クロード・シャブロル傑作選 vol.2
クロード・シャブロル傑作選 vol.2
9/19(土)-10/2(金)
クロード・シャブロル傑作選 vol.2
9/19(土)-10/2(金)
正義よ おびえろ。 悪徳よ 燃えろ。
フランスの恐るべき巨匠が放つ、戦慄の傑作サスペンス3本一挙公開
ヌーヴェルヴァーグの旗手として、サスペンスやミステリーの巨匠として、半世紀にわたりフランス映画界をけん引してきた映画監督クロード・シャブロル。“悪意の眼”が輝く彼の作品群の中でもとくに容赦のない強烈な魅力をはなつ伝説の3本を公開。「ロウフィールド館の惨劇」という副題で1996年に日本公開され、フランス映画史上屈指のサスペンスとして名高い『沈黙の女』、両親を毒殺した少女の実話に基づく『ヴィオレット・ノジエール』、シャブロルの個性が最も際立つ幻の怪作『ベティ』。どんな美徳より、悪が現れる瞬間を見つめたほうが面白いといわんばかりの、危険なシャブロル映画をご堪能ください。
※全作デジタルリマスター版での上映
公式ホームページhttps://claudechabrol2026.jp/
提供マーメイドフィルム
配給コピアポア・フィルム
宣伝マーメイドフィルム、VALERIA
後援在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
入場料 一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円
作品紹介
ヴィオレット・ノジエール★日本初公開
© 1977 – Filmel Production / Edition René Chateau.
1978年/フランス・カナダ/124分/カラー
原題:Violette Nozière
脚本:オディール・バルスキ、エルヴェ・ブロンベルジェ、フレデリック・グランデル
製作:ウジェーヌ・レピシエ、ドニ・エロー
撮影:ジャン・ラビエ
編集:イヴ・ラングロワ
音楽:ピエール・ヤンセン
出演:イザベル・ユペール、ステファーヌ・オードラン、ジャン・カルメ、リサ・ラングロワ
1933年に実の両親を毒殺した罪で死刑判決となるも恩赦をうけ釈放され、シュルレアリストたちのミューズとなった実在の少女、ヴィオレット・ノジエールの心理に踏みこむシャブロル監督の代表作。家庭で窮屈な思いをしながら、外で不品行な行動を重ねるあやうく繊細な18歳のヴィオレットをキャリア初期のイザベル・ユペールが完璧な存在感で演じ、第31回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得した。『女鹿』『不貞の女』『肉屋』のステファーヌ・オードランがヴィオレットの母親役にふんする。
ベティ★日本初公開
©︎MK2
1992年/フランス/103分/カラー
原題:Betty
原作:ジョルジュ・シムノン
脚本:クロード・シャブロル
製作:マリン・カルミッツ
撮影:ベルナール・ジツェルマン
編集:モニーク・ファルドゥリ
音楽:マチュー・シャブロル
出演:マリー・トランティニャン、ステファーヌ・オードラン、ジャン・フランソワ=ガロー
アルコールに溺れる若い女性ベティは、ある日「穴」という名のレストランで中年女性ローラと知り合う。ローラはベティの面倒を見ることに決め、自分が泊まっているホテルの隣の部屋に彼女を連れていく。日を重ねるごとにベティはローラに自身の結婚生活や“奔放”になった過去を回想するが…。原作は「メグレ警部」シリーズをはじめとするフランスを代表する作家であり、シャブロルが偏愛したジョルジュ・シムノンの同名小説。ベティを演じるのは名優ジャン=ルイ・トランティニャンの娘、マリー・トランティニャン。
沈黙の女
©︎MK2
1994年/フランス・ドイツ/111分/カラー
原題:La Cérémonie
原作:ルース・レンデル
脚本:クロード・シャブロル、カロリーヌ・エリアシェフ
製作:マリン・カルミッツ
撮影:ベルナール・ジツェルマン
編集:モニーク・ファルドゥリ
音楽:マチュー・シャブロル
出演:イザベル・ユペール、サンドリーヌ・ボネール、ジャクリーヌ・ビセット、ジャン=ピエール・カッセル
裕福な一家に家政婦として雇われたソフィー。真面目に働くソフィーだが、実は彼女には絶対に知られたくない秘密があった。ある日、ソフィーは郵便局員の奔放なジャンヌと出会い、二人は友情を育む。そんな中、一家にソフィーの秘密が発覚してしまい…。皮肉にもコンプレックスを刺激してしまう人間の善意、一度舵を切ったら止まることがない敵意、悪で結ばれた女二人のよるべない姿を冷徹にとらえた大傑作。主演のボネールとユペールは揃って第52回ヴェネチア国際映画祭の優秀女優賞に輝いた。