眠り姫

眠り姫?

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2007年―2016年/日本/HD/5.1h/80分/配給:charm point
原作:山本直樹
監督・脚本:七里圭
声の出演:つぐみ、西島秀俊、山本浩司、大友三郎、園部貴一ほか

公式ホームページ

最終日舞台挨拶
4/14(金)20:20回上映前、七里圭監督による舞台挨拶がございます。

10年目の『眠り姫』は新しくなって目を覚ます――。

真っ暗な中、スクリーンで見ないと見えてこない… 静かで奥行きのある空間で聴かないと聴こえてこない… 2007年11月の初公開から映画館での上映にこだわって、アンコール上映を繰り返してきた“伝説のインディペンデント映画”が上映活動10年目の節目に、最新の5.1chサラウンド&HDデジタルリマスター化!さらに進化/深化した音響と映像による新しい『眠り姫/サラウンドリマスター版』として登場!

人が姿を見せない。

からっぽの風景に、濃密な人の気配と声だけがさざめく映画。
記憶の奥深くまで語りかけてくる、この奇妙な世界に入り込むと、いつしか人の孤独な心だけが見えてくる。

そこに樹があった。

パジャマ姿の青地(つぐみ)が眩しそうにカーテンをめくる。もう陽も高い。中学校の非常勤講師をしている彼女は、このごろ学校へ行くのがおっくうで、いくら寝ても寝不足の感じが抜けない。長くつきあい過ぎた彼氏(山本浩司)との会話は上滑りし、好きだという気持ちも、すでにおぼろになっている。繰り返し見続けるのは、記憶とも妄想ともつかぬ、奇妙な夢。どうも、何かが変だ。

学校の風景、職員室、グラウンド、生徒たちの声…

職員室では、面長の同僚教師・野口(西島秀俊)が、自分の顔のことは棚に上げて、青地の顔をだんだん膨らんでいると笑う。野口は青地のことを心配しているのだろうか、それともからかっているのだろうか。帰宅すれば、トイレに貼った猫の写真が、何か言いたげにこちらを見ている。
いま出てきたトイレの中に、誰かがいるような気がしてならない…。

青地は繰り返し、同じような夢を見る… 階段からピンポン玉が落ちていく。そして、誰かの手…
荒涼とした風景の中を歩いている女性 ── これは自分なのか…

久しぶりに会った女友達も、彼氏も、青地のことを「この頃、変だ」と言っている。
そこはかとない現実への違和感が、青地の心を占め始める…

青地は誰かに助けを求めていた。偶然ファミレスで会ったことをきっかけに、青地と野口は二人っきりで会って話をするようになる。
会うたびに痩せていく野口。「眠り薬のせいですよ」と、野口は言う。
野口の様子が普通ではなくなっていく …

眠り姫 眠り姫 眠り姫

上映日時

4/1(土)~4/7(金) 4/8(土)~4/14(金)
18:30〜19:55 20:20~21:45

『眠り姫』リピーター割を実施致します!
2回目以降にご来場のお客様は、【当日料金】一般・大専より300円引きに致します! 何度でも繰り返しご覧いただきたい『眠り姫』、ぜひ横浜シネマリンで!