であること

であること

2020年/日本/94分/製作:EpocL
英題:Being
監督・編集:和田萌
プロデューサー:西山ももこ
出演:西山ももこ、あべさきよ、セクシーDAVINCI、市川ひろし、伊藤あかり、BIBIY GERODELLE、錦光山雅子、西村宏堂

主催:かながわ映画部(仮)、文化庁、一般社団法人コミュニティシネマセンター
制作:一般社団法人コミュニティシネマセンター
*文化庁委託事業「令和3 年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

公式ホームページ

イベント情報
10/9(土) 1日限定企画
【映画上映】17:20-18:55
【トークイベント】19:00-20:00
ゲスト:セクシーDAVINCIさん(出演)、和田萌監督、西山ももこさん(プロデューサー)
【参加劇場】横浜シネマリン(オンライン)、シネコヤ(オンライン)、シネマアミーゴ(リアル)
※10/10(日)にも同じプログラムで、ゲストに小源寺亮太さん(ポールダンサー)、和田萌監督、西山ももこさんをお迎えして、ジャック&ベティ、シネコヤ、シネマアミーゴでイベントが開催されます。

LGBTQ?性的マイノリティ?
9名それぞれの自分自身「であること」を聞いて歩いた夏の1週間

海外コーディネーターとして、テレビ業界で生きる西山ももこは、ふと日々の仕事の中で、疑問に思う。多様性が叫ばれる今、本当の意味でのダイバーシティとは何か、理解できているのだろうか…。
LGBTQだからと言ってみんな一緒とは限らない、様々な意見があるはずだ。
西山は『LGBTQ』にカテゴライズされている9人に、彼らが積み重ねてきた内省や思索を聞くべく、訪ね歩く。マイノリティという言葉を使うのが正しいのか?彼らが何を思い、どういう表現を嫌い、受け入れているのか?率直な疑問を投げかけ、9人の自分自身『であること』を聞くうちに、西山は疑問を持ち始める。社会を少しでも平等にしたいという思いもあって取材を始めたが、自分たちがやっていることは単なるお節介なだけなのではないのか…。
2020年8月の1週間、対話をくりかえす中で、「LGBTQ」「マイノリティ」「男と女」…様々な言葉で区別してきたものの境界線は、次第に曖昧になっていく。

製作意図

今回、製作のきっかけになったのは、あるテレビ番組の制作会議で出た「ゲイについての話は触れられないなぁ」という言葉。『ゲイ』は、特別枠なのか?と驚き、大きな違和感を覚えた。テレビ業界は、残念ながら遅れている、そんな感覚がある。
そもそも私たちは、様々なことを、一般的なイメージの『枠』に当てはめ、そのイメージで物事を語り過ぎてはいないか?多様性が叫ばれる昨今、その本質をどれだけ理解しているのだろうか?
今回製作する中で一番大切にしたのは、さまざまな人間がいて、例えば『ゲイ』と言っても、それぞれが違う、色んな意見を持つということだ。『性』も簡単に区切ることのできない多様さがあり、それはただ単に一人一人、自分自身『であること』だけが、答えなのだと思う。その生き方を目の当たりにし、無意識に区切っていた『枠』をとっぱらうことができれば、いろんなことがもっと自由になるのではないか。 とにかくできるだけ多くの方の話を、じっくりと丁寧に聞くことに焦点を当てた。そして自分自身「であること」を語る言葉には、詩のような美しさと強さがあると信じている。

“ かながわ映画部(仮)” とは?

神奈川県内のミニシアターや上映イベント企画団体の集まりであるかながわ映画部(仮)。立ち上がったばかりのこの団体の連携企画第一弾として『であること』の同時上映& CINEMA AMIGO でのトークをオンラインで繋いだ企画を開催します。今回の企画には県内の4劇場が参加。インディペンデントな映画カルチャーを盛り上げていくための新たな試みに是非ご参加ください。


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