馬ありて

馬ありて

2018年/日本/88分/製作・配給:グループ現代
監督・撮影・編集:笹谷遼平(六字映画機構)
音楽:茂野雅道

公式ホームページ

イベント情報
6/21(日)上映後、笹谷遼平監督、プロデューサー川井田博幸さんのトークイベントがございます。

かつて 馬と人は共に在った
馬と人間の営みを見つめた映像詩

マイナス25度。肌が痛み、息が瞬時に凍りつく。馬たちの暑い汗は蒸気になり、煙のように漂い、やがて体毛と共に凍る。そこでは、馬と人間が厳しい自然の中で黙々と暮らしている。馬と人間の関係は約二千年といわれる。時には働き手として、時には家族として、今では考えられないほど、馬は人間の生活に欠かせない身近な存在だった。
馬が何百キロの重りとソリを引く、「ばんえい競馬」と呼ばれるレースに挑戦していく馬とその馬飼い。車が入れない山中で伐採した木材を、馬を使って運び出す「馬搬」の職人。馬の売買で生計を立てる「馬喰(ばくろう)」。馬と人の娘の悲恋を描いた「オシラサマ」という民話、信仰。本作は北海道帯広市、むかわ町穂別、岩手県遠野市を舞台に、馬と人間の生活をとらえた。馬に対する揺るがない愛情や仕事の道具としての割り切り、また馬の存在そのものを讃えた信心など、馬=自然と対峙している彼らの生活から見えることは、現代人が封じ込めようとしている生々しく厳しい世界であり、自然が織りなす美しい世界である。 かつて吾々人間は、時間や生命の大きな流れ、繋がりに、感謝や畏怖を抱いていた。馬と人間の関係は同時に、自然と人間との関係を表す。 急速に変わり行く時代の中で、馬の瞳は我々が失いつつある心を、じっと見つめている。
馬と人間の営みが時代の波にのまれ消えて行く姿、またこれからも受け継がれていく姿をモノクロの世界で切り取るドキュメンタリー。

馬ありて 馬ありて 馬ありて

上映日時

6/13(土)~6/19(金) 6/20(土)~6/26(金)
10:00~11:35 12:00~13:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800