愛国者に気をつけろ!鈴木邦男

愛国者に気をつけろ!鈴木邦男

©オンファロスピクチャーズ

2019年/日本/78分/配給:オンファロスピクチャーズ
監督・製作・撮影・編集:中村真夕
共同プロデューサー:山上徹二郎
出演:鈴木邦男、雨宮処凛、蓮池透、足立正生、木村三浩、松本麗華、上祐史浩

公式ホームページ

イベント情報
4/30(日)上映後、中村真夕監督の舞台挨拶がございます。

「愛国者に気をつけろ!」と叫ぶ、
型破りの政治活動家・鈴木邦男。
教科書にのっていない戦後の歴史がここにある!

生長の家の信者の家に育ち、早稲田大学では左翼と闘ってきた生粋の右翼活動家・鈴木邦男。17歳の時に、同い年の大日本愛国党の元党員・山口二矢が日本社会党党首を刺殺する映像に衝撃を受け、愛国のために身を捧げることに目覚めたという。大学時代には、今の日本会議の前身となる全国学協の代表まで登りつめたが、まもなく失墜。
その後新聞社に就職するも、右翼運動に自らが引き入れた早稲田大学の後輩、森田必勝が25歳にして三島由紀夫と自決したことに衝撃を受け、職を辞し政治団体・一水会を立ち上げる。政治的・思想的な挫折と葛藤を繰り返す中で見えてきたのは、自らが訴えてきた「愛と正義」、「愛国心」でさえも疑い、そして異なる意見や価値観を持つ人たちの言葉に耳を傾けることだった。社会から疎外された者たちに向ける鈴木のまなざしは限りなく優しさに満ちている。 そんな数奇な運命を生き抜いてきた鈴木邦男の素顔に密着。麻原彰晃の三女・松本麗華、元オウム真理教の幹部・上祐史浩、元日本赤軍で映画監督の足立正生、作家・雨宮処凛、拉致被害者家族会の元副代表・蓮池透など多彩な人たちが鈴木について語る異色のドキュメンタリー。共同プロデューサーは、「沖縄うりずんの雨」や「毎日がアルツハイマー」など数々のドキュメンタリーの話題作を生み出してきたシグロの山上徹二郎が務めた。

右翼、左翼、元オウム真理教信者、
どうしてそんなに色々な人たちと仲良くできるの!?

長年、右翼活動家として活動しながらも、元赤軍関係者や、元オウム真理教信者たち、元警察官からグラビアアイドルまで、様々な人たちと交流をし続ける謎の政治運動家・鈴木邦夫76歳。2年間鈴木に密着し、その思想遍歴をたどる中で、どのようにして彼が政治や宗教の境界を超えて、さまざまな人たちと交流するようになったかが見えてきた。異なる意見や価値観を持つ人たちに対しての不寛容さが強くなってきている今の日本社会で、鈴木のボーダーレスな存在から、この映画で何か突破口を示唆できるのではないか。


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上映日時

4/29(土)~5/5(金)
11:45-13:10

料金

一般 シニア 〈学生応援プライス〉大専・高校生以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥500
会員 ¥1500 ¥1200 ¥500