「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち

Ⓒ2022 PAO NETWORK INC.

2022年/日本/124分/配給:きろくびと
監督:寺田和弘
プロデューサー:松本裕子
2022年文部科学省選定作品

公式ホームページ

〈HELLO!MOVIE〉詳細

イベント情報
★3/11(土)13:50回上映後、齋藤雅弘弁護士(本作出演)、松本裕子プロデューサーの舞台挨拶
★3/12(日)13:50回上映後、廣瀬奏さん(本作主題歌)、寺田和弘監督の舞台挨拶&ライブ

「なぜわが子が学校で最期を迎えたのか」
10年間にわたり、その答えを探して撮影し続けてきた親たちの記録

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれる形で全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波到達までには約51分、ラジオや行政の防災無線で情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していたにも関わらず、学校で唯一多数の犠牲者を出した。この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた一部の親たちは真実を求め、市と県に対して提訴に至る。彼らはその間、そして裁判が始まってからも記録を撮り続け、のべ10年にわたる映像が貴重な記録として残ることになっていく―

弁護団はたった2人の弁護士
親たちが“わが子の代理人”となり
裁判史上、画期的な判決に

この裁判の代理人を務めたのは吉岡和弘、齋藤雅弘の両弁護士。
わずか2人の弁護団で、「金がほしいのか」といわれのない誹謗中傷も浴びせられる中、原告となった親たちは事実上の代理人弁護士となって証拠集めに奔走する。彼らにとって裁判で最も辛かったのはわが子の命に値段をつけなければならないことだった。それを乗り越え5年にわたる裁判で「画期的」といわれた判決を導く。親たちが撮り続けた膨大な闘いの記録を寺田和弘監督が丁寧に構成・編集し、追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち 

Ⓒ飯 考行

「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち  「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち 

『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』
バリアフリー上映について

本作は、毎週火曜日と木曜日、【バリアフリー字幕版】での上映を実施します。
また本作は、スマホなどの携帯端末や、字幕メガネ(聴覚障害者向け日本語字幕表示)で、映画の字幕と音声ガイドを楽しめる〈HELLO!MOVIE〉に対応しております。

  • 携帯端末でご利用いただく場合は、事前に〈HELLO!MOVIE〉アプリと音声または字幕ガイドデータのダウンロードのご準備をお願いいたします。
  • 字幕メガネで鑑賞希望の方は、劇場受付にお申し出ください。

字幕メガネは数に限りがございます。ご利用の際には、あらかじめ機器の空きをご確認ください。

上映日時

3/11(土)~3/17(金) 3/18(土)~3/24(金) 3/25(土)~3/31(金)
13:50-16:00 14:30-16:40
※3/21(火祝)は14:40-16:45
10:00-12:10

料金

一般 大学・専門・シニア 高校生以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800