i-新聞記者ドキュメント-

i-新聞記者ドキュメント-

©2019『i –新聞記者ドキュメント-』

2019年/日本/111分/配給:スターサンズ
監督:森達也
企画・製作:河村光庸
エグゼクティヴ・プロデューサー:河村光庸
撮影:小松原茂幸、森達也 
編集:鈴尾啓太
出演:望月衣塑子
音楽:MARTIN(OAU/JOHNSONS MOTORCAR)

公式ホームページ

現代日本に大きな衝撃を与え大ヒットを記録した問題作、
『新聞記者』のプロデューサーが新たに世に問う。
私たちが生きる“今”と“メディアの正体”に警鐘を鳴らす、新感覚ドキュメンタリー!

蔓延するフェイクニュースやメディアの自主規制。民主主義を踏みにじる様な官邸の横暴、忖度に走る官僚たち、そしてそれを平然と見過ごす一部を除く報道メディア。そんな中、既存メディアからは異端視されながらもさまざまな圧力にも屈せず、官邸記者会見で鋭い質問を投げかける東京新聞社会部記者・望月衣塑子。果たして彼女は特別なのか?そんな彼女を追うことで映し出される、現代日本やメディアが抱える問題点の数々。

本作の監督を務めるのは、オウム真理教の本質に迫った『A』『A2』、ゴーストライター騒動の渦中にあった佐村河内守を題材にした『FAKE』などで知られる映画監督で作家の森達也。この国の民主主義は本当に形だけでいいのか、メディアはどう立ち向かうべきか。森監督の真骨頂ともいえる新たな手法で、日本社会が抱える同調圧力や忖度の正体を暴きだす。菅官房長官や前川喜平、籠池夫妻など、ここ数年でよくメディアに登場した渦中の人間が続々と登場し、これまでの報道では観られなかった素顔をも映し出す。報道では決して映し出されない、現代日本の真の姿。既存の社会派ドキュメンタリーとは一線を画する、新たな社会意識をもった前代未聞のドキュメンタリーが誕生した。

望月衣塑子

1975年東京都生まれ。父親は記者、母親は演劇関係者の家庭に生まれる。慶應義塾大学法学部卒業後、中日新聞社に入社。東京本社へ配属。千葉支局、横浜支局を経て社会部で東京地方検察庁特別捜査部を担当。その後東京地方裁判所、東京高等裁判所を担当、経済部などを経て、現在社会部遊軍。2017年3月から森友学園、加計学園の取材チームに参加し、前川喜平文部科学省前事務次官へのインタビュー記事などを手がけたことや、元TBS記者からの準強姦の被害を訴えた女性ジャーナリスト伊藤詩織へのインタビュー、取材をしたことをきっかけに、2017年6月6日以降、菅義偉内閣官房長官の記者会見に出席して質問を行うようになる。会見での質問をまとめた動画と単著について「マスコミの最近のありように一石を投じるすもの」として2017メディアアンビシャス賞の特別賞に選ばれた。
2017年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。二児の母。2019年度、「税を追う」取材チームでJCJ大賞受賞。

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上映日時

2/8(土)~2/14(金) 2/15(土)~2/21(金)
12:20~14:20 20:25~22:25レイト割画像

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800