エッシャー 視覚の魔術師

エッシャー

©All M.C. Escher works © the M.C. Escher Company B.V.- Baarn – the Netherlands

2018年/オランダ製作/カラー/80分/配給協力:アップリンク/配給:パンドラ
監督・撮影・製作:ロビン・ルッツ
脚本:ロビン・ルッツ、マラインケ・デ・ヨンケ
ナレーション:スティーヴン・フライ
出演:グラハム・ナッシュ(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)、ジョージ・エッシャー、ヤン・エッシャー、リーベス・エッシャー
後援:オランダ大使館
協力:日本テセレーションデザイン協会

公式ホームページ

奇想天外、終わらない物語――
昨年の<生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展>は、上野の森美術館だけで20万人という驚異的な動員を記録。
エッシャーの魅力の源泉とは?

「私の作品をテーマに良い映画を作れるのは、恐らくこの世にひとり。それは私だ」
1969年、エッシャーがアメリカ人コレクターに向けて書いた一節である。この言葉で始まる『エッシャー 視覚の魔術師』は、
<だまし絵>で知られるオランダ人版画家・画家のマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898年~1972年)の、知られざる波乱に満ちた人生と、今なお人々を魅了し続ける作品についての映画である。本作では彼の日記、書簡、二人の息子へのインタビューなど家族や収集家の証言等を手掛かりに、創作の足跡を丹念に辿り、彼の立体的な作品を、CGアニメーションを用いてさらに斬新な表現へと導く。また、70年代のサイケデリック・ムーブメントの時代に、エッシャーから多大な影響を受けたロック・ミュージシャンのグラハム・ナッシュへのインタビューや、タイルなど我々の日常生活にまで及ぶ影響と、エッシャーの創造力の源泉を探る。

Maurits Cornelis Escher
マウリッツ・コルネリス・エッシャー

1898年6月17日~1972年3月27日 オランダ生まれ>
いわゆるトリック・アート(だまし絵)で知られる版画家・画家。
オランダのレーワルデンで誕生。父の土木技師G・A・エッシャーは明治時代に日本に<お雇い外国人>として来日経験あり。1919年からハーレムにある建築装飾芸術学校に通い、恩師S・J・d・メスキータに版画の才能を見出され、専攻を変更する。1924年、イエッタ・ウミカーと結婚。1926年長男ジョージ誕生。1935年ごろスペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿のタイルに魅了される。1937年頃から<平面の正則分割>に関するノオトをまとめ始める。1950年代「タイム」誌と「ライフ」誌の取材を受け、一躍世界的に知られることになる。1960年代後半から健康を損ね、ガンの手術を何度も受ける。1969年遺作<蛇>を制作。1972年3月27日死去。

エッシャー エッシャー

上映日時

1/18(土)~1/21(火) 1/22(水)・1/23(木) 1/24(金) 1/25(土)~1/31(金) 2/1(土)~2/7(金)
10:00~11:25
17:20~18:45
10:00~11:25
17:35~18:55
17:45~19:05 12:15~13:40 16:15~17:40

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800