二ノ宮隆太郎監督特集

世界が絶賛!新しき鬼才!

『魅力の人間』~『若武者』

二ノ宮隆太郎監督特集

6/1(土)-6/7(金)

世界が絶賛!新しき鬼才!

『魅力の人間』~『若武者』

二ノ宮隆太郎監督特集

6/1(土)-6/7(金)

二ノ宮隆太郎(にのみや りゅうたろう)

1986年8月18日生まれ。神奈川県出身。2012年、初の長編作品『魅力の人間』が第34回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、海外映画祭でも好評を博す。2017年、監督、主演を務めた長編第二作『枝葉のこと』が第70回ロカルノ国際映画祭に日本映画から長編部門に唯一選出される。2019年、長編第三作『お嬢ちゃん』が公開。フィルメックス新人監督賞グランプリを受賞する。2023年、長編第四作「逃げきれた夢」が第76回カンヌ国際映画祭ACID部門に正式出品される。2024年5月25日より、最新作『若武者』の世界同時期公開。映画監督、脚本家、俳優として活動する。

トークイベント

『労働者階級の悪役/トオルとアキラ』6.5㊌16:20の回上映後
ゲスト:両作品監督の平波亘さん、二ノ宮隆太郎監督

『楽しんでほしい/魅力の人間』6.6㊍16:20の回上映後
ゲスト:両作品撮影の西村洋介さん、『魅力の人間』主演の細川佳央さん、二ノ宮隆太郎監督

入場料 一般1,500円/会員・大専・シニア1,200円/高校生以下800円

上映作品とスケジュール

6/1(土) 6/2(日) 6/3(月) 6/4(火) 6/5(水) 6/6(木) 6/7(金)
楽しんでほしい魅力の人間16:20ー18:15
楽しんでほしい/魅力の人間
枝葉のこと16:20ー18:20
枝葉のこと
お嬢ちゃん16:20ー18:35
お嬢ちゃん
逃げきれた夢16:20ー18:05
逃げきれた夢
労働者階級の悪役トオルとアキラ16:20ー17:58
労働者階級の悪役/トオルとアキラ
トークイベント
楽しんでほしい魅力の人間16:20ー18:08
楽しんでほしい/魅力の人間
トークイベント
枝葉のこと16:20ー18:20
枝葉のこと

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上映作品紹介

監督作品

楽しんでほしい

2012年/日本/19分
監督・脚本:二ノ宮隆太郎/撮影:西村洋介
出演:二ノ宮哲夫、良子、隆太郎、クリン

ある老夫婦は毎日同じ時間に起きて早朝と夕方に仲良く犬の散歩に出かける。二人で過ごす時間。変わらない毎日。月日は経っていく…。ある日一人息子が友人の結婚式に出席する際に帰省すると、二階から父親の詩吟が聴こえてくる。部屋を見渡す息子。変わらないものと、変わっているもの…。初監督作品。

ふかやインディーズフィルムフェスティバル2012 グランプリ

魅力の人間

2012年/日本/89分/カラー
監督・脚本:二ノ宮隆太郎/撮影・照明:西村洋介/録音:細川充由、市来聖史/音楽:pot au feu
出演:細川佳央、二ノ宮隆太郎、芦原健介、宇田川大介、皆川敬介、牧野琢也、齋藤隆文、菅原佳子、阿久沢麗加、金城色、クリン

自動販売機の修理工場で働く依田は、無口で周囲と距離を置いている。依田の態度が気に食わない高橋。そんな依田に同情する大島。依田と親しくなろうと声をかけてくる坂田。ある日、苛立つ依田がほろ酔いの坂田と出くわし…。人が人に対して、思いやり、同情する、どこにでもいる男たちの日常を切り取った初長編監督作品。

第34回 ぴあフィルムフェスティバル2012 準グランプリ

第42回 ロッテルダム国際映画祭 正式出品

第31回 バンクーバー国際映画祭 正式出品

スロベニア国際映画祭2012 正式出品

第13回 TAMA NEW WAVE 特別賞

枝葉のこと

©Kurinke

2017年/日本/114分/カラー/DCP/配給:九輪家
監督・脚本・編集:二ノ宮隆太郎/プロデューサー:鈴木徳至/撮影・照明:四宮秀俊/録音・整音:根本飛鳥
出演:二ノ宮隆太郎、松本大樹、矢島康美、堀内暁子、廣瀬祐樹、三好悠生、新井郁、いまおかしんじ、木村知貴、二ノ宮哲夫

郊外の自動車整備工場で働く隆太郎、27歳。周囲の人間を見下し、常に苛立ちを隠せずにいた。ある日、幼馴染の裕佑から1本の電話が入る。「うちの母ちゃんが会いたがっている」。裕佑の母・龍子はがんで余命数日に迫っていた。母親を亡くし、幼少期に龍子に世話になっていた隆太郎は、彼女の病気を知っていながら、一度も会いに行っていなかった。

第70回ロカルノ国際映画祭 正式出品

第36回バンクーバー国際映画祭 正式出品

第22回釜山国際映画祭 正式出品

ジューネヴ国際映画祭2018 正式出品

第47回ロッテルダム国際映画祭 正式出品

チューリッヒ・GINMAKU 日本映画祭2018 出品

第10回クロアチア・サブヴァーシブ映画祭 正式出品

第39回ぴあフィルムフェスティバル特別上映

お嬢ちゃん

©ENBUゼミナール

2018年/日本/130分/PG12/配給:ENBUゼミナール
監督・脚本・編集:二ノ宮隆太郎/プロデューサー:市橋浩治/撮影:四宮秀俊/サウンドデザイン:根本飛鳥
出演:萩原みのり、土手理恵子、岬ミレホ、結城さなえ

みのり、21歳。海辺の町、鎌倉でお婆ちゃんと二人暮らし、小さな甘味処でアルバイトをしている。彼女は、日々の生活の中で出会う男たちに絶対に屈せず、大男にも平気で喧嘩を売り、持論を投げつける。誰にも媚びない、甘えない。ある日、親友の理恵子と未来を想像した時に、現実と向き合っていなかった自分に気付いてしまう

フィルメックス新人監督賞 グランプリ

逃げきれた夢

©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ

2023年/日本/96分/企画:鈍牛倶楽部/配給:キノフィルムズ/制作プロダクション:コギトワークス
監督・脚本:二ノ宮隆太郎/撮影:四宮秀俊/照明:高井大樹/録音:古谷正志/美術:福島奈央花/音楽:曽我部恵一
出演:光石研、吉本実憂、工藤遥、杏花、岡本麗、光石禎弘、坂井真紀、松重豊

北九州の定時制高校教頭、末永周平は、元教え子が働く定食屋で食事をした際に、お会計を忘れてしまう。記憶が薄れていく症状に見舞われた周平は、これまでの人生を見つめ直し、新たな一歩を踏み出そうとするが…。 主演の光石研を深くリスペクトする監督が、光石本人の人生を取材し、そのエッセンスを物語に注入した。

第76回カンヌ国際映画祭 正式出品

出演作品

労働者階級の悪役

2012年/日本/68分
監督・脚本:平波亘/撮影:伊集守忠/録音:根本飛鳥/音楽:松野泉、見汐麻衣/ロケ地協力:深谷フィルムコミッション 強瀬誠/企画・制作協力:SPOTTED PRODUCTIONS・直井卓俊/製作:800 LIES PRODUCTION
出演:松野泉、見汐麻衣、木村知貴、二ノ宮隆太郎、宇野祥平、三宅唱、山本政志

労働者のイズミは過酷を極める環境で強制的に働かされながら、現場の士気を高めるためのプロパガンダソングを日々歌わされていた。同僚の死により不穏な空気が漂う中、イズミは純粋無垢な女性カナデに出逢う。全編モノクロームの世界で希望と絶望を交錯させるプリミティブな寓話。
二ノ宮隆太郎も労働者の一人として出演。

トオルとアキラ

2012年/日本/30分
監督・脚本・撮影:平波亘/録音:味澤幸一郎/応援:今井真/製作:800 LIES PRODUCTION
出演:豊岡ノリト、松尾圭太、二ノ宮隆太郎、橋野純平、細川佳央、宇田川大介、安本智、佐川誠

人間界で増発する自殺を食い止めるために、地上に舞い降りたふたりの天使、その名はトオルとアキラ。果たして彼等は人間達を救うことができるのか?それとも人間たちは無事に死ぬことができるのか? 全10話から成る壮大なサーガの序曲的な第一弾。
二ノ宮隆太郎も壮絶な運命を辿る自殺志願者を熱演。