ずぶぬれて犬ころ

ずぶぬれて犬ころ

©戸山創作所

2018年/日本/100分/DCP/配給:パンドラ
監督:本田孝義
原作:横田賢一「生きいそぎの俳人 住宅顕信―25歳の終止符」
脚本:山口文子
撮影:鈴木昭彦
音楽:池永正二
出演:木口健太、森安奏太、仁科貴、八木景子、原田夏帆、脇田敏博、坂城君、柳田幸則、渡辺厚人、金本保孝、田中美里

公式ホームページ

夭逝の俳人・住宅顕信。
ひとつの句が過去と現在を繋ぎ、人生を動かし、変えていく

2017年、小堀明彦は中学校でいじめにあっていた。教頭の諸岡は、掃除用具に閉じ込められていた明彦を見つける。教室に落ちていた張り紙「予定は決定ではなく未定である」を書いたのは、住宅春美という、かつて諸岡が関わった生徒だったことを語り始める。
1980年前後、住宅春美が働いていた食堂で彼女を紹介されたこと、商店街で再会したこと、春美が得度し「顕信」という法名になり「無量寿庵」という仏間を作ったこと。そして25歳の若さで亡くなったこと。
小堀は、諸岡から借りた住宅顕信の句集「未完成」を読み始め、その俳句と住宅顕信の生涯に徐々にのめり込んでいく。1984年、22歳の住宅顕信は急性骨髄性白血病を発症。家族の献身的な介護に支えられながら、句作に没頭していく。しかし病状が悪化し句集「未完成」の原稿を握り締めながら1987年、25歳の若さで亡くなるのだった。小堀は住宅の句と生き方に感銘を受け少しずつ変わっていく……。

人は、もがきながら生きている
すべてを俳句に捧げたその短い人生が、いま静かに現代を撃つ

岡山に生まれ25歳という若さでこの世を去った俳人・住宅顕信。5・7・5の字数にとらわれない自由律俳句を詠み、生涯に残した俳句はわずか281句。22歳の時に得度し浄土真宗本願寺派の僧侶となった。空前の俳句ブームと言われる現在、その死後に日常をテーマとした俳句と生き様が脚光を浴びている。その俳句と共にいきた稀有な人生を、生きづらさを感じながら生きる現代の中学生と重ね合わせて描いた『ずぶぬれて犬ころ』。
ドキュメンタリー映画『船、山にのぼる』『モバイルハウスのつくりかた』の本田孝義監督が初の劇映画に挑む。同郷の住宅の俳句と人生から「生きろ」というメッセージを感じ、オール岡山ロケと地元の熱い協力で本作を完成させた。
主演は『おんなのこきらい』『21世紀の女の子』で注目される木口健太。住宅を演じるために髪を短く切り、鬼気迫る演技で新境地を開いた。住宅の俳句に励まされる中学生・小堀を演じるのは岡山出身の新鋭、森安奏太。特別出演の田中美里ほか、実力派ぞろいが短くも強烈なひとりの人生を彩る。
人はどのように生き、そして去っていくのか。どの時代にも通づる普遍的なテーマが貫かれる。

ずぶぬれて犬ころ ずぶぬれて犬ころ ずぶぬれて犬ころ

上映日時

7/6(土)~7/12(金) 7/13(土)~7/19(金)
13:00~14:45 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800