天上の花

天上の花

©2022「天上の花」製作運動体

2022年/⽇本/125分/PG12/配給:太秦
監督:片嶋一貴
脚本:五藤さや香、荒井晴彦
原作:萩原葉子「天上の花―三好達治抄―」
出演:東出昌大、入山法子、浦沢直樹、萩原朔美、林家たこ蔵、鎌滝恵利、有森也実、吹越満

僕は、あなたを十六年四ヵ月、思い続けてきた
萩原朔太郎の大回顧展「萩原朔太郎大全2022」記念映画

萩原朔太郎を師と仰ぐ三好達治は、朔太郎の美貌の末妹・慶子と結ばれることを望むが、貧乏書生と侮られ拒絶される。しかし十数年後、慶子が夫と死別すると、三好は妻子と離縁して慶子と結婚。時は太平洋戦争の真っ只中、身を隠すように越前三国にひっそりと新居を構えた二人には、雪深い冬の過酷な生活が待ち受けていた。三好は純粋な文学的志向と潔癖な人生観の持ち主であり、奔放な慶子に対する一途な愛と憎しみが、いつしか激情とともに制御できなくなってゆく…。
「天上の花」とは、仏教用語で曼珠沙華、彼岸花のことをさすが、三好達治はその詩の中で辛夷の花にその名を付けている。

戦争の時代に翻弄され、詩と愛に葛藤し、懸命に生きた人々への鎮魂歌

萩原朔太郎の娘である萩原葉子の同名小説「天上の花―三好達治抄―」が、1966年の発表から56年の時を経て映画化された。脚本を担当したのは五藤さや香と、これまで数多くの脚本を手掛け、近年では監督・脚本作『火口のふたり』(2019年)にて多くの賞を獲得した荒井晴彦。監督は4時間超の長編大作『いぬむこいり』(2017年)の片嶋一貴。三好達治を演じるのは唯一無二の存在感を放つ東出昌大、萩原朔太郎の妹で美貌の慶子には、新たな境地を切り開いた入山法子、萩原朔太郎には独特の風格を持つ吹越満。詩人の佐藤春夫を演ずるのは世界的な人気漫画家の浦沢直樹(『YAWARA!』『20世紀少年』など)、そして原作者の萩原葉子を母に持つ萩原朔美、映画や演劇で益々輝きを増す有森也実も出演。


天上の花

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800