イントゥ・ザ・スカイ

イントゥ・ザ・スカイ

©2019 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.

2019年/イギリス・アメリカ/101分/シネスコ/5.1ch
英題:The Aeronauts/字幕:風間綾平
配給・宣伝:ギャガ
監督:トム・ハーパー
脚本:ジャック・ソーン
音楽:スティーヴン・プライス
出演:フェリシティ・ジョーンズ、エディ・レッドメイン、ヒメーシュ・パテル、トム・コートネイ

公式ホームページ

高度12000メートルを体感!! 人類の限界に挑む2人の運命は―。 奇跡の実話。興奮と感動の物語。

ジャンボジェットが実現してくれた人類の夢、高度10000mを超える空の旅。それを生身の身体で成し遂げた気象学者がいた。彼の名前はジェームズ・グレーシャー、時は1862年、イギリス。酸素ボンベ無しで気球に乗って、高度11277mまで上昇したのだが、これは現在でも破られていない記録なのだ。
ジェームズの目的は、気象予測を実現すること。その研究のために、大空で目にした一部始終を詳細な記録に残した。今を生きる私たちが、当たり前のように明日の天気を知ることが出来るのも、災害の警報を受け取ることが出来るのも、この飛行があってのことなのだ。
そんな人類の歴史の中でも重大な出来事を映画化したのは、ディズニーの実写版『美女と野獣』のプロデューサー、トッド・リーバーマン。企画に「惚れ込んだ」と語るリーバーマンの指揮のもと、高度11000m、気温マイナス50℃、酸素もほとんどない世界を、最先端の映像とドルビーアトモスのレコーディング技術で、リアルかつダイナミックに再現。スクリーンの前に座るだけで、どこまでも青い大空や太陽に輝く雲の美しい光景から、恐るべき嵐と極寒の世界、光輪や蝶の群れなど地上では目にできない神秘的な現象までを体験。まるで気球に同乗しているかのような、臨場感を限界まで極めた体感型アドベンチャー・エンタテインメントの誕生!

堅物の気象学者と、自由奔放な気球操縦士 気象予報の未来を変えた正反対のふたりの、 深い絆と壮大な旅路の物語

天気を予測することが出来ると唱える気象学者のジェームズは、学界からは荒唐無稽とバカにされ、調査飛行の資金も集められずにいた。諦めきれないジェームズは、気球操縦士のアメリアに「空に連れていってほしい」と頼み込む。2年前に夫を亡くしてから、生きる気力さえ失っていたアメリアだが、悲しみから立ち直るための飛行を決意する。ようやくスポンサーも現れ、アメリアのショーとして、高度の世界記録に挑戦することになる。観客の熱い声援に送られ飛び立った二人だが、立場と目的の違いから狭いバスケットに険悪な空気が流れる。だが、高度7000mの世界記録を破った後、想像を絶する自然の脅威に次々と襲われた二人は、互いに命を預けて助け合うしかなかった。果たして、前人未到の高度11000mで、二人を待ち受けていたものとは──?

科学の力を純粋に信じ、研究には熱くまい進するが、人とのコミュニケーションには不器用なジェームズにはエディ・レッドメイン。実在のフランスの気球操縦士をモデルにした、女性に自由が与えられていなかった時代に、社会の常識にとらわれずに生きるアメリアには、フェリシティ・ジョーンズ。『博士と彼女のセオリー』で天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士と、彼を長年支え続けた妻ジェーンに扮したオスカー俳優コンビが、再び困難を共に乗り越えて結ばれる男女の至高の絆を演じ、観る者の心を熱く揺さぶる。
監督は、主にイギリスのTVシリーズで活躍するトム・ハーパー、脚本は『ワンダー 君は太陽』のジャック・ソーン。音楽は『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞®に輝いたスティーヴン・プライス。
好奇心と勇気が想像を超える未来を連れてくることを教えてくれる、壮大なスペクタクル・エンタテインメント。

イントゥ・ザ・スカイ イントゥ・ザ・スカイ

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

陸軍前橋飛行場 私たちの村も戦場だった

陸軍前橋飛行場

2018年製作/日本/69分/配給:群馬共同映画社
監督:飯塚俊男
撮影:重枝昭典
構成・編集:鍋島惇
ナレーター:中村万里
朗読:長沢大

公式ホームページ

当時を知る少年少女たちが今語る
記憶を記録に 平和への願いを込めて

太平洋戦争末期、群馬県中央部に急造された陸軍前橋飛行場。田畑は強制買収され、特攻訓練された若者たちは沖縄へ向かった。当時を知る人々の証言から浮かび上がることとは・・・
「陸軍前橋飛行場と戦時下に生きた青少年の体験記」(鈴木越夫著)をもとに、戦時中に住谷修さんが克明に記録した「村日記」を清書して今に伝える息子の住谷佳禹さんを始め、当時を知る人々の証言を丹念に収録し、国内外の当時の映像を駆使した貴重な記録である。監督の飯塚敏男は、知られざる地元の歴史を後世に伝えようと本作の製作を決意。飯塚の意図に賛同して、ベテランカメラマンの重枝昭典、構成編集は腕利きの鍋島惇と、一流の技術陣が脇を固めて完成に漕ぎつけた。
戦争終結から70年以上。戦争体験そのものが風化していきそうな今こそ、当時を生きた方々の証言や記録を子どもたちに語り継ぎ、二度と同じ道を歩むことのないように祈り製作された力作である。

太平洋戦争のさなか、群馬県の中央部に建設された<陸軍前橋飛行場>が利用されたのは、敗戦で廃止されるまでの僅か1年間。建設に駆り出された地域の人々、特攻隊員と地域の人々との交流など、さまざまなドラマが生まれています。当時を知る多くの人々へのインタビューを重ねて、ようやく1本の映画になりました。いずれの証言にも目を啓かせられる思いがしています。話を聴けば聴くほど、21世紀に生きる自分と当時の人々とが地続きで、彼らのすぐ隣にいるような錯覚を覚える事もあり、もし、あの時代に生きていたら自分も特攻に志願していたかもしれない、と思うことすらありました。怖さを実感しています。その怖さを知り、この事実を伝えることがとても大切です。それが歴史を知り伝えることではないでしょうか。

監督 飯塚俊男

陸軍前橋飛行場 陸軍前橋飛行場 陸軍前橋飛行場

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

ソン・ランの響き

ソン・ランの響き

©2019 STUDIO68

2018年/ベトナム/102分/提供:パンドラ/配給協力:ミカタ・エンタテインメント/配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
原題:Song Lang
監督・脚本:レオン・レ
出演:リエン・ビン・ファット、アイザック、スアン・ヒエップ

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:特製ポストカード2枚セットをプレゼント!

ベトナムの民族楽器<ソン・ラン>の響きにのせて
出会うはずのなかった孤独な二人の人生がひととき交差する
ボーイ・ミーツ・ボーイの物語

80年代のサイゴン(現・ホーチミン市)。借金の強引な取り立てで“雷のユン兄貴”と恐れられていたユンは、ベトナムの伝統歌舞劇〈カイルオン〉の花形役者リン・フンと運命的な出会いを果たす。初めは反発し合っていたふたりだったが、停電の夜にリン・フンがユンの家に泊まったのをきっかけに心を通わせていく。実はユンは〈カイルオン〉に欠かせない民族楽器〈ソン・ラン〉の奏者をかつて志した事があり、楽器を大切に持っていたのだった。粗野なユンと一途な役者リン・フン。一見対照的だが共に悲しい過去を持つふたりは、孤独を埋めるように響き合うのだった。やがてこれまで感じたことのない気持ちを抱き始めたふたりは、再会を約束し別れる。しかし、ユンが過去に犯したある出来事をきっかけに、ふたりの物語は悲劇的な結末に突き進んでいく――

ベトナムの伝統芸能〈カイルオン〉を主題に、孤独なふたりの刹那的な出会いを描き、世界中の映画祭で話題を呼んだ本作が待望の日本公開。ユン役のリエン・ビン・ファットは、本作がデビュー作ながら粗暴な中に繊細さを隠し持つ孤独な男を演じ切り、見事第31回東京国際映画祭でジェムストーン賞(新人杯優勝)を受賞。一方、ベトナムのトップアイドルグループ・365dabandの元メンバーであるリン・フン役アイザックは、伝統歌劇の花形役者を艶やかな歌声と踊りで見事に演じ、その中世的な魅力を余すところなく発揮している。レオン・レ監督は少年期に渡った米国からベトナムへ帰国し監督デビューした本作で、既に国内外で37もの賞を受賞。その美しい物語は世界中で絶賛を浴びている。

ソン・ランの響き ソン・ランの響き ソン・ランの響き

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

家族を想うとき

家族を想うとき

© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019

2019年/イギリス・フランス・ベルギー/英語/100分/配給:ロングライド
原題:Sorry We Missed You
監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
出演:クリス・ヒッチェン、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター

公式ホームページ

家族を守るはずの仕事が、家族を引き裂いてゆく
いったい何と闘えば、家族を幸せにできるの?

イギリス、ニューカッスルに住むある家族・ターナー家の父リッキーはマイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立することを決意。「勝つのも負けるのもすべて自分次第。できるか?」と本部のマロニーにあおられて「ああ、長い間、こんなチャンスを待っていた」と答えるが、どこか不安を隠し切れない。
母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いている。リッキーがフランチャイズの配送事業を始めるには、アビーの車を売って資本にする以外に資金はなかった。遠く離れたお年寄りの家へも通うアビーには車が必要だったが1日14時間週6日、2年も働けば夫婦の夢のマイホームが買えるというリッキーの言葉に折れるのだった。
介護先へバスで通うことになったアビーは、長い移動時間のせいでますます家にいる時間がなくなっていく。16歳の息子セブと12歳の娘のライザ・ジェーンとのコミュニケーションも、留守番電話のメッセージで一方的に語りかけるばかり。家族を幸せにするはずの仕事が家族との時間を奪っていき、子供たちは寂しい想いを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう──。

いまを生きる私たちを吹き飛ばそうとする嵐に、
名匠ケン・ローチ監督が再び、正面から立ち向かう

2016年カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、日本でも大ヒットを記録した『わたしは、ダニエル・ブレイク』。この傑作を最後に、一度は表舞台から降りたケン・ローチ監督。だが、同作のリサーチ中に社会の底辺で目の当たりにした〈現実〉が彼の心の中に生き続け、いつしか〈別のテーマ〉として立ち上がり、どうしても撮らなければならないという使命へと駆り立てた。引退表明を撤回した名匠が最新作で描いたのは、グローバル経済が加速している〈今〉、世界のあちこちで起きている〈働き方問題〉と、急激な時代の変化に翻弄される〈現代家族の姿〉だ。
個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働き続ける父。そんな父を少しでも支えようと互いを思いやり懸命に生き抜く母と子供たち。日本でも日々取り上げられている労働問題と重なり、現代社会が失いつつある家族の美しくも力強い絆に、激しく胸を揺さぶられる。
2019年のカンヌ国際映画祭で、「私たちがやらねばならないことはひとつ。耐えられないことがあれば、変えること。今こそ変化の時だ」という、公式上映後のケン・ローチ監督のスピーチがさらなる拍手を呼んだ感動作。

