リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング

リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング

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2023年/アメリカ/101分/カラー/ビスタ/5.1ch/DCP
原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
製作・監督:リサ・コルテス(『プレシャス』製作総指揮)
出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズほか
字幕:堀上香/字幕監修:ピーター・バラカン 提供・配給:キングレコード/宣伝:ポイント・セット

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ディランもビートルズもストーンズも!ボウイもフレディもプリンスも!
JBもジミヘンも!そしてプレスリーまでもが彼に憧れ、敬愛し、真似た!!

リトル・リチャード。1950年代半ばに彗星のごとく音楽シーンに現れ、後進のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えたレジェンド級黒人アーティスト。ミック・ジャガーは「ロックンロールはリトル・リチャードが始めた」と語り、エルヴィス・プレスリーは「彼こそロックンロールの真のキングだ」と称賛。ビートルズのデビュー前から親交があったジョン・レノンは「初めて会ったとき、畏敬のあまり、硬直してしまった」と言い、ポール・マッカートニーは「歌で叫ぶのはリチャードの影響さ」と語る。彼はいったいどのような生い立ちを経て、その名を世界に刻んでいったのか?豊富なアーカイヴ映像、本人およびその親族や関係者、識者に加え、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、デイヴィッド・ボウイら著名ミュージシャンによる証言映像とともに明らかにする感動ヒューマンドキュメンタリー!

現代ロックの誕生を導き、あらゆる困難と闘った偉人、その知られざる史実と素顔とは?

1955年、デビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」の大ヒットで世に出ると、ヒット曲を連発して反権力志向の若者の心をつかみ、まさにイナズマのような活躍をみせるも突如引退を宣言。そこから5年の「教会への回帰」を経て、復帰後はイギリス・ツアーを通じて無名時代のビートルズやローリング・ストーンズに決定的な刺激と影響を与えていく。立ったままピアノを弾き、左手でブギウギを、右手では打楽器的打鍵を披露。激しいリズムを背景に、叫ぶように歌ったかと思えば、ピアノの上に立ち、衣服を脱ぎ捨てステージを縦横無尽に駆けめぐる。今ではすっかり当たり前になっているパフォーマンスの数々が約70年前にひとりの黒人シンガー・ソングライター/ミュージシャンによって創造された事実を再確認する興奮と感動は大きく、アーカイヴ映像に残されたリチャードの演奏は今見ても全く色あせていない。さらに近年ではLGBTQ+(クイア)の先駆者としても再評価されている。

迷い、苦しみながらも前へ進み、最後に報われた人生。これは不屈で繊細な彼の魂の軌跡

当時のアメリカでは南部を中心に人種差別がまだまだ激しかった。音楽活動における”認められたい“という欲求も長い間満たされずにいた。また、ゲイを公言する性的マイノリティーであった彼は、陽気な言動とは裏腹に、あまりに壊れやすい繊細な心を持った人物だった。これはドキュメンタリーの形を借りて描かれた、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」。差別や偏見、時代や権力、そして信仰と音楽。様々な岐路で迷い、苦しみながらも、最後にはあらゆる壁を壊し、自分自身を解放した初期ロックの雄のための鎮魂歌にして讃歌。すべては彼から始まった!彼がいなければ、現代に繋がる扉は開かれなかったのだ!!


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料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800