生きて、生きて、生きろ。

生きて、生きて、生きろ。

© Nihon Denpa News Co.,LTD.

2024年/日本/113分/配給:日本電波ニュース社
監督・撮影・プロデューサー:島田陽磨
撮影:熊谷裕達、前川光生、西田 豊
編集:前嶌健治
音楽:渡邊 崇
出演:蟻塚亮二、米倉一磨

公式ホームページ

イベント情報
8/17(土)10:00回上映後、蟻塚亮二さん(本作出演、精神科医)、島田陽磨監督のトークイベントがございます。8/18(日)10:00回上映後には、米倉一磨さん(本作出演、精神科認定看護師)、島田陽磨監督のトークイベントがございます。

震災と原発事故から13年、福島で、こころの病が多発していた
喪失と絶望の中で生きる人々とともに生きる医療従事者たちの記録

震災と原発事故から13年。福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。若者の自殺率や児童虐待も増加。メンタルクリニックの院長、蟻塚亮二医師は連日多くの患者たちと向き合い、その声に耳を傾ける。連携するNPOこころのケアセンターの米倉一磨さんも、こころの不調を訴える利用者たちの自宅訪問を重ねるなど日々、奔走していた。
津波で夫が行方不明のままの女性、原発事故による避難生活中に息子を自死で失い自殺未遂を繰り返す男性、避難生活が長引く中、妻が認知症になった夫婦など、患者や利用者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。蟻塚医師は、かつて沖縄で、沖縄戦の遅発性PTSDを診ていた経験から、福島でも今後、長期にわたり、PTSDが発症すると考えていた。

「人間もっと泣かなきゃだめだと思う」

ある日、枕元に行方不明の夫が現れたと話す女性。「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す蟻塚さん。米倉さんは、息子を失った男性にあることを提案。やがてそれぞれの人々に小さな変化が訪れていく。
喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー。


生きて、生きて、生きろ。 生きて、生きて、生きろ。 生きて、生きて、生きろ。

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800