家族を想うとき 家族を想うとき 家族を想うとき

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

アジアの純真

アジアの純真

©2009 PURE ASIAN PROJECT

2009年/日本/白黒/108分/35mm/配給:ドッグシュガームービーズ
監督:片嶋一貴
脚本:井上淳一
撮影:鍋島淳裕
美術:佐々木記貴
音楽:ken sato
出演:韓英恵、笠井しげ、黒田耕平、丸尾丸一郎、川田希、パク・ソヒ、白井良明、若松孝二

トークイベント
初日3/14(土)上映後、末永賢さん(本作助監督、今夏公開ドキュメンタリー『頭脳警察』監督)、井上淳一さん(本作脚本、『誰がために憲法はある』監督)のトークイベントがございます。
3/15(日)上映後、津田大介さん(ジャーナリスト)、井上淳一さんのトークイベントがございます。

この逃げ場のないアジアの片隅で、少年と少女は出逢い、復讐はやがて愛になる

2002年秋、北朝鮮による拉致事件で反朝鮮感情が蔓延する中、チマチョゴリを着た在日朝鮮人の女子高生が、チンピラに殺害される事件が発生した。その殺害現場に偶然居合わせ、恐怖から見て見ぬふりをしてしまった気弱な日本人高校生は、後日、被害者に瓜二つの妹と出合う。ふたりは第二次世界大戦の時から残っていた毒ガスをリュックに詰め込み、自転車に乗って旅に出る。ある目的を果たすために…。

少女はつぶやく「どうやったら世界は変わるの?」
見て見ぬふりは、もうヤメだ!

誰もが世界平和を願っている。だが世界では戦争が続き、憎しみは連鎖し、次の悲劇の火種を生む。日本やアジアも、そうした歴史を繰り返してきた。そんなアジアの片隅で、ある少年と少女が出逢い、やがて彼らは“テロリスト”と呼ばれるようになる。なぜ彼らは、そこまで世界を憎んでしまったのか。その彼らの悲しみの行方とは…。
監督は、プロデューサーとして『ピストルオペラ』『オペレッタ狸御殿』で、21世紀鈴木清順ワールドを世に出した片嶋一貴。主人公の少女を演じるのは、『ピストルオペラ』『誰も知らない』『疾走』『悪人』『マイ・バック・ページ』など多数出演、実力派女優・韓英恵。2011年のロッテルダム映画祭で、その過激なテーマから物議を醸す一方、「白黒の奇跡」と評された問題作。

アジアの純真 アジアの純真 アジアの純真

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1300 ¥1100 ¥800
会員 ¥1100 ¥1100 ¥800

フレディ・M・ムーラー特集 マウンテン・トリロジー

フレディ・M・ムーラー特集 マウンテン・トリロジー画像 公式ホームページ

【前売券】全国共通劇場鑑賞券【3回券】3,600円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルクリアファイルをプレゼント!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

有隣堂さん取り扱い分は、特典は付きません。

映画史に燦然と輝く“山”映画の最高峰、『山の焚火』。
巨匠フレディ・M・ムーラーの伝説の傑作が、35年の歳月を経てデジタルリマスターで甦る! 
日本初公開の『我ら山人たち』『緑の山』を合わせた三部作一挙公開

ダニエル・シュミットやアラン・タネールらと並び、1960年代後半に起こったスイス映画の新しい潮流「ヌーヴォー・シネマ・スイス」の旗手として知られる、フレディ・M・ムーラー。『山の焚火』は、1985年に発表され、ロカルノ国際映画祭で金豹賞(グランプリ)を獲得し、世界にムーラーの名を轟かせた。
本特集では、『山の焚火』とあわせて「マウンテン・トリロジー」を構成する2本のドキュメンタリーを同時公開。民話と山に惹かれたムーラーが、吸い寄せられるように生まれ育ったスイス・ウーリ州の山岳地帯に戻り、長期取材を敢行。そこから生まれた三部作は、人と自然、そしてまるで現代を予知したかのような今日的問題を驚くほど大胆な創意と圧倒的な映像で描き出す。

