走れない人の走り方
©2023 東京藝術大学大学院映像研究科
2023年/82分/宣伝協力:平井万里子/配給:イハフィルムズ
監督:蘇鈺淳
脚本:上原哲也、石井夏実
プロデューサー:黄申知、大槻美夢、小池悠補
撮影:齊藤夏寛
照明:織田知樹
美術:茅蘅
サウンドデザイン:城野直樹
録音:浪瀬駿太
編集:張馨予
音楽:スカンク/SKANK
出演:山本奈衣瑠、早織、磯田龍生、BEBE、服部竜三郎、五十嵐諒、荒木知佳、村上由規乃、谷仲恵輔、綾乃彩、福山香温、齊藤由衣、窪瀬環、平吹正名、諏訪敦彦
イベント情報
★5/18(土)18:25回上映後、蘇鈺淳監督、山本奈衣瑠さん(主演)、窪瀬環さん(出演)の舞台挨拶
★5/19(日)18:25回上映後、蘇鈺淳監督の舞台挨拶、山本奈衣瑠さんの舞台挨拶&「Poetry Person Practice」によるミニライブ
★5/20(月)18:25回上映後、蘇鈺淳監督、平吹正名さん(出演)の舞台挨拶
私はどこだ。
前はどっちだ。
ロードムービーを撮りたい映画監督の小島桐子。だが、理想の映画づくりとは裏腹に、予算は限られ、キャスティングは難航するなど、問題は山積みだ。
ある日桐子は、プロデューサーの滝本千夏に内緒でロケハンに向かうが、その途中で車が故障。さらにその夜に飼い猫が家から逃げ出した上、妊娠中の同居人が産気づく。様々なトラブルに見舞われ動揺した桐子は、翌朝の大切なメインキャストの打合せを反故にしてしまう。キャストが決まらず車を直す金もない中で、撮影を実現させるための方法を模索する桐子は、あるアイデアを思いつく――。
PFFアワード2021審査員特別賞(『豚とふたりのコインランドリー』)の蘇鈺淳(スーユチュン)監督による初長編作品『走れない人の走り方』。新人映画監督として葛藤する主人公・キリコ役に、モデルとしての活動だけでなく『猫は逃げた』以降俳優としての活躍も目覚ましい山本奈衣瑠。プロデューサー役に『辻占恋慕』などの早織、カメラマン役に磯田龍生、キリコの同居人役にBEBE、助監督役に服部竜三郎など多彩なキャストが脇を固めているほか、キリコの映画に出演する俳優役として五十嵐諒、荒木知佳、村上由規乃、キリコの父親役に谷仲恵輔、そして蘇監督の恩師でもある諏訪敦彦がチャーミングな役どころで出演を果たしている。2023年3月に実施されたユーロスペースでの修了展での上映が全回満席となるなど好評を博し、2024年3月に開催される第19回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門への出品も決定した本作。悩みながらも理想の映画を追い求め、奔走する主人公はもちろん、映画に関わるあらゆる登場人物たちの切実さとおかしみが切り取られた一編となっている。
鏡 5/25(土)-27(月)限定上映
2022年/18分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー
監督:蘇鈺淳
脚本:末吉恵
プロデューサー:徐梅、趙瀛洲
撮影:温少杰
照明:費嘉潤
美術:周子軒
録音・サウンドデザイン:浪瀬駿太
音楽:三浦良明
編集:張馨予
出演:佐々木詩音、山本奈衣瑠、石田健太、三井康太、豊島晴香
鏡を禁止された施設の収容者ユウリの前に、異端児ナオミが現れた。ナオミが指先に怪我をすると、ユウリも指先に傷ができる。ナオミと意識を共有し始めたユウリは、自身の葛藤が蘇り苦しむ。しかし、ナオミと対話し、心が通じ合うことで救われる。そしてユウリは、ついに本当の自分と対面するのだった。
上映日時
5/18(土)~5/24(金) | 5/25(土)~5/27(月) | 5/28(火)~5/31(金) |
18:25-19:55 | 20:35-22:20 ※短編『鏡』の上映あり | 20:35-22:05 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |