湖底の空

湖底の空

©️2019MAREHITO PRODUCTION

2019年/111分/日本・韓国・中国合作/配給:ムービー・アクト・プロジェクト
英題:SORA
監督・脚本・編集:佐藤智也
撮影:野﨑明広
照明:大久保礼司
録音:弥栄裕樹
編集:亀山愛明
出演:イ・テギョン、阿部力、みょんふぁ、武田裕光、アグネス・チャン、ウム・ソヨン、ジョ・ハラ、早川知子

公式ホームページ

海と空、双子の姉弟が抱えた秘密。

空(そら)と海(かい)は、日本人の父・高志と韓国人の母・チスクの間に生まれた一卵性双生児の姉弟。大きな湖があり、民俗芸能が盛んな韓国・安東(アンドン)で生まれ育った。
現在、28歳となった空は中国・上海に暮らしている。イラストレーターとして仕事を得ようとするが、作品の売り込みはなかなかうまくいかない。出版社に勤める日本人の男性、望月が何かと空の絵を気にかけ、仕事を提供しようとする。異郷の地で暮らす二人は、似たような境遇から親密な関係を築きつつあった。
空のもとに双子の弟が訪ねてくる。インターセックスだった海(かい)は性別適合手術を受けて女性となり、名前を海(うみ)と変えていた。
海(うみ)は空と望月の恋愛を後押ししようとするが、空は「絵が本当にうまかったのは海(かい)だ」と思いながら、恋愛に積極的になろうとしない。絵のこと以上に問題になっているのは、空と海(うみ)が幼少時代から抱えたある秘密だった。空は何かに追い詰められ、精神的に不安定になっていく……。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020
グランプリ&シネガーアワード
第3回中韓国際映画祭 特別賞

韓国、中国、日本にまたがるロケを企画。安東の民俗芸能、上海の近代都市など、それぞれの風土を利用して、国に関係なく人間に共通するサバイバーズ・ギルト、裏返せば〈誰かを思慕する気持ち〉を描く。
監督は『マレヒト』(95)、『L’Ilya〜イリヤ〜』(00)、『舌〜デッドリー・サイレンス』(04)などインディペンデントで映画を作りつづけてきた佐藤智也。2010年には本作の試作として、双子の女優を起用して短編『三つ子』(10)を製作。韓国の大邱(テグ)インディペンデント短編映画祭、アメリカのドラゴン・コン映画祭で上映された。それから10年をかけて作られた本作『湖底の空』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020において、審査員の満場一致でグランプリに選出され、シネガーアワードと合わせてW受賞となった。
空と海を一人二役で演じるのは、韓国インディペンデント映画のミューズ、イ・テギョン。その二人に振り回される望月に「花より男子」の美作あきら役で注目を集め、その後台湾の映画に出演するなどワールドワイドに活躍する阿部力。空と海の両親役に、日韓の演劇・映画などで活躍中のみょんふぁ、武田裕光。そして70年代にアイドルとして一世を風靡し、現在はユニセフのアジア親善大使としても活動の幅を広げているアグネス・チャンが特別出演しているのも話題。
国境のみならず、あらゆる境界を超えて傷ついた人々の心をつなぐ、ファンタスティックムービーが誕生した!


湖底の空 湖底の空 湖底の空

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800