A Window of Memories
2023年/日本/67分/配給・宣伝:amieee/宣伝協力:プンクテ
監督・編集:清原惟
テキスト:砂子旭子、清原磋智子、清原惟
構成:岩﨑敢志、太田達成、清原惟
撮影:寺西涼、清原惟
音響:岩﨑敢志
助監督:太田達成
音楽:よだまりえ
出演:砂子旭子、清原磋智子、小山薫子、坂藤加菜
二人の祖母と編んだ 暮らしの物語
記憶の窓をひらいて、あなたと出会いなおす
「私が聞かなかったら、この話はどこに行くんだろう」。ふとした時に聞いた祖母の若い頃の話に心動かされた監督は、母方と父方それぞれの祖母から人生の話を聞こうと思いたつ。忘れないようにと回し始めたカメラに映る、家族、戦争、仕事、結婚、飼い犬、友だちの話。同世代である二人の、交差しながらも全く違う世界を、祖母たちと共に文字に起こしていった。そうやって編まれた物語を、監督は二人の俳優に託し、一日をかけて朗読してもらう。やがて世界にたったひとつの物語が、見ている私たちの記憶に連なっていく。知らないはずの記憶があなたやわたしと呼び合い、こだまする。
誰かのことを思い出し、語りたくなる<聞き書き映画>
『A Window of Memories』は、これまでベルリン国際映画祭などで国際的に評価されてきた清原惟監督が、はじめてドキュメンタリー的手法で制作した<聞き書き映画>である。監督が母方と父方それぞれの祖母から聞いた人生の話を、祖母と一緒にテキストに起こし、それをふたりの俳優が朗読するというこれまでにない手法で紡がれている。
三宅唱監督『THE COCKPIT』、草野なつか監督『王国(あるいはその家について)』、小森はるか監督『空に聞く』、小田香監督『セノーテ』などの注目作を手がけてきた、愛知芸術文化センター・愛知県美術館のオリジナル映像作品として制作され、昨年開催の山形国際ドキュメンタリー映画祭2025ではインターナショナル・コンペティションに選出、観客から高い評価を受けた。
出演するのは、劇団ままごとに所属し演劇ユニットhumunusのメンバーでもある小山薫子と、パフォーミングアーツコレクティブ「バストリオ」や、バンド「山二つ」のメンバーとして活躍する坂藤加菜。スタッフには清原監督と旧知の仲である太田達成(『石がある』監督)、岩﨑敢志(『うってつけの日』監督)が助監督や構成としてクレジットに名を連ねている。
小さな声を拾い集めてきた清原監督のこれまでの作品とも共通するテーマをもつ本作は、日記を書くような親密さで、身近な人の声に耳を傾け、どんな人にもあるであろう人生のきらめきを信じる力に満ちている。誰かのことを思い出し、語りたくなる傑作が誕生した。
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |