ひかりのおと
2011年/日本/89分/配給:陽光プロジェクト
脚本・監督:山﨑樹一郎
プロデューサー:桑原広考、加納一穂、岡本 隆
撮影:俵 謙太
音楽:増岡彩子
出演:藤久善友、森 衣里、真砂 豪、佐藤豊行、中本良子、佐藤順子、辻 総一郎、坂本光一、大倉朝恵、浅雄 涼、大塚雅史
若き酪農家の新しい出発とその家族の絆を描いた農民讃歌
その土地と人の営みを見つめる“地産地生”映画
岡山県北、山深きところ。代々酪農を営む狩谷家の長男・雄介は音楽を志し東京で暮らしていたが、父の怪我をきっかけに家業を手伝うため故郷に戻った。しかし消えぬ音楽への思いや酪農の現状、恋人との行き違いから、この土地を引き継ぎ、酪農家として生きていくのか迷いを抱えていた。
恋人・陽子には若くして逝った夫・夏生との間に幼い息子がいた。夏生の「家」にとってはその子が唯一の跡継ぎであるため、陽子が息子とともに暮らすには今の生活を続けるしかなかった。
初日の出を見る事が慣わしである狩谷家。妹も帰省し、いつもと変らぬ年明けを迎えようとしていたある日、雄介がかつて酪農の手解きを受けた叔父・義行の牛舎で火災がおこる。雄介の中で何かが静かに変わり始める……。
真庭のトマト農家が描いた渾身のデビュー作
2010年代初頭、この時代、地方から都市へ問いかかる。
土地独特の人間模様、将来見えぬ不安、見つめ直される家族のあり方。都市から遠く離れ、岡山県真庭市の深い山なかで農業をつづける映画作家・山﨑樹一郎が酪農家青年の葛藤と未来へのささやかな希望を「土地からの視点」で描いた長編初監督作品。
上映日時
5/6(土) | 5/8(月)、5/10(水)、5/12(金) |
10:00-11:35 | 10:20-11:55 |
料金
一般 | シニア | 〈学生応援プライス〉大専・高校生以下 | |
通常 | ¥1500 | ¥1200 | ¥500 |
会員 | ¥1200 | ¥1200 | ¥500 |