山の焚火
我ら山人たち─我々山国の人間が山間に住むのは、我々のせいではない
緑の山


山の焚火

山の焚火

1985年/スイス/117分/スイス・ドイツ語/配給:ノーム
原題:Hohenfeuer
監督・脚本:フレディ・M・ムーラー
撮影:ピオ・コラーディ
録音:フロリアン・アイデンベンツ
編集:ヘレーナ・ゲルバー
出演:トーマス・ノック、ヨハンナ・リーア、ロルフ・イリック、ドロテア・モリッツ、イェルク・オーダーマット、ティッリ・ブライデンバッハ

広大なアルプスの山腹。人々から隔絶された地で、ほぼ自給自足の生活を送る4人家族。10代半ばの聾啞の弟はその不自由さゆえに時に苛立つこともあるが、姉と両親の愛情を一身に受け健やかに育つ。ある日、草刈り機が故障したことに腹を立てた弟は、それを投げ捨て父の怒りを買う。家を飛び出し山小屋に隠れ、一人で生活をする弟。そこに食料などを届ける姉。二人は山頂で焚火を囲み楽しい時間を過ごすが、やがて姉の妊娠が発覚し…。 雄大な自然に囲まれた美しく神話的な世界。その閉ざされた空間の中に潜む人間のリアリティがスクリーンから溢れ出す。巨匠フレディ・M・ムーラーの伝説の傑作。

山の焚火 山の焚火 山の焚火

我ら山人たち

我ら山人たち─我々山国の人間が山間に住むのは、我々のせいではない

1974年/スイス/108分/スイス・ドイツ語/配給:ノーム
原題:Wir Bergler in den Bergen sind eigentlich nicht schuld, dass wir da sind
監督:フレディ・M・ムーラー
原案:フレディ・M・ムーラー、ジャン=ピエール・オビー、ゲオルク・コーラー
撮影:イワン・シューマッハー
編集:フレディ・M・ムーラー、エヴェリーネ・ブロムバッハー
録音:リュック・イェルサン

ムーラーの故郷、スイスのウーリ州。変わりゆく山岳地帯にすむ山人たちの生き方と精神世界に迫るドキュメンタリー。1974年ロカルノ国際映画祭国際批評家賞受賞。

我ら山人たち 我ら山人たち 我ら山人たち

緑の山

緑の山

1990年/スイス/128分/スイス・ドイツ語/配給:ノーム
原題:Der grune Berg
監督、原案:フレディ・M・ムーラー
撮影:ピオ・コラーディ
編集:カトリン・プリュス
録音:フロリアン・アイデンベンツ

アルプスの山間で持ち上がった放射線廃棄物処理場の建設計画。土地と自分たちのルーツを守ろうとする反対派と賛成派の住民たちを追ったドキュメンタリー。

緑の山 緑の山 緑の山

アリ地獄天国

アリ地獄天国

2019/日本/98分/BD/配給:映像グループ ローポジション
監督・撮影・編集・構成:土屋トカチ
構成:飯田基晴
取材協力:プレカリアートユニオン
ナレーション:可野浩太郎
主題歌:マーガレットズロース「コントローラー」

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別前売券1,400円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

ぼく、営業成績トップ。
いま、終日シュレッダー業務。
なんで?

とある引越会社。社員らは自らが置かれた状況を「アリ地獄」と自虐的に呼ぶ。それは、長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば借金漬けに陥る状況を指す。営業職の34才の男性は異議を唱え、一人でも入れる個人加盟型労働組合に加入した。すると、粉塵の舞うシュレッダー係へ配転され、給与は半減。のちに懲戒解雇に追い込まれた。事由を記した「罪状ペーパー」なる掲示物も全国支店に貼りだされた。
間もなく解雇は撤回されたが、復職先は再びシュレッダー係。それが2年間も続く。さらに、法律違反である労働組合への不当労働行為が発生。「差別人事」の実態も取材を通じて明らかとなった。 一方、大学時代からの親友の自死を止められなかった監督は、後悔の念に苛まれていた・・・。

生き残るための、労働映画(ロードームービー)、誕生!

日本政府の重要政策のひとつ「働き方改革」が叫ばれているいま、労働環境の改善が深く問われている。きっかけのひとつに「ブラック企業」「ブラックバイト」なる言葉が広く認識され、大きな社会問題となってきたことが挙げられる。異様な労働環境のもと、長時間労働を強い、法律を無視し、人権を踏みにじるような企業経営は、あとを絶たない。大企業での過労死や過労自死も記憶にあたらしい。
本作は、理不尽な労働環境に置かれた30代の正社員が、改善を求めて個人加盟型の労働組合に加入し、たたかった3年間の記録である。どうすれば真の意味で「働き方改革」が実現できるのか。この映画体験は、そのヒントになるかもしれない。

アリ地獄天国 アリ地獄天国 アリ地獄天国

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事

©「片隅たちと生きる」製作委員会

2019年/日本/95分/DCP/配給:東京テアトル、ジェンコ
監督:山田礼於
撮影:長田勇
音楽:コトリンゴ
語り:中井貴惠
出演:片渕須直、のん、岩井七世、花澤香菜、浦谷千恵、松原秀典、伊藤憲子、コトリンゴ、柴崎憲治、川本三郎

公式ホームページ

片渕の執念がみなぎる。片渕の愛情があふれる。
比類なき創作の姿に迫る

2016年に公開され大きな反響を呼んだ映画『この世界の片隅に』。なぜこの作品がこんなにも人の胸を打つのか。映画公開後から約3年に亘り100回を超える取材を重ね、監督・片渕須直の日々を追うドキュメンタリー。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作、全国の映画館での舞台挨拶、その映画館に足を運ぶファン達との交流。そして、妥協なきリサーチの日々。『この世界』を通じて見えてきたのは、数多くの<片隅>に生きる人々の姿。
彼らひとりひとりを大切にし、向き合ってきたのは、監督・片渕須直の生き方そのものではないだろうか。

上映日時

2/22(土)~2/28(金)
10:00~11:45

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

音楽

音楽

©大橋裕之 ロックンロール・マウンテン Tip Top

2019年/日本/71分/ 配給:ロックンロール・マウンテン
監督:岩井澤健治
原作:大橋裕之「音楽 完全版」(カンゼン)
脚本・絵コンテ・キャラタクターデザイン・作画監督・美術監督・編集:岩井澤健治
音楽:伴瀬朝彦、GRANDFUNK、澤部渡(スカート)
ロトスコープミュージシャン:Gellers、ホライズン山下宅配便、澤部渡(スカート)、安藤暁彦
劇中曲:GALAXIEDEAD、井手健介、野田薫、オシリペンペンズ
主題歌:ドレスコーズ「ピーター・アイヴァース」(キングレコード/EVIL LINE RECORDS)
出演:坂本慎太郎、駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、平岩紙、竹中直人、岡村靖幸

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!※特典の原画は終了いたしました。

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券※特典は付きません。

製作期間7年以上、作画枚数40,000枚超
71分をすべて手描き
せーの、で始まる オレたちの音楽

長編アニメーション映画『音楽』、遂に完成!
楽器を触ったこともなかった不良学生、研二、太田、朝倉の3人が、思いつきでバンド「古武術」を結成。ある日、彼らは「古美術」のメンバー、森田から「坂本町ロックフェスティバル」への出演を薦められるが……。

原作は、大橋裕之による伝説の自費出版漫画「音楽」。映像化不可能と言われてきた作品で、ミュージシャンをはじめ多くのクリエイターから熱狂的に支持されてきたロック奇譚である。
初期衝動溢れる漫画に対し、監督の岩井澤健治が挑んだのは、ほぼ独力による個人制作。実写で撮影した素材をアニメーション化する“ロトスコープ”という手法を採用し、妥協なき制作期間は7年を超えた。
監督は「誰も観たことがない映画を作る」と語り、そのエネルギーはクライマックスの演奏で爆発。撮影時は実際に空き地にステージを組み、ミュージシャンや観客を動員してのライブを敢行した。分業制やCG制作が主流のアニメーション制作において、何もかもが前代未聞の長編アニメーションプロジェクト。2019年のオタワ国際アニメーション映画祭では、長編コンペティション部門でみごとグランプリを受賞。
その熱量に伴い、今作には豪華出演陣が揃った。坂本慎太郎、駒井蓮、芹澤興人、前野朋哉、平岩紙、竹中直人、さらには役名は秘密で岡村靖幸が参加。また主題歌には圧倒的カリスマ性を誇るドレスコーズが新曲を書きおろすという、二度と揃う事はないであろう豪華顔ぶれが集結した。
いよいよ『音楽』が動き、響く。

音楽 音楽 音楽

上映日時

2/22(土)~2/28(金) 2/29(土)~
17:10~18:25
20:25~21:40 レイト割画像
未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

今日もどこかで馬は生まれる

今日もどこかで馬は生まれる

©2019 Creem Pan All Rights Reserved.

2019年/日本/94分/DCP/配給:Creem Pan
企画・監督・編集:平林健一
製作総指揮・撮影・編集:平本淳也
出演:荒木貴宏、大内龍一、岡田義広、川越靖幸、北村宏司、佐々木祥恵、指田直木、鈴木一司、鈴木伸尋、関眞、田辺智子、津野茂昭、出口宰史、沼田恭子、初田理奈、船橋慶延、三宅優里、山川大志、吉冨学、渡辺はるみ
ナレーション:古田優児

公式ホームページ

トークイベント
◉2/8(土)14:30回上映後、佐々木祥恵さん(競馬記者、本作出演)のトークイベントが決定しました!(登壇日が変更になりました)
【追加トークイベント】が決定しました!
◉2/16(日)10:00回上映後、笹谷遼平さん(『馬ありて』監督)
◉2/21(金)10:00回上映後、沼田恭子さん(認定NPO法人引退馬協会代表理事、本作出演)
◉2/28(金)15:15回上映後、平林健一監督、平本淳也プロデューサー

パンフレット値下げします
『今日もどこかで馬は生まれる』、明日2/17(月)より販売価格を700円に値下げします。ぜひこの機会にお買い求めください。

馬とともに生きる人々に聞いた
人と馬の、これから

JRAが主催する中央競馬の2018年度の売上は2兆7000億円。年間600 万人を超える人々が、全国各地の競馬場を訪れている。公営ギャンブルとしてのみならず、エンターテイメントとしても大きな盛り上がりを見せる一方、競馬で走ることができなくなった馬たちの『その後』については、これまであまり語られることはなかった。
多くの馬たちが、天寿を全うする前にその生涯を終えている――。競馬産業に関わる人々の中で長らく暗黙の了解とされていたこの引退馬の課題について、当事者たちは何を思い、どう考えているのか。競馬をこよなく愛するファン、馬主、調教師、生産者、馬を生かしたビジネスを展開する経営者などさまざまな立場で馬と関わる人々を訪ねると、そこには馬を尊敬し、馬と真摯に向き合う人々の姿があった。
馬を愛する人たちの声が大きな力に変わり、今、確かに新しい風が吹き始めている。
「人と馬がこれからも共に生きていくために必要な事とは?」
――決して善も悪もない、正解も不正解もないこの問いの答えを探るドキュメンタリー。

今日もどこかで馬は生まれる 今日もどこかで馬は生まれる 今日もどこかで馬は生まれる

上映日時

2/8(土)~2/14(金) 2/15(土)~2/21(金) 2/22(土)~2/28(金)
14:30~16:10 10:00~11:40 15:15~16:55

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800