(ロシア革命でレーニンが率いた革命党派*)。霊と唯物論のあり得ない交錯を1970年代に提唱したのは、神道霊学研究家の武田崇元氏。ジャパニーズ・ホラーを主導し、その後も『恐怖』『旧支配者のキャロル』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』と一貫して恐怖映画を追求してきた高橋洋は、20年以上前からこの言葉に取り憑かれ、ついに、かつてないコンセプトによる“心霊映画”を生み出した。その最初のホン読み(シナリオの読み合わせ)は、「まるでそれ自体が降霊実験のようだった」という(スタッフの証言)。そして偶然にも、この映画が完成したのは2017年、ロシア革命100周年の年だった…。

主演は鈴木清順監督『ピストルオペラ』でのデビュー以来、異彩を放ち続ける韓英恵。さらに高橋映画の常連・長宗我部陽子、『秋の理由』の伊藤洋三郎らベテラン勢から岩手まで個性派俳優陣が結集した。これは観客を直接スクリーンの中の“霊気”へと巻き込む、まったく新しい形の“霊的エンターテインメント”である。

*ボリシェヴィキとは…ロシア語で「多数派」の意味。1917年10月のロシア革命、ソビエト政権の樹立以後は、暴力的な共産主義革命を目指す前衛集団の意味で用いられる。レーニンと後継者スターリンが提唱する革命主義は「ボリシェヴィズム」とも呼称される。

霊的ボリシェヴィキ 霊的ボリシェヴィキ 霊的ボリシェヴィキ

3/3(土)~

[霊的ボリシェヴィキ公開記念]高橋洋監督 霊的特集上映

霊的ボリシェヴィキ公開記念
“Jホラー”の立役者 高橋洋監督の原点に迫る!
3/3(土)-3/9(金)

高橋洋(監督・脚本)

高橋洋(監督・脚本)


1959年生まれ。『女優霊』『リング』シリーズの脚本で、Jホラーブームの立役者となる。他の脚本作は、『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『おろち』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』など。2004年『ソドムの市』で長編監督デビュー。以後『狂気の海』『恐怖』『旧支配者のキャロル』に続いて『霊的ボリシェヴィキ』は監督5作目となる。

横浜シネマリンでは『霊的ボリシェヴィキ』公開を記念して、高橋洋監督作品を特集いたします。

上映スケジュール

2/24(土) 2/25(日) 2/26(月) 2/27(火) 2/28(水) 3/1(木) 3/2(金)
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ14:15-15:35
霊的ボリシェヴィキ

予定表 横にスクロールできます

3/3(土) 3/4(日) 3/5(月) 3/6(火) 3/7(水) 3/8(木) 3/9(金)
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
霊的ボリシェヴィキ19:00-20:20
霊的ボリシェヴィキ
狂気の海+旧支配者のキャロル 狂気の海+旧支配者のキャロル 20:40-22:20
狂気の海+旧支配者のキャロル
ソドムの市20:30-22:20
ソドムの市
狂気の海+旧支配者のキャロル 狂気の海+旧支配者のキャロル 20:30-22:00
狂気の海+旧支配者のキャロル
ソドムの市20:30-22:20
ソドムの市
狂気の海+旧支配者のキャロル
狂気の海+旧支配者のキャロル 20:30-22:00
狂気の海+旧支配者のキャロル
ソドムの市20:30-22:20
ソドムの市
狂気の海+旧支配者のキャロル 狂気の海+旧支配者のキャロル 20:30-22:00
狂気の海+旧支配者のキャロル

予定表 横にスクロールできます

【当日料金】

旧作特集:一般・会員・大専・シニア1,100円/高校生以下800円

新作霊的:一般1,700円/会員1,400円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

舞台挨拶
霊的初日2/24(土)14:15回上映前、高橋洋監督、巴山祐樹さんの舞台挨拶がございます!13:45よりロビーにおいて、サイン会も開催致します!
3/3(土)19:00回上映後、高橋洋監督の舞台挨拶がございます!
特集初日3/3(土)20:40回上映前、高橋洋監督の舞台挨拶がございます!※3/3(土)のみ20:40スタート!

上映作品紹介

旧支配者のキャロル

旧支配者のキャロル

2011年/日本/47分/ビスタ/配給:映画美学校/HD-cam
監督・脚本:高橋洋
撮影:山田達也
音楽:長嶌寛幸
出演:松本若菜、中原翔子、津田寛治、本間玲音、伊藤洋三郎

高橋洋がホラーから一転、「真の人間ドラマ」に初めて挑んだ一作。映画学校の卒業制作の監督に選ばれたみゆき(松本若菜)は、講師であり、憧れの女優、早川ナオミ(中原翔子)に出演依頼をし、監督という大役に熱を入れてゆく。だが、ナオミが科す試練はあまりに過酷であり、「現場では心にスタンガンを持て!」とナオミの言葉を反芻する現場にただならぬ緊張感が走り続ける。プレッシャーと戦うみゆきは、クラスメイトで出演者でもある村井(津田寛治)に支えられながら撮影を続けるが、現場は熾烈を極めていく…。

狂気の海

狂気の海

2007年/日本/34分/DV-cam/配給:映画美学校
監督・脚本:高橋洋
撮影:山田達也
音楽:長蔦寛幸
出演:中原翔子、田口トモロヲ、長宗我部陽子

国会での圧倒的な議席数を背景に日本国首相・真壁晋太郎(田口トモロヲ)は日本を“普通の国”にするべく憲法改正に着手しようとしていた。しかし、首相夫人(中原翔子)はあまりにも憲法9条を狂った形で愛し過ぎてしまっていた…。そんな中、合衆国大統領が何者かによって呪い殺されるという事件が起きる。動き出す“FBI霊的国防部”。捜査官のライス(長宗我部陽子)は、強力な軍事力を背景に首相夫妻を追い詰める。日本は核武装して対抗するほかないのか。しかし、アメリカすらも思い及ばぬ、言語を絶した人々が日本の地下には潜んでいたのだった。

ソドムの市

©2004ホラー番長製作委員会

ソドムの市

2004年/日本/104分/DV-cam/配給:ユーロスペース
監督・脚本:高橋洋
撮影:木暮洋輔
美術:山本直輝
音楽:長嶌寛幸
出演:浦井崇、小嶺麗奈、中原翔子、園部貴一

同型のDV カメラによる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプトが話題の試み「映画番長」、その第三弾。俎渡海家の子孫、「ソドムの市」こと市郎(浦井崇)は、最悪の破壊計画を企んでいた。発端は18世紀、身に覚えのない罪で領主、市兵衛に責め殺された腰元のテレーズ(小嶺麗奈)とキャサリン(宮田亜紀)。それがまったくの濡れ衣だったと判ったとたん、俎渡海家一族に、血塗られた地獄の呪いが襲いかかる!

3/3(土)~

おもてなし

おもてなし

 (C)2017 SHOCHIKU STUDIO CO.,LTD. and EPIC ENTERTAINMENT CO., LTD.

2017/日本・台湾合作/日本語・中国語・英語/96分/DCP/カラー/シネマスコープ/5.1ch
配給:株式会社松竹撮影所、株式会社ニチホランド
配給協力:太秦株式会社
監督・撮影・編集:ジェイ・チャン 
脚本:ジェイ・チャン、砂田麻美
音楽:大橋好規
出演:田中麗奈、ワン・ポーチエ、余 貴美子、ヤン・リエ、ヤオ・チュエンヤオ、藤井美菜、ルー・シュエフォン、マイケル・タオ、青木崇高、眞島秀和、木村多江、香川京子

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1400円を当館受付にて発売中!

老舗旅館の再生を目指す人たちの“おもてなし”の旅

琵琶湖畔にある老舗旅館「明月館」が実家の梨花(田中麗奈)は、5年前に父を亡くし、旅館を一人で切り盛りし続けている母、美津子(余貴美子)を支えるため、仕事を辞めて実家に戻ってきた。経営不振の中、美津子の大学時代の恋人であり台湾実業家のチャールズ(ヤン・リエ)が旅館を買収して、息子のジャッキー(ワン・ポーチエ)を再建のために送り込んできた。しかし、“おもてなし”の心を持っていないジャッキーに対して梨花は反発し衝突する。そんなジャッキーには、来日への密かな別の目的があった。それは、かつての恋人、尚子(藤井美菜)とやり直すことだった。尚子に婚約者がいることを知ったジャッキーは諦めきれない想いを抱えながらも、尚子の結婚式が開けるように「明月館」を改装して、最後のプレゼントをしようと思いついた。同じく梨花も、不倫していたかつての上司に別れを告げ、人生の再スタートをはかろうとしていた。ジャッキーは、「おもてなし教室」を主催している木村先生(木村多江)との講義を経て、“日本のおもてなしの心”を学び始めていたが、ビジネスパートナーの黄が「明月館」を売却する手続きをすすめていることが発覚し…。

日本を代表する女優、田中麗奈と台湾で活躍しているワン・ポーチエのダブル主演で贈る日本×台湾の合作映画が誕生した。日本の“おもてなし”の心が、この春、皆様の心にあたたかな陽射しを届けます。

おもてなし おもてなし おもてなし

3/10(土)~

かぞくへ

かぞくへ

©2017 「かぞくへ」製作委員会.

2016/日本/117分/DCP/シネスコ/5.1ch/カラー/配給:「かぞくへ」製作委員会
監督・脚本・編集:春本雄二郎
撮影:野口 健司
出演:松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,300円を当館受付にて発売中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

ありがとう、けど、云わん。

家族を知らない男が、つかみかけた幸せを前に、親友と婚約社の間で揺れる―日本の片隅に生きる若者たちの息遣いを骨太に描き出した人間ドラマ

家族の温かさを知らずに生きてきた旭は、同棲中の佳織と結婚を目前にしながら、良かれと思って紹介した仕事で親友の洋人を詐欺の被害に合わせてしまう。
養護施設で家族同然に育ってきた唯一無二の親友と、認知症が進む祖母のために結婚式を急ぐ婚約者の間で、次第に旭は追い詰められていき…。

2016年東京国際映画祭スプラッシュ部門で上映され、エモーショナルなラストに観客の拍手は鳴りやまなかった。その後フランス・ヴズール国際アジア映画祭では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)含む3冠を達成、ドイツ・ニッポンコネクションほか海外映画祭でも高い評価を得た本作。そで描かれるのは、苦しい生活の中で喜び、悩み、涙する、人間たちの息遣い。自分が持ちえなかった家族のぬくもりを渇望し、愛を求め、後悔を抱えながら、それでも生きていく―主人公・旭を演じた松浦の実話を基に、監督の春本雄二郎がオリジナル脚本を書き上げた。その骨太な演出に確かな演技力で応えた松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美ら俳優陣。今の日本で生きるには不器用すぎる人物たちが織り成す物語は、容赦なく観る者の胸に迫ってくる。

かぞくへ かぞくへ かぞくへ

3/10(土)~

廻り神楽

廻り神楽

(C)VISUAL FOLKLORE INC.

2017年/日本/94分/配給:ヴィジュアルフォークロア 
監督・プロデューサー:遠藤協
監督:大澤未来
撮影:明石太郎・戸谷健吾
サウンドデザイン:森永泰弘
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
支援:全日本テレビ番組製作社連盟
出演:黒森神楽保存会
語り:一城みゆ希
昔話朗読:森田美樹子

公式ホームページ

神楽が来れば、春はもうすぐなのす。
—海辺の死者と生者の通い路を今日も神楽衆は廻ります。

岩手県宮古市に根拠地をもつ黒森神楽は、江戸の初期から340年以上、三陸海岸の久慈・釜石間150㎞を巡り続けて来た。正月になると神楽衆は、黒森山の神霊を宿した権現様と旅に出る。民家を一夜の宿として、神楽を演じ、亡き人には神楽念仏を唱える。繰り返し繰り返し津波が襲って来たこの地で、神楽衆は何百年ものあいだ、自然と人間を取り結ぶ役目を果たしてきた。ザシキワラシやオシラサマ、神々や精霊が今も息づく豊かな三陸の海辺を巡る神楽衆。その通い路に「海の遠野物語」が紡がれる。被災から6年後の人々の願いを描くドキュメンタリー。遠藤協と大澤未来の共同監督による劇場初公開作品。

廻り神楽 廻り神楽 廻り神楽
どんな町にもメリーさんがいた!

3/17(土)~

ひいくんのあるく町

ひいくんのあるく町

 ©水口屋フィルム

2017年/日本/DCP/カラー/47分
監督:青柳拓
プロデューサー・録音:植田朱里
副プロデューサー:熊澤海透
撮影:山野目光政
録音:福田陽
編集:朝野未沙稀
題字:渡井秀彦(ひいくん)
アドバイザー:安岡卓治、島田隆一、山内大堂、辻井潔
製作=日本映画大学

公式ホームページ

【前売券】ひいくん&メリーさん共通 劇場特別鑑賞券900円を当館受付にて発売中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

僕の故郷の記憶には、いつも彼が歩いていた。シャッター街をほのかに明るく照らす珠玉の47分!かつての町は今でも温かく、いつまでも優しい。

監督、青柳の父が働く障がい者の自立施設「地域活動支援センター」に通う渡井秀彦さんを街の人々は「ひいくん」と愛称して温かく見守り、仕事の手伝いを託す。その表情に屈託はない。この街に生きる人として受け入れ、差別も偏見もない。厚労省が提唱し、バリヤフリーや障がい者の自立や社会参加を促す「ノーマライゼーション」の理念が、この地に根付いているのである。「ひいくん」を主人公として衰えつつある故郷・市川大門の変化と現実を描くことを青柳は決意する。電気店を営んでいた叔父・青柳正輝さんは、脳出血を患い、認知症も併発してリハビリに励んでいるが、かつてこの街を趣味の写真で記録し続けていた。正輝さんの写真は、市川大門の変化を記録していた。その写真の一葉に、節分で鬼の面を被った「ひいくん」と幼い青柳拓が写されていた。都会で暮らすことを決意していたはずの青柳が本作の制作過程で、故郷に惹かれてゆく。

故郷への郷愁と愛しさを奏でる“ほっこり”ドキュメンタリーの誕生。

監督の故郷、山梨県甲府盆地の南・市川大門。その町並みをヘルメット姿の少年のような風変わりなおじさんがひょこたんと歩く。彼は町の人々の手伝いをして、“ひいくん”と愛称され温かく受け入れられている。いつも、当たり前のように町があり、人がいた。しかし、いつしか町はシャッターが目立つようになった。お気に入りの電気屋「水口屋テレビ」の店主・青柳正輝さんは病気で倒れ、店を閉めた。写真好きの正輝さんが撮影した膨大な数の写真には、この町の活気ある姿が確かな形で写っていた。華やかだった町の風景、盛り上がる祭り…。今、町はゆるやかに静まってゆくが、我らが人気者のひいくんはこの町を今日も朗らかに歩き続ける。
ひいくんのあるく町 ひいくんのあるく町 ひいくんのあるく町

3/17(土)~

ヨコハマメリー

ヨコハマメリー

2005年/カラー/スタンダード/92分
監督・構成:中村高寛
プロデューサー:白尾一博、片岡希
撮影:中澤健介、山本直史
音楽:Since(コモエスタ八重樫+福原まり)
テーマ曲:「伊勢佐木町ブルース」主題歌 渚ようこ
写真:森日出夫
イラスト:宇野亜喜良
企画・制作:人人フィルム
配給:ナインエンタテインメント
配給協力・宣伝:アルゴピクチャーズ
出演:永登元次郎、五大路子、杉山義法、清水節子、広岡敬一、団鬼六、山崎洋子、大野慶人、福寿祁久男、松葉好市、森日出夫 他

公式ホームページ

【前売券】ひいくん&メリーさん共通 劇場特別鑑賞券900円を当館受付にて発売中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

かつて、ひとりの娼婦がいた。彼女の名前は“ハマのメリー”。街から消えた伝説の女(ひと)。

人生の深みと温かさが、心をゆるがす
歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに身を包んだ老婆が、ひっそりと横浜の街角に立っていた。本名も年齢すらも明かさず、戦後50年間、娼婦として生き方を貫いたひとりの女。かつて絶世の美人娼婦として名を馳せた、その気品ある立ち振る舞いは、いつしか横浜の街の風景の一部ともなっていた。“ハマのメリーさん”人々は彼女をそう呼んだ。

1995年冬、メリーさんが忽然と姿を消した。自分からは何も語ろうとしなかった彼女を置き去りにして、膨らんでいく噂話。いつの間にかメリーさんは都市伝説のヒロインとなっていった。そんなメリーさんを温かく見守り続けていた人たちもいた。病に冒され、余命いくばくもないシャンソン歌手・永登元次郎さんもその一人だった。消えてしまったメリーさんとの想い出を語るうちに、元次郎さんは一つの思いを募らせていく。もう一度、メリーさんに会いたい。そして彼女の前で歌いたい。

監督は、メリーさんが街から消え、その影を追うように、様々な人々へのインタビューを始めた。そしてメリーさんを通して見えてきたものは、市井の普遍的な人の営み、感情、人生の機微であった。撮影開始から5年の歳月をかけ、地元・横浜への親しみが込められた、清々しい感動に溢れる作品を作り上げた。

ヨコハマメリー ヨコハマメリー ヨコハマメリー
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