行きがけの空

©2024「行きがけの空」フィルムパートナーズ
2025年/日本/100分/製作:「行きがけの空」フィルムパートナーズ、リバーストーンワールド、日本信達
共同配給:T-artist、アークエンタテインメント
監督:西谷真一
脚本:田中晶子
音楽:谷口尚久
題字・ポスター撮影:藤原新也
出演:三浦貴大、服部樹咲、菜葉菜、藤丸千、大高洋子、神村美月、茂手木桜子、片山友希、草野康太
母の死が、少女を“真実”へと導く──
過去と向き合い、生きる意味を探す、旅の記憶。
少女の心に射しこむ、静かな光の物語。
小樽に暮らす16歳の少女・星野美歩は、母の遺品から一台の古い携帯電話を見つける。そこには、若き日の母と一人の男の写真が残されていた。その男の名は、東京で活動する舞台俳優・望月建斗。母が決して語ることのなかった“青春”の記録に導かれるように、美歩は彼に一通の手紙を送る。建斗が再び小樽の地を踏んだとき、少女と男は、過去の断片をつなぎ合わせながら、互いの喪失と向き合っていく。やがて浮かび上がる、封じられた痛みと、思いがけない“つながり”。それは、家族という言葉では語れない絆のかたち──少女の魂が羽ばたくために、空は静かに広がっていく。いま、旅立ちの朝。行きがけの空に、希望の光は射すのか──
手紙が紡ぐ、途切れた絆。心の冬を越えた先に見えるものは—
俳優として成功するも孤独な日々を送る健斗のもとに、亡き恋人から届いた手紙。その内容は、彼に娘がいる可能性を示唆するものだった。真相を確かめるため小樽を訪れた健斗は、そこで出会った高校生・美歩と運命的な繋がりを感じる。しかし、美歩は父親の存在を知らず、互いの過去と向き合おうとする中で明らかになる家族の秘密。四季折々の小樽の街並みを背景に、愛と葛藤が交差する物語が静かに展開する。



料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |