絶唱浪曲ストーリー
©Passo Passo + Atiqa Kawakami
2023 年/日本/111分/DCP/配給:東風
監督・撮影・編集:川上アチカ
編集:秦岳志
整音:川上拓也
カラリスト:西田賢幸
本編タイトル:大原大次郎
写真撮影:五十嵐一晴
出演:港家小そめ、港家小柳、玉川祐子、沢村豊子、港家小ゆき、猫のあんちゃん、玉川奈々福、玉川太福 ほか
イベント情報
8/5(土)11:40回上映後、川上アチカ監督の舞台挨拶がございます。
※8/10(木)のみ貸切上映のため一般の方はご入場いただけません。
近年、たしかな盛り上がりを見せる寄席演芸の世界。
落語、講談だけではない。いま浪曲が、熱い。
浪曲師の独特の唸り声、エモーショナルな節回し、キレのよい啖呵。曲師の三味線とのスリリングなインタープレイが、初めて見る者の心をたちまち鷲づかみにする。平成生まれの浪曲師や曲師が育ち、女性の演者が増えた。浅草木馬亭の客席は昔ながらの愛好者と新たなファンが入り混じり、新時代の到来を予感させる。
主人公は、そんな浪曲の世界に飛び込んだ港家小そめ。伝説の芸豪・港家小柳に惚れ込み弟子入りした小そめが、晴れて名披露目興行の日を迎えるまでの物語だ。映画のもう一つの主役というべきは関東唯一の浪曲の常打ち小屋である木馬亭。舞台裏では、さまざまな人生が交錯し、ベテランから若手へと芸が継承されていく。
製作・撮影・監督は、川上アチカ。小そめと同じく小柳の虜になった川上は8年の歳月をかけて本作を完成させた。親密なキャメラは、小柳と曲師の玉川祐子、そして小そめが大切な何かを育んでいく様子を克明に写す。もちろん、迫力満点の口演場面も大きな見どころだ。玉川奈々福、玉川太福など、当代きってのスターたちも顔を覗かせ、たっぷりと楽しめるドキュメンタリー。
上映日時
8/5(土)~8/9(水) | 8/10(木) | 8/11(金) | 8/12(土)~8/14(月) | 8/15(火) | 8/16(火)~8/18(金) | 8/19(土)~8/25(金) |
11:40-13:55 | 貸切上映 | 11:45-13:36 | 17:50-19:45 | 16:40-18:31 | 17:50-19:45 | 11:45-13:40 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |