マルクス・エンゲルス

マルクス・エンゲルス

©2016 AGAT FILMS & CIE – VELVET FILM – ROHFILM – ARTEMIS PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA – JOUROR

2017年/フランス・ドイツ・ベルギー合作/118分/フランス語・ドイツ語・英語/DCP/配給:ハーク
原題:THE YOUNG KARL MARX
監督・脚本・製作:ラウル・ペック
出演:アウグスト・ディール、シュテファン・コナルスケ、ヴィッキー・クリープス、オリヴィエ・グルメ

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

カール・マルクス生誕200年記念作品
若きマルクスとエンゲルスの友情は世界の未来を大きく変えた――

1840年代のヨーロッパでは、産業革命が生んだ社会のひずみが格差をもたらし、貧困の嵐が吹き荒れ、人々は人間の尊厳を奪われて、不当な労働が強いられていた。20代半ばのカール・マルクスは、搾取と不平等な世界に対抗すべく独自に政治批判を展開するが、それによってドイツを追われ、フランスへと辿りつく。パリで彼はフリードリヒ・エンゲルスと運命の再会を果たし、エンゲルスの経済論に着目したマルクスは彼と深い友情をはぐくんでゆく。激しく揺れ動く時代、資本家と労働者の対立が拡大し、人々に革新的理論が待望されるなか、二人はかけがえのない同志である妻たちとともに、時代を超えて読み継がれてゆく『共産党宣言』の執筆に打ち込んでゆく――。

マルクスとエンゲルスは何を考え、何と闘い、何を成し遂げたのか。
世界中に貧困と格差が拡がる今日、彼らのエネルギーが私たちに突きつけるものとは。

レーニン、ゲバラ、カストロ、マンデラ‥20世紀を代表する変革の指導者の前には、いつもマルクスとエンゲルスがいた。本作はドイツ、フランス、イギリス、ベルギーを舞台に、二人が「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という有名な言葉で始まる『共産党宣言』を執筆するまでの日々をドラマティックに描く。

監督は『ルムンバの叫び』(00)、『私はあなたのニグロではない』(16)で知られる社会派の名匠ラウル・ペック監督。彼はマルクスとエンゲルスの思想は過去のものではなく、社会をよりよくするという思いが不滅である限り永遠であると映画を通して語っている。とりわけエンド・クレジットで流れるボブ・ディランの名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」がそのことを強烈に伝えてくる。

マルクス・エンゲルス マルクス・エンゲルス マルクス・エンゲルス

上映日時

6/30(土)~7/6(金) 7/7(土)~7/13(金) 7/14(土)~7/20(金) 7/21(土)~7/27(金)
12:05~14:30 13:50~15:50
17:40~19:40
18:20~20:20 12:15~14:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

縄文にハマる人々

縄文にハマる人々

2018年/日本/103分/製作:リタピクチャル
監督:山岡信貴
出演:小林達雄、いとうせいこう、佐藤卓
ナレーション:コムアイ(水曜日のカンパネラ)
エンディングテーマ:森は生きている

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人類史に残された最強のミステリー。1万年以上続いた「縄文」という謎。

縄文時代。日本人なら小学生でさえ知っているこの言葉。しかし、その実態は知れば知るほど、謎が多い・・・というか、実はほとんどが謎。宇宙人地球飛来説を裏付けるような土偶たちをはじめとする奇妙な造形物の数々が膨大に残されてはいるものの、それらが何なのか、21世紀になった今となっても、誰ひとり真実にたどり着けないまま、やはり謎。

全国100か所にも及ぶ縄文探求の旅の果てにたどり着いた現代人必見の謎の正体とは?

この映画は縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、さらには文化人やアーティスト、そして縄文に情熱の全てを傾ける人々への取材を経て、その秘密の核心へと迫ってゆく。また、1000点近く紹介される縄文土器や土偶たちの想像を超えた造形の数々も必見。

「数千年を自在に行き来する声!」と監督が称賛。コムアイ(水曜日のカンパネラ)がナレーションを担当し、予測不可能な世界へと観客を誘う。

ナレーションには、独自の存在感を放つ水曜日のカンパネラのコムアイ。エンディングテーマにはあらゆるジャンルの音楽の全てを飲み込むかのようなスタイルで知られる「森は生きている」。 監督には前作「死なない子供、荒川修作」で、難解さで知られる現代アーティストの荒川修作を見事に読み解き、これまでの監督作品の全てがベルリンをはじめとする国際映画祭への招待を受けている山岡信貴。
縄文時代が終焉を迎えて約2500年。この時間の流れの中で日本人は一体何を失い、忘れてしまったのか。その秘密は21世紀の私たちの根幹を揺さぶり、見慣れた風景を一変させてしまうような、未来へと繋がる新たな世界への扉を開く。

縄文にハマる人々 縄文にハマる人々 縄文にハマる人々

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

ポップ・アイ

ポップ・アイ

©2017 Giraffe Pictures Pte Ltd, E&W Films, and A Girl And A Gun. All rights reserved.

2017年/シンガポール、タイ合作/102分/配給:トレノバ、ディレクターズ・ユニブ
原題:POP AYE
監督・脚本:カーステン・タン
出演:ボン、タネート・ワラークンヌクロ、ペンパック・シリクン、チャイワット・カムディ

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【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:ゾウのおもちゃをプレゼント!

ゾウと中年男、
タイ縦断500キロの旅がはじまる!

かつては一流建築家として名を馳せたタナー。 今は会社で居場所がなくなり、妻にも相手にされず、人生に疲れきった中年男。 ある日、彼はバンコクの路上で、幼い頃に飼っていたゾウのポパイを偶然見つける。居ても立ってもいられなくなった彼は、数十年を経て巨大に成長したポパイを買い取って家に連れ帰るが、妻にキレられる。 家庭も仕事も放り出したくなったタナーはポパイと二人で家出をして、幼い頃に一緒に暮らした故郷を目指して長い長い旅をはじめる。道中では、ちょっと間抜けな警官コンビや人生を悟ったホームレス、哀愁漂うニューハーフなど個性豊かな人々に出会っていき…。

サンダンスが歓喜に包まれた!タイに魅了され、”野良ゾウ”にインスピレーションを得た カーステン・タンが描く、かつてない摩訶不思議なロードムービー!

ゾウと中年男がタイの国土を縦断するという奇想天外なアイデアを、 巧みなストーリーテリング、ユーモアあふれる演出、そして旅情感に満ちた映像で描き出したのは、シンガポール出身の女性監督カーステン・タン。 短編が各国の国際映画祭で注目され、CNNの「注目の人物」でも取り上げられた俊英が長編第1作に選んだ舞台は居住経験のあるタイ。 その時に目撃した”野良ゾウ”のビジュアルに触発されて制作した本作は、シンガポールの名匠 エリック・クーに大絶賛され、ワールドプレミアとなったサンダンスで脚本賞を受賞し、大きな話題となる。 その後、ロッテルダムやチューリッヒなどの国際映画祭でも高い評価を得る。 第30回東京国際映画祭CROSSCUT ASIA部門上映作品。

ポップ・アイ ポップ・アイ ポップ・アイ

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

乱世備忘 僕らの雨傘運動

乱世備忘

©2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

2016年/香港/128分/DCP/配給:太秦
原題:乱世備忘(Yellowing)
監督:陳梓桓(チャン・ジーウン)
エグゼクティブプロデューサー:崔允信(ヴィンセント・チュイ)
音楽:何子洋(ジャックラム・ホ)
監修:倉田徹

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全国共通特別鑑賞券1,300円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカードをプレゼント! 有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

未来を変えるには時間がかかる。2014年はすべてのはじまりであった。

僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。
2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した、雨傘運動。同じ「香港人」であるはずの警官たちからの浴びせられる催涙弾に皆が雨傘を手に抵抗し、僕はカメラを手にデモに向かった。
そこで映画の主人公となる仲間たち、大学生のレイチェル、ラッキー、仕事が終わってからデモに駆けつけてくる建築業のユウ、授業のあと1人でデモに来た中学生のレイチェルたちに出会った。香港の街が占拠され、路上にはテント村ができ、自習室ではラッキーの英語無料教室が開かれた。テントをたて、水を運び、そして夜は一緒にマットを敷いて路上に寝る日々。討議がまとまらず言い争いになると「これが民主主義」だと、皆で笑いあう。こんな香港を見るのははじめてだった。
香港に暮らす「普通」の僕たちが、「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録――。
当時27歳だった陳梓桓(チャン・ジーウン)監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。

