キャッチボール屋

キャッチボール屋

©「キャッチボール屋」製作委員会:ビターズ・エンド/トランスフォーマー/ハピネット

2005年/日本/105分/35mm/配給:ビターズ・エンド
監督:大崎章
脚本:足立紳
出演:大森南朋、キタキマユ、寺島進、松重豊、光石研、水橋研二、内田春菊、庵野秀明、三浦誠己、康すおん、峰岸徹、キム・ホジョン(特別出演)

公式ホームページ

迷えるおとなたちの想いや悩みを受け止める、それがキャッチボール屋。
10分百円、のんびり一休みしていきませんか?

タカシはある日突然会社からリストラされ、高校時代から恋心を抱いていた恭子は結婚したと聞き・・・。30代、仕事なし、おまけに記憶もなくし、これぞ人生の正念場。「自分が何をしたいのか、分からない」。そんな人生大ピンチのタカシは、ひょんなことからキャッチボール屋を受け継ぐことになる。先代のキャッチボール屋から渡されたのは部屋のカギ一つと地図。公園で過ごす日々の中で出会うのは、一癖あるおとなたち。甲子園での果たされなかった思いを引きずる謎のサングラスの男、こまめに仕事を探しているおしゃべりな借金取り、ベンチに座り暇をもてあそぶ体の大きなサラリーマン。さらに、面倒見のいい売店のオバちゃん)や、キャッチボールに息子との思い出を重ねる帽子のおじさん、タカシに声を掛けてくる謎のOL。
次第にわかる彼らの過去。それぞれに忘れられない思いを抱えて立ち止まっている現在。彼らがタカシとのキャッチボールを通じて、不器用にあたたかく心を通わせていく中で、それぞれに新しい一歩を踏み出す勇気を取り戻していく。そしてタカシもまた・・・

大崎章、人生に迷いながらも再び歩き出そうとする大人たちをあたたかな目線でとらえた監督デビュー作!

たくさんの人との出会いを通じ、忘れていた大切な気持ちに気づいた一人の青年。彼がささやかな一歩を踏み出す姿を爽やかに描いた本作品は、迷い、立ち止まりながらも懸命に生きている全ての現代人に贈る人生賛歌!都会の片隅にある公園で少しずつ繋がっていく人の輪は、どこか下町のように懐かしくあたたかい。そして、全編にほのかに漂う人情味は、人間関係がどこか希薄になりつつある私たちの乾いた心に染み渡る。どこかぎこちない会話の中に、ほのぼのとしたユーモアを散りばめて、観終えた後「ほっ」と優しい気分にさせてくれる。「また明日からもしっかり生きていこう」と、背中を押してくれる大人のファンタジー。
風変わりな人々の再出発までの道のりを優しく描き出したのは、北野武、竹中直人、諏訪敦彦といった監督たちの作品で助監督を務めてきた大崎章。本作は、構想に5年を掛け、満を持しての監督デビュー作となった。脚本を手掛けたのは『MASK DE 41』の足立紳。公園を舞台に、大人達の日常の中に潜むさりげない幸せと希望に光を当てることで、作品を広がりのある大人のファンタジーへと昇華させている。撮影は大崎監督が絶大な信頼を寄せる『独立少年合唱団』、『銀のエンゼル』の猪本雅三、また照明には『着信アリ』、『KT』の松隈信一らを配し、監督の応援団として万全なるベテラン勢が脇を固めた。

キャッチボール屋 キャッチボール屋

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1300 ¥1100 ¥800
会員 ¥1100 ¥1100 ¥800