よあけの焚き火

よあけの焚き火

©桜映画社

2018年/日本/72分/カラー/ビスタ/製作・配給:桜映画社
監督・脚本・編集:土井康一
撮影:丸池納
音楽:坂田学
出演:大藏基誠、大藏康誠、鎌田らい樹、坂田明

公式ホームページ

舞台挨拶&サイン会
5/18(土)10:00回上映後、土井康一監督による舞台挨拶&サイン会がございます。

続いていくもの、途絶えるもの。
その先にあるのは――

冬、父と息子は二人きりで山の稽古場へ向かう。六五〇年の伝統をもつ狂言方の家に生まれた大藏基誠は、少年時代に父や兄と訪れていたこの場所に、十歳になる息子・康誠を初めて連れてきた。基誠は、かつて父が自分にしたように、康誠に稽古場の掃除から手ほどきをする。しかし康誠は、ふだんより厳しさを増して接する父に戸惑い、稽古を投げ出しそうになる。
そんなある日、近くに住む咲子が訪ねてくる。数年前に災害で両親を亡くした過去を持つ咲子は、自分より幼い康誠が懸命に稽古をしている姿に目を奪われる。
山々が春の気配を帯びてきたある日、咲子に導かれて森に入った康誠がそこで目にしたのは、この森で何百年も生きてきたであろう巨木と、その圧倒的な生命力の下で静かに朽ちていく命の姿だった。 続いていくもの、途絶えるもの・・・巨木の下、康誠は初めて咲子の深い悲しみに触れる。自然という大きな時間の流れ、連綿と続いてきた狂言の伝統世界、今ここにいる自分たち。それぞれの心に、小さな決意が生まれ始める。

「伝えること」

伝統芸能をモチーフに、「伝えること」という普遍的なテーマを昇華させた稀有な作品が誕生した。主演の大藏基誠 (おおくらもとなり)・康誠 (やすなり) は、大蔵流狂言方の実の親子。映画初主演にして、自身を演じるという難役を果たした。共演にミュージシャンの坂田明、『幼な子われらに生まれ』で注目を集めた鎌田らい樹を迎え、それぞれが踏み出す一歩をみずみずしく演じている。
本作がデビュー作となる土井康一監督は、本橋成一、小栗康平の助監督をつとめ、テレビドキュメンタリーや人間国宝の記録映画でも受賞歴をもつ。長野県蓼科の大自然を風格ある映像で捉えたのは、監督の恩師でもあるベテランキャメラマン、丸池納。映像を彩る音楽に坂田学。そして製作を担うのは、祖父の代から記録映画を製作しつづけている村山憲太郎率いる桜映画社。
「伝えること」を描くにふさわしいキャスト・スタッフが集まった。

よあけの焚き火 よあけの焚き火 よあけの焚き火

上映日時

5/11(土)~5/24(金)
10:00~11:15

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1700 ¥1100 ¥800
会員 ¥1400 ¥1100 ¥800