アングリーバードとバナナ合唱団
© Asian Documentaries Corporation.
2016年/韓国・インド/87分/配給:アジアンドキュメンタリーズ
監督:ジー・ヘウォン
製作:キム・ソナ
製作総指揮:ソン・ウヨン
撮影監督:ウォン・ソンドク、ソン・ウヨン
編集:ペ・ウォンジュン、ジー・ヘウォン
笑うべきか、泣くべきか、それが問題だ。
合唱でスラムの人々に輝きを!
熱意に満ちた韓国人オペラ歌手と、彼がインドのスラムで指導するゆかいな子ども合唱団と、その親たちの、心あたたまる物語。
5年前、ひとりの韓国人オペラ歌手がインドで子どもたちの合唱団を始めた。彼の名は、キム・チェチャン。その気の短さから「アングリーバード:ガミガミ鳥」のニックネームをつけられてはいるが、彼が合唱団の子どもたちの日々にもたらしている変化は大きい。
しかし、子どもらの親たちはその恩恵を理解せず、しばしば合唱団をやめさせようとする。親たちの理解のなさに業を煮やした彼は、親たち自身を訓練し、合同コンサートで歌ってもらうことにする。ところが、それは彼の人生で最も過酷な挑戦となるのだった。
アングリーバードとバナナ合唱団の、最初のミーティングからコンサート開催までの15か月間を追った、笑って、泣ける、インド発のドキュメンタリー映画。
監督メッセージ
私がキムと彼の子ども合唱団を知ったのは、何年も前のことです。韓国人指揮者キム・チェチャンと彼が率いる子ども合唱団について、すでに2つのTV番組を製作しました。1つは2009年のケニアのジラニ子ども合唱団、もう1つは2013年のインドのバナナ子ども合唱団の番組です。
彼の熱意ある献身と、それが子どもたちにもたらした前向きな変化に、私は深く感動しました。親たちを巻き込むという彼の新たな計画を知ったときは、当然、その一部始終を記録したいと思いました。製作の過程で起きたいろいろな出来事に、私自身心を打たれ、自分の母との関係を改めて考える機会を持ちました。
また、親たちの変化、親子関係の変化をも目の当たりにしました。歌やダンスは多くの喜びと笑顔をうみ、働き詰めの彼らに希望の種を植えました。この物語を世界の皆さんと共有できて、私は今とても幸せです。
上映日時
3/11(土)~3/17(金) | 3/18(土)~3/24(金) |
16:20-17:50 | 18:50-20:20 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |