喜劇役者 渥美清の三つの顔 ! ! +浪曲

<横浜シネマネットワーク実行委員会>主催

没後25年特集上映
ご存知!寅さんと知られざる傑作

  喜劇役者

渥美清の三つの顔 ! !

+浪曲   

<横浜シネマネットワーク実行委員会>主催

没後25年特集上映
ご存知!寅さんと知られざる傑作

 喜劇役者

渥美清の三つの顔!!

+浪曲   

国民的俳優・渥美清さんの没後25年にあたる今年、その本当の魅力を堪能していただく特集を企画しました。
意外と知られていない寅さん以外の豊富な出演作!今回はその中から、視聴困難でソフト化もされていない傑作『父子草』、『ブワナ・トシの歌』の2作を、そして、人気の寅さんシリーズからもう1作、『男はつらいよ 純情篇』上映プラス男はつらいよシリーズ全作浪曲化に挑戦中の浪曲師玉川太福さんが唸る『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』をセットでお届けします。

9.18[土] ─ 24[金]

1週間限定

主催:横浜シネマネットワーク実行委員会

助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト 2021

9.18[土] ─ 24[金]

1週間限定

主催:横浜シネマネットワーク実行委員会

助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト 2021

上映日時

9/18(土) 9/19(日) 9/20(月) 9/21(火) 9/22(水) 9/23(木) 9/24(金)
父子草15:00-16:30
父子草
父子草15:00-16:30
父子草
ブワナ・トシの歌15:00-16:45
ブワナ・トシの歌
ブワナ・トシの歌15:00-16:45
ブワナ・トシの歌
父子草15:00-16:30
父子草
ブワナ・トシの歌15:00-16:45
ブワナ・トシの歌
男はつらいよ純情篇18:00-19:30
男はつらいよ純情篇
トーク 佐藤利明16:30-17:15
トーク 佐藤利明
(映画+トーク)
  トーク 高崎俊夫16:45-17:15
トーク 高崎俊夫
(映画+トーク)
      浪曲 玉川太福19:40-20:20
浪曲『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』玉川太福
(映画+浪曲)

予定表 横にスクロールできます

入場料

【前売券】

浪曲付き上映座席指定券:2,800円(税込)

★横浜シネマリン受付、オンラインショップ にて絶賛発売中!9/17(金)まで販売!販売終了

その他の上映1回券:1,000円(税込)※オンライン購入ではご使用いただけません。販売終了

★横浜シネマリンおよびシネマ・ジャック&ベティ、有隣堂本店にてお取り扱い中!9/17(金)までの販売!販売終了

【当日券】

浪曲付き上映:一律2,800円 ※映画のみのチケットはございません。
新型コロナウィルス感染対策のため、A列、B列ご着席の方には浪曲口演中のフェイスシールド着用をお願いたします。(フェイスシールドは当日お渡しします。)

その他の上映:一般・大専1,300円/シニア・高校生以下1,100円

★浪曲付上映、その他の上映ともに3日前より横浜シネマリンWebサイト、受付にて座席指定券をご購入いただけます!

作品紹介

父子草

Ⓒ1967 東宝

1967年/モノクロ/シネマスコープ/85分/35ミリ/配給:東宝
監督:丸山誠治/脚本:木下惠介
出演:渥美清、淡路恵子、石立鉄男、星由里子

ガード下におでん屋を出している竹子(淡路恵子)は、初老に近い土工風の男平井義太郎(渥美清)の、どこか淋し気でいて、鼻ッぱしらの強い、気ップのよさに興味を持っていた。或る日、常連の若い客、西村茂(石立鉄男)と義太郎は、些細なことから喧嘩になったが、若い西村に敵うはずはなかった。それから、毎晩、西村に相撲で挑戦する義太郎だったが…。
テレビドラマ『泣いてたまるか』を見た、木下惠介監督が渥美清のために企画した知られざる作品。

ブワナ・トシの歌

Ⓒ1965 東宝

1965年/カラー/スタンダード/99分/35ミリ/配給:東宝
原作:片寄俊秀/監督:羽仁進/脚本:羽仁進、清水邦夫/音楽:武満徹
出演:渥美清、下元勉

建築技師の大岡俊男(渥美清)は東アフリカのタンガニーカに学術調査用に地質学者が住むためのプレハブハウスを建てることになっていたが、現地で待っているはずの先輩技師は置き手紙を残してその場を去っていた。俊男は仕方なく、現地の青年たちを集めて作業を始めるが…。
文化の違いに悩みながらもその障害を乗り越え地元民と打ち解けていく渥美清の姿は必見。別れの時に流れる『ブワナ・トシの歌』に胸が熱くなる。アフリカに魅了されるきっかけとなった人間・渥美清と俳優・渥美清の両方の顔を見ることができるヒューマンドラマの傑作。

男はつらいよ 純情篇

©1971松竹株式会社

1971年/カラー/シネマスコープ/89分/35ミリ/配給:松竹
監督:山田洋次/脚本:山田洋次、宮崎晃/音楽:山本直純
出演:渥美清、若尾文子、倍賞千恵子、宮本信子、森繁久彌、笠智衆

赤ちゃんを連れた若い女・絹代(宮本信子)に、さくらの面影を見て、一夜の宿を世話する寅さん。情にほだされ、寅さんは絹代と共に、彼女の父・千造(森繁久彌)の住む、五島列島の福江島へ。望郷の念にかられた寅さんが柴又へ帰ると、つねの遠縁にあたる、美しき人妻・明石夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借りをしていた。
ラスト近く柴又駅でのあにいもうとの別れの場面はシリーズ屈指の名シーン。後に二代目おいちゃんを演じる松村達雄や宮本信子、森繁久彌が登場する。また、横浜市の成田山でロケされた作品でもある。

浪曲師・曲師紹介

『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を横浜初口演!!
玉川太福さんが寅さん映画を40分の浪曲にして口演します!寅さんと宇野重吉が演じたインテリ画家の友情は、そして太地喜和子が演じた兵庫県龍野の芸者ぼたんとの恋のゆくえはいかに!?どうぞお楽しみに!

浪曲師 玉川太福

2007年3月、二代目玉川福太郎に入門。2013年10月、木馬亭にて襲名披露目興行。年間50公演を超える独演会に加えて、浪曲・落語の定席にも出演。古典演目を継承する一方、自作の「地べたの二人」シリーズや映画「男はつらいよ」浪曲化など、幅広い活動を展開している。2017年第72回文化庁芸術祭・大衆芸能部門新人賞受賞。

★9/24(金)18:00~『男はつらいよ 純情篇』上映後に口演(映画上映と浪曲はセット)

曲師 玉川みね子

1975年、二代目玉川福太郎との結婚を機に、翌年に曲師・山本太一に師事。以降、夫・ 福太郎の相三味線を長年にわたってつとめる。現在では、ベテランから一門の弟子まで、様々な演者の曲師をつとめ、テレビ・ラジオなどメディア出演も多数。後進の育成も積極的に行なっている。

トークゲスト紹介

佐藤利明 トークテーマ:天才俳優・渥美清の”寅さん”前夜

娯楽映画研究家。ハナ肇とクレイジーキャッツ、『男はつらいよ』、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CDアルバム、映像ソフトのプロデュース、テレビ・ラジオを通して紹介を続けるエンタテイメントの伝道師。2015 年文化放送特別賞受賞。近著に『みんなの寅さん from 1969』。

★9/18(土)15:00~『父子草』上映後にトーク(映画上映とトークはセット)

高崎俊夫 トークテーマ:渥美清と羽仁進、アフリカとの出会い

映画評論家。『月刊イメージフォーラム』の編集部を経て、フリーランスの編集者に。『キネマ旬報』『サンデー毎日』『ジャズ批評』に執筆している。これまで手がけた単行本は『ロバート・アルトマン わが映画、わが人生』『オペラとシネマの誘惑』など多数。著書に『祝祭の日々 私の映画アトランダム』がある。

★9/20(月祝)15:00~『ブワナ・トシの歌』上映後にトーク(映画上映とトークはセット)

横浜シネマネットワークとは?

横浜で映画上映や映画に係わる活動を行っている人ならどなたでもご参加いただけます。メンバー同士の情報交換と研究報告、そして交流の場づくりやネットワークづくり、そのネットワークを活かしたイベント実施や情報発信などを行っています。ネットワーク全体で、横浜の映画文化を盛り立てて行こうと活動を続けています。

横浜の文化の多様性に貢献するミニシアター

映画の街・横浜では14の映画館で連日たくさんの映画が上映されていますが、ハリウッドの大作や日本の話題作を中心に上映するシネコンに対して、ミニシアターでは、インディペンデントの日本映画や世界の様々な国の映画が上映されています。また、独自の視点の特集上映や、未来を担う子ども向けのワークショップなどが展開されているのも魅力の一つです。横浜市の芸術文化の発展と多文化共生の礎を担うミニシアターをぜひ応援してください。