馬の骨
©2018オフィス桐生
2018年/日本/91分/DCP/製作・配給:オフィス桐生
脚本・監督:桐生コウジ
脚本:坂ノ下博樹・杉原憲明
撮影:佐々木靖之
出演:小島藤子、深澤大河、ベンガル、桐生コウジ
1989年流行語にもなった伝説のテレビ番組『イカ天』。
出演バンド「馬の骨」には30年後の後日談があった―。
自称音楽家と元アイドルのオフビート音楽コメディー
工事作業員の熊田(桐生コウジ)は元イカ天バンド「馬の骨」のボーカリスト。作業現場でトラブルを起こし解雇された熊田は、家賃1万5千円の格安シェアハウスに転がり込む。
アイドルのユカ(小島藤子)、ヲタク大学生の垣内(深澤大河)、キノコ狩りが趣味の宝部(ベンガル)、のんきな大家(しのへけい子)との奇妙な共同生活が始まる。住人たちから「職業は?」と問われた熊田は、つい「音楽関係」と口走ってしまう。アイドルを卒業し密かにシンガーソングライターを志していたユカは、熊田へのアプローチを開始する。やがて、熊田の正体が発覚し──。
夢を放棄して30年間、いまだ鬱屈とした日々を送っている中年男が、一途に夢を追い続ける若者との出会いによって、青春の後悔にケリをつけようと再起を図る。
イカ天バンド「馬の骨」桐生コウジ原案、『ひよっこ』小島藤子初主演
2017年NHK朝ドラ『ひよっこ』で注目を集めた小島藤子の映画初主演作。挿入曲「やまない音」の作詞、ギター弾き語りに初挑戦したのみならず、特技の書道を活かし題字も執筆。
出演はほかに『弱虫ペダル』の深澤大河、現役アイドル志田友美(夢みるアドレセンス)、茜屋日海夏(i☆Ris)、河上英里子などフレッシュな面々に加え、ベンガル、しのへけい子、信太昌之、黒田大輔、大浦龍宇一らベテラン勢が脇を固める。
『イカ天』審査委員長の萩原健太と、元たまの石川浩司も本人役として特別出演。
音楽監督に岡田拓郎(元 森は生きている)、予告編演出を乃木坂46の個人PVを手がける頃安祐良、アイドル挿入曲のプロデュースが久保こーじという異色コラボレーション。
ライブシーンの撮影はスピッツやエレファントカシマシを輩出した「新宿JAM」、練習スタジオや路上ライブは音楽の街として知られる高崎にて。第32回高崎映画祭で特別先行上映された。
【初日舞台挨拶】
6/23(土)20:50回終了後、小島藤子さん、桐生コウジ監督の舞台挨拶がございます。
小島藤子(こじま ふじこ) 桜本町ユカ役
1993年、東京都出身。
2008年『キミ犯人じゃないよね?』で女優デビュー、『小公女セイラ』の真里亜役で注目を集める。映画では『書道ガールズ!!』『青空エール』『氷菓』などに出演。2017年のNHK『ひよっこ』寮長役は記憶に新しい。
桐生コウジ(きりゅう こうじ) 熊田美津夫役/脚本・監督
1965年、東京都出身。
イカ天バンド「馬の骨」解散後、俳優に転身、『座頭市』『アウトレイジ 最終章』などの北野映画に出演。プロデュース作品に『市民ポリス69』『ディアーディアー』。劇場映画三作目となる本作では脚本・監督も担当している。
上映日時
6/23(土)~6/29(金) |
20:50~22:30 レイト割 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1500 | ¥1100 | ¥800 |
会員 | ¥1200 | ¥1100 | ¥800 |