「僕たちは何かを変えたか——」
香港の新世代による、香港、そしてアジアの未来を見つめる社会派青春群像劇ドキュメンタリー。

2014年は香港・雨傘運動のほか、台湾・ひまわり運動では学生たちが立法院を占拠し、日本ではSEALDsの前身となる学生団体SASPLが結成された。明確な結果が見えず運動が終わった時、彼らは自分たちがどう闘い続けていくかという問題に直面する。若者たちの軌跡を紐解く事で、私たちアジアの未来が見えてくる。

乱世備忘 乱世備忘 乱世備忘

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

名前

名前

©2018 映画「名前」製作委員会

2018年/日本/114分/DCP/配給・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
監督:戸田彬弘
原案:道尾秀介
脚本:守口悠介
主題歌:「光」DEN(谷本賢一郎×道尾秀介)
出演:津田寛治、駒井蓮、勧修寺保都、松本穂香、内田理央、池田良、木嶋のりこ、金澤美穂

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【前売券】全国共通特別鑑賞券1,400円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカード2枚セットをプレゼント!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

偽名を使って生きる男と秘密を抱える女子高生。
――誰もが日常で演技をしている。
行き場のない二人は、家族になった――

直木賞作家・道尾秀介が書き下ろしたオリジナル原案を元に映画化された本作は、親子の在り方や思春期の心の揺れ動きを描き出す、切なくも心温まる珠玉の物語。
嘘を重ねて生きる主人公・正男を演じるのは、北野武監督『ソナチネ』で映画デビューを飾り、メジャー・インディペンデント問わず数多の作品に出演し、今や日本映画界に欠かせない存在となった名優・津田寛治。ミステリアスな女子高生・笑子には『心に吹く風』のヒロインの学生時代役やCMなどで鮮烈な印象を残している若手注目度No.1女優、駒井蓮。さらに筒井真理子、松本穂香、勧修寺保都、池田良、内田理央、木嶋のりこ、川瀬陽太、波岡一喜など個性豊かな役者陣が脇を固めている。
監督は、『THE VOICE』等の舞台演出家、脚本家としての顔も持つ『ねこにみかん』の戸田彬弘。脚本は『つむぐもの』の守口悠介、撮影監督に『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭で高く評価された根岸憲一、音楽に河瀨直美監督作品などを手掛ける茂野雅道など、一流のスタッフが名を連ねている。

全てを失った男と心の拠り所を探す少女が紡ぎだす、哀しくも温かな絆を描いた、ヒューマン・ミステリー。

都会を離れ茨城に身を寄せた男・正男は、自分の名前や身分を偽って生きていた。「本当の自分じゃない方が皆幸せなのさ」と嘘を重ねる彼の前に、見知らぬ女子高生・笑子が現れる。
笑子は正男が周囲に名前を偽っていることを知りつつも、自分が何者なのかを明かさないまま正男と時間を過ごすようになる。そんな笑子を次第に受け入れ、娘と共にいるかのような幸せを感じ始める正男。
しかし、笑子の秘密を知った時、彼女の本当の想い、そして自らの哀しい過去と向き合うことを決断する。そして心を閉ざし高校生活を送ってきた笑子も、演劇部で主演のひとりに選ばれて、少しずつ変わっていく……。

名前 名前 名前

上映日時

7/14(土)~7/20(金) 7/21(土)~7/27(金)
12:05~14:05 16:30~18:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

馬の骨

馬の骨

©2018オフィス桐生

2018年/日本/91分/DCP/製作・配給:オフィス桐生
脚本・監督:桐生コウジ
脚本:坂ノ下博樹・杉原憲明 
撮影:佐々木靖之
出演:小島藤子、深澤大河、ベンガル、桐生コウジ

公式ホームページ

【前売券】特別鑑賞券1,300円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルクリアファイルをプレゼント!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

1989年流行語にもなった伝説のテレビ番組『イカ天』。
出演バンド「馬の骨」には30年後の後日談があった―。

自称音楽家と元アイドルのオフビート音楽コメディー

工事作業員の熊田(桐生コウジ)は元イカ天バンド「馬の骨」のボーカリスト。作業現場でトラブルを起こし解雇された熊田は、家賃1万5千円の格安シェアハウスに転がり込む。
アイドルのユカ(小島藤子)、ヲタク大学生の垣内(深澤大河)、キノコ狩りが趣味の宝部(ベンガル)、のんきな大家(しのへけい子)との奇妙な共同生活が始まる。住人たちから「職業は?」と問われた熊田は、つい「音楽関係」と口走ってしまう。アイドルを卒業し密かにシンガーソングライターを志していたユカは、熊田へのアプローチを開始する。やがて、熊田の正体が発覚し──。
夢を放棄して30年間、いまだ鬱屈とした日々を送っている中年男が、一途に夢を追い続ける若者との出会いによって、青春の後悔にケリをつけようと再起を図る。

イカ天バンド「馬の骨」桐生コウジ原案、『ひよっこ』小島藤子初主演

2017年NHK朝ドラ『ひよっこ』で注目を集めた小島藤子の映画初主演作。挿入曲「やまない音」の作詞、ギター弾き語りに初挑戦したのみならず、特技の書道を活かし題字も執筆。
出演はほかに『弱虫ペダル』の深澤大河、現役アイドル志田友美(夢みるアドレセンス)、茜屋日海夏(i☆Ris)、河上英里子などフレッシュな面々に加え、ベンガル、しのへけい子、信太昌之、黒田大輔、大浦龍宇一らベテラン勢が脇を固める。
『イカ天』審査委員長の萩原健太と、元たまの石川浩司も本人役として特別出演。
音楽監督に岡田拓郎(元 森は生きている)、予告編演出を乃木坂46の個人PVを手がける頃安祐良、アイドル挿入曲のプロデュースが久保こーじという異色コラボレーション。
ライブシーンの撮影はスピッツやエレファントカシマシを輩出した「新宿JAM」、練習スタジオや路上ライブは音楽の街として知られる高崎にて。第32回高崎映画祭で特別先行上映された。

馬の骨 馬の骨 馬の骨

【初日舞台挨拶】

6/23(土)20:50回終了後、小島藤子さん、桐生コウジ監督の舞台挨拶がございます。

小島藤子(こじま ふじこ) 桜本町ユカ役


小島藤子(こじま ふじこ)1993年、東京都出身。
2008年『キミ犯人じゃないよね?』で女優デビュー、『小公女セイラ』の真里亜役で注目を集める。映画では『書道ガールズ!!』『青空エール』『氷菓』などに出演。2017年のNHK『ひよっこ』寮長役は記憶に新しい。

桐生コウジ(きりゅう こうじ) 熊田美津夫役/脚本・監督


桐生コウジ(きりゅう こうじ)1965年、東京都出身。
イカ天バンド「馬の骨」解散後、俳優に転身、『座頭市』『アウトレイジ 最終章』などの北野映画に出演。プロデュース作品に『市民ポリス69』『ディアーディアー』。劇場映画三作目となる本作では脚本・監督も担当している。

上映日時

6/23(土)~6/29(金)
20:50~22:30 レイトショー割レイト割

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800

ワンダーランド北朝鮮

ワンダーランド北朝鮮

©Kundschafter Filmproduktion GmbH

2016年/109分/ドイツ・北朝鮮合作/BD/配給:ユナイテッドピープル
原題:Meine Bruder und Schwestern im Norden
監督:チョ・ソンヒョン

公式ホームページ

北朝鮮の“普通”の暮らしとその⼈々。
これはプロパガンダか?それとも現実か?
⼈々の幸せそうな表情に、⾃然エネルギーを活⽤した循環型な暮らし。
北朝鮮の予想外のリアル発⾒を発⾒するドキュメンタリー。


世界から隔離された国、北朝鮮に良いイメージを持っている⼈は少数派だろう。北朝鮮のイメージは⼤概、独裁国家で核開発を⾏う危ない国といったところだろう。しかし、それが本当に北朝鮮の姿なのだろうか?

韓国出⾝のチョ・ソンヒョン監督は、この問いの答えを探しに北朝鮮で映画制作を⾏うため韓国籍を放棄し、ドイツのパスポートで北朝鮮に⼊国。そして、エンジニア、兵⼠、農家、画家、⼯場労働者など“普通の⼈々”への取材を敢⾏した。

北朝鮮で制作する全ての映画は検閲を逃れられない。しかし、⾃由に取材活動が出来ない制約下でも “同胞”として受け⼊れられたチョ監督は、最⾼指導者への特別な感情を抱く普段着の表情の⼈々と交流し、意外と普通だが、予想外の北朝鮮の素顔を発⾒していく。

公務員画家の男性は、美しい⼥性を描くことを楽しみ、表情は明るい。デザイナーという⾔葉を知らない縫製⼯場で働く少⼥の夢は、“今までにない独創的な服を作る”こと。こんな“普通”の⼈々が登場する。
また、経済制裁下にある北朝鮮の⼈々の暮らしぶりは慎ましいが、どこか懐かしさを感じさせる。経済制裁を受け、⾃活せざるを得ない必要性から、⾃然エネルギーを活⽤する⼈々の暮らしが循環型であることは驚くべき事実である。
この映画が映し出すそんな普通の北朝鮮の⼈々の暮らしは、多くの⼈々が想像するステレオタイプなものとはまるで違うものだろう。
あなたの知らないもう⼀つの北朝鮮の姿が明らかになる。

ワンダーランド北朝鮮 ワンダーランド北朝鮮 ワンダーランド北朝鮮

上映日時

7/14(土)~7/20(金) 7/21(土)~7/27(金) 7/28(土)~8/3(金)
14:25~16:20 18:40~20:35 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

息衝く

息衝く

© teamJUDAS2017

2017年/日本/130分/DCP/製作・配給:team JUDAS 2017
脚本・監督・プロデューサー:木村文洋
出演:柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太、坂本容志枝、川瀬陽太、小宮孝泰、寺十吾

公式ホームページ

【前売券】劇場特別鑑賞券1,300円を当館受付にて発売中!

舞台挨拶
初日6/23(土)12:15回上映後、主演・柳沢茂樹さん、木村文洋監督舞台挨拶がございます!

子供の頃、見上げた空の先には何があったのか―
これはわたしたちの希望を紡ぐ「この国」の物語

ある政権与党の政治団体でもあり、大新興宗教団体でもある「種子の会」。この映画は、そこで育った二人の男と一人の女を巡る、3.11以後のこの国の物語である。
宗教の掲げる理想、原発の再稼働に目を瞑る政党。理想と現実の間に揺れ、自らの信念を問い続けながらも団体の中で生きる二人の男、則夫と大和。一方、「種子の会」を離れ、母親となり、独りで子を育てる一人の女、慈。彼らには幼少期より絶対的に信頼を寄せる父親的存在がいた。「ひとは独りで生きていける程は強くない。世界ぜんたいの幸福を願うときこそ、個であれー」そう言ったかつての「種子の会」のカリスマは、日本という国を捨てて失踪した。彼が思い描いた未来は果たしてどこにあったのかー。
理想なき社会。そこで各個人がいかに希望をもち、生き続けていくのか。この映画を観る者は、ある特殊な生育環境で育った三人の、それでも誰しもが求める生の実感を追い求める旅を通して、この国の抱える根本的な問題を知ることになるだろう。

原発・宗教・家族―六ケ所村から東京へ。 社会と個の関わりを問い続けてきた木村文洋が描く、 3.11以後の日本のすがた

核燃料再処理工場がある青森県六ヶ所村を舞台に、そこに生きる家族の決断を描いた『へばの』(’08)。「地下鉄サリン事件」オウム真理教の幹部・平田信と逃亡を助ける女性の実在の話をベースに、ありえたかもしれない束の間の愛のすがたを描いた『愛のゆくえ(仮)』(’12)。常に社会と個のあり方と関わりに、鋭く問題を投げかけてきた木村文洋監督による最新長編は、2006年より『へばの』の対として構想にあった、東京に生きる30代の青年たちの物語。原発・宗教・家族を軸に据え、この社会で、いかにして個として生き続けることができるのかを問うた渾身の長編である。
脚本家チームに批評家・杉田俊介らを迎え、3年間に渡り脚本を執筆。撮影、制作は、『ひかりのおと』『愛のゆくえ(仮)』『新しき民』など挑戦的な作品を連打してきたスタッフ陣が務めた。音楽は北村早樹子が担当、演奏に坂本弘道、岡田拓郎(森は生きている)。 また役者には、演劇・映像界で活躍する 柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太(青年団)、坂本容志枝(zora)、川瀬陽太、小宮孝泰、寺十吾(tsumazuki no ishi)らが 参加。 脚本から撮影に至るまで独自の方法論で撮られた本作は、原発や宗教という巨大なテーマにも果敢に挑み、昨今の日本映画とは一線を画す驚くべき野心作がここに完成した。

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上映日時

6/23(土)~6/29(金) 6/30(土)~7/6(金) 7/7(土)~7/13(金)
12:15~14:30 16:20~18:35 19:50~22:05

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1700 ¥1100 ¥800
会員 ¥1400 ¥1100 ¥800

四万十〜いのちの仕舞い〜

四万十〜いのちの仕舞い〜

2017年/日本/108分/DCP/配給:ディンギーズ
監督・企画:溝渕雅幸
撮影:長谷川智明
製作統括:藤原福次

公式ホームページ

*本作は『UDCast』方式に対応した視覚障害者用音声ガイドが付いています。

舞台挨拶
7/7(土)、7/8(日)、7/14(土)、7/15(日)、7/16(祝)10:00回上映後、溝渕雅幸監督の舞台挨拶がございます!

生まれたら死ぬ 単純なことながら

T町の中央を大河四万十が流れる高知県四万十市。人々はその恩恵や時には脅威を受けながらも川と共に生きている。
四万十川流域の人々を医療の面で支える内科医の小笠原望さん。 彼が営む診療所には、毎朝早くから大勢の人が訪れる。 その一人ひとりに優しく語りかけ、話を聴き、そしてみる。 診療所に来られない人やその家族は、家や入居する施設へ往診する。 病を診るのではなく、患者さんをその家族も含め丸ごとみて、聴く。
大河四万十の流域で、人と自然の「いのち」に寄り添う、小笠原望さんの日々を追う。

本当の豊かさとは、本当の幸せとは。
人と人との繋がり、人と自然の繋がりがもたらすものとは?

高齢化が進む日本社会。今、人生の最終章の在り方が問われています。
私が取材を通じて人生を長く生きてきた方々からよく耳にする言葉は、『物質的な豊かさより精神的な豊かさを大切にしたい。』というものです。それは、人生の最終章を心穏やかに過ごすことに他ならないと感じています。
果たして「本当の豊かさ」や「本当の幸せ」は何処にあるのでしょうか?それはどのようなものなのでしょうか?私自身、年齢を重ねて、若いころに追いかけた豊かさ幸せと今求めるものはまるで違うものになっています。
本企画は、高知県四万十市で、地域のかかりつけの診療所を拠点に、在宅医療に取り組む小笠原望医師と四万十川の流域で暮らす人々との交流を見つめながら、「本当の豊かさ」や「本当の幸せ」の在処を探るモノです。
四季折々の表情を見せる四万十川の自然を背景に、今、失われつつある人と人の絆から、人生の意味を探りたいと考えています。
(企画・演出 溝渕雅幸)
四万十〜いのちの仕舞い〜 四万十〜いのちの仕舞い〜 四万十〜いのちの仕舞い〜

上映日時

7/7(土)~7/20(金)
10:00~11:55

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

波伝谷に生きる人びと

波伝谷

2014年/日本/HDカラー/16:9/135分
監督:我妻和樹
製作:ピーストゥリー・プロダクツ

公式ホームページ

舞台は「震災前」の南三陸
海の恵みを一身に受け 地域と深く関わりあいながら 生きている人たちの物語


宮城県南三陸町の海沿いに位置する80戸余りの小さな漁村「波伝谷(はでんや)」。

そこには豊かな海と山があり、人びとは牡蠣・ホヤ・ワカメなどの養殖と丘陵地での農業を営み、暮らしていた。

共同の牡蠣剥き場で明け方から作業をする女たち。

収穫まで3年かかるホヤの生育を祈りながら黙々と海辺に通う男たち。

そこには、自然の豊かさと厳しさに寄り添いながら、地域に残る「結い」や「講」といったシステムを悩みつつ継承し、日々の暮らしを懸命に生きる「普通の」人びとがいた。

2008年3月、そんな波伝谷にカメラを持った一人の若者がやってくる。

はじめ、大学の研究のために波伝谷を訪れた彼は、地域住民総出で行われる獅子舞の行事に心を奪われ、そのエネルギーの源泉に触れようと一人で波伝谷に通い続ける。そのカメラにおさめた映像を、やがて映画にするために。

それから3年後の、2011年3月11日

その日彼は、翌日予定されていた地域の会合で映画の試写会の日取りを決めようと、波伝谷に向かった。

波伝谷 波伝谷 波伝谷

上映日時

5/26(土)~6/1(金)
10:00~12:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800