役者として生きる~無名塾第31期生の4人
師匠仲代達矢と役者への道を歩みはじめた4人の弟子たち
無名塾は1975年、俳優仲代達矢と妻で劇作家・演出家の宮崎恭子夫妻が立ち上げた俳優を養成する私塾である。役所広司、若村麻由美を始め、200名を越える俳優を世に送り出してきた。数年ごとに塾員の公募が行われ、毎回数百人の応募者が訪れる。“役者修行”3年間は、アルバイト禁止、朝から夕方まで芝居漬けの毎日である。
『役者として生きる』は、師匠仲代達矢と役者の道へ進もうとする第31期生(2017年~2020年)4人の弟子たちの物語である。この時期は新型コロナ感染拡大に見舞われた。卒塾式もなく、普段の稽古、毎年の舞台公演も満足にできない中、仲代はより一層、役者修行に力を注いだ。
「名優と呼ばれる私も、一年目の若手も舞台に立てば、同じ一人の役者に過ぎない」仲代はそう呟いて、若手に負けまいと舞台に臨む。4人は無名塾公演「ペテン師タルチュフ」(2020~2021)、「左の腕」(2021~2022)合わせて160公演の舞台を師匠仲代達矢と共に演じ終えた。
いま第31期生の4人は、師匠の背中を見ながら、役者の道を歩みはじめた。
上映日時
11/5(土)~11/11(金) |
12:30-14:05 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |