死霊魂

死霊魂

©LES FILMS D’ICI-CS PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINÉMA-ADOK FILMS-WANG BING 2018

2018年/フランス、スイス/506分(3部合計)/配給:ムヴィオラ
原題:死霊魂
英題:DEAD SOULS
監督・撮影:ワン・ビン
製作:セルジュ・ラルー、カミーユ・ラエムレ、ルイーズ・プリンス、ワン・ビン

公式ホームページ

チケット情報
8/8(土)より、YOKOHAMACINEMARINE オンラインショップ、劇場受付にて、【座席指定チケット】の販売を開始します。詳細は、オンラインショップページでご確認下さい。
★劇場受付にてチケットをご購入のお客様にはクリアファイルをプレゼント致します(数量限定)。お手数ですが、すでにご購入されたお客様は受付までお申し出ください。

ある日突然、送られた収容所は〈飢餓収容所〉と化した。
地獄を生き延びた者たちの証言が死者の魂をよびおこす。

いまだ明らかにされていない中国史の闇、〈反右派闘争〉。1950年代後半、「我々は人民の自由な発言を歓迎する!」と中国共産党が主導した〈百家争鳴〉キャンペーンにのせられ、自由にモノを言ってみたら、〈右派〉と呼ばれ、55万人もの人が収容所に送られたのだ。そこに、大飢饉が重なった。「4500万人の死者を出した史上最も悲惨で破壊的な人災」(フランク・ディケーター著『毛沢東の大飢饉』)ともいわれる凄惨極まりない飢餓によって収容所は地獄と化した。カメラの前で語る、語る、語る、生還率わずか10%ともいわれた収容所を生き延びた者たち。2005年から2017年までに撮影された120人の証言、600時間に及ぶ圧巻の証言映像。

扉を開ける第一部から、衝撃がはしる第二部、壮絶にして崇高な第三部へ。
いつしかカメラを忘れ、あなたもまた目撃者となる。

背景や状況を提示し、収容所の扉を開ける第一部。飢餓の状況に衝撃がはしる第二部。そして右派を弾圧した側の証言者の重い問いかけと、死の間際にある人々の思いが壮絶にして崇高な第三部へ――。観客は、いつしかカメラを忘れ、自らが目撃者になるのだ。デジタルカメラ1台あれば、映画が世界と対峙できる時代に突入したと証明した『鉄西区』以来、たえず映画界を揺るがし続けてきたワン・ビン監督が、忘れ去られた死者の声を掘り返し、忘れるものかと撮りつづけた集大成である。

*2018年カンヌ国際映画祭 特別招待作品
*山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 大賞&観客賞W受賞

死霊魂 死霊魂 死霊魂

上映日時

9/5(土)~9/11(金) 9/5(土)と9/11(金)のみオールナイト上映
12:10~21:10 22:00~翌7:00

料金

一般・大学・専門・シニア・高校生以下
一律 ¥3000
障がい者 ¥2500

※特別興行につき、会員、大専、シニア、高校生以下も均一料金
※会員割引、ミニシアター相互割、夫婦50割、障がい者割、職能割、メンズデー割、レディスデー割、カップル割、日曜最終回割はご利用いただけません。
※招待券、ポイント鑑賞券もご利用いただけません。