ザ・ゴールドディガーズ
©1983 Sally Potter, Rose English, Lindsay Cooper
1983年/イギリス/89 分/モノクロ/1.78:1/配給:プンクテ/後援:ブリティッシュ・カウンシル
原題:The Gold Diggers
監督:サリー・ポッター
脚本:リンジー・クーパー、ローズ・イングリッシュ、サリー・ポッター
撮影:バベット・マンゴルト
音楽:リンジー・クーパー
編集:サリー・ポッター
美術:ローズ・イングリッシュ
振付:サリー・ポッター
出演:ジュリー・クリスティ、コレット・ラフォン、ヒラリー・ウェストレイク、デヴィッド・ゲイル、ジャッキー・ランズリー、ロル・コックスヒルほか
世界を支配する、《黄金》の謎――。
サリー・ポッター長編監督デビュー作、
国内劇場初公開!
ロンドン中心部「シティ」の銀行でデータ入力係として働く黒人のフランス人女性セレステ(コレット・ラフォン)。「数字を移動するだけ」の労働の空虚さに疑念を抱き、やがて「金」と「権力」の関係に強い関心を抱くようになる。一方、「スター女優」のルビー(ジュリー・クリスティ)は、自らの幼少期の記憶と覆い隠された自分自身の歴史を辿り、「偶像」としての自分を客観的に見つめ直す。迫りくる非人格的で官僚主義的な男たちと、規制と規則によって張り詰めた不条理な空間。二人は出会い、言葉を交わし、やがて予感する。男性の経済的覇権争いと「神秘的でいて無力で美しい」という理想的な女性像とのあいだに、何らかの結びつきがあるのではないかと感じ始める。
『オルランド』(92)や『タンゴ・レッスン』(97)などで世界的な評価を得たイギリスを代表する映画監督の一人、サリー・ポッター。その長編監督デビューは、前衛的なロックグループ「ヘンリー・カウ」などで活動した音楽家リンジー・クーパー、そしてパフォーマンス・アートの先駆者であるローズ・イングリッシュともに企図され、脚本が作られた。制作スタッフのほとんどを女性が担い、近年フェミニズム映画の金字塔として評価が高まっている本作。撮影は、シャンタル・アケルマン監督『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(75)を手がけたバベット・マンゴルト。主演は『ダーリング』(65)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリー・クリスティ。新自由主義が台頭する1980年代初頭のロンドンで、俳優、ダンサー、アーティスト、音楽家、技術者など様々な力が結集し試みられた、歴史/映画史をさかなでにする実験的映画実践!
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |