おかあさんの被爆ピアノ
© 2020映画「被爆ピアノ」製作委員会
2020年/日本/DCP/113分/配給:新日本映画社
監督・脚本:五藤利弘
脚本協力:渡辺善則、黒沢久子
撮影:藍河兼一
実景撮影:高間賢治
美術:部谷京子
主題歌:南壽あさ子
音楽:谷川賢作
出演:佐野史郎、武藤十夢(AKB48)、森口瑤子、宮川一朗太、南壽あさ子、城之内正明、鎌滝えり、ポセイドン・石川、内藤忠司
イベント情報
◉8/8(土)15:45回上映前、佐野史郎さん、武藤十夢さん(AKB48)、南壽あさ子さん、城之内正明さん、五藤利弘監督のリモートによる舞台挨拶がございます!
◉8/15(土)15:45回上映後、南壽あさ子さん、五藤利弘監督のリモートによるトークイベント+南壽あさ子さんの生のピアノ弾き語りがございます!
“被爆してもピアノの音色は変わらなかったのです”
75年目のいま、蘇った音色が私たちに語りはじめる――
昭和20年8月6日、広島の壊滅的な状況の中で奇跡的に焼け残った“被ばくピアノ”を修理し、全国で平和コンサートを続ける調律師・矢川光則さんをモデルに、平和への想いを静かに、かつ心に滲みあがらせる感動作。
自身も被爆二世である調律師・矢川光則は爆心地から2キロほどの至近距離で被爆したピアノを修理、調律して、それを自ら運転する4トントラックに載せて全国を回っている。
都内で育った大学生の菜々子は、被爆ピアノコンサートについて偶然知り、調べるうちに被爆ピアノの一台を母・久美子が寄贈していることがわかった。被爆二世の母から広島のことや音楽講師をしていた祖母・千恵子のことなどを知らされてこなかった菜々子は、祖母のこと、広島のこと、被爆ピアノのことを知りたくなり、矢川に頼んで広島までトラックに乗せてもらって同行する。
母はどうして広島から出て行ったのか?祖母が菜々子に伝えたかったこととは?
調律師・矢川がなぜ被爆ピアノを伝える活動をしているのか?
菜々子は被爆ピアノの活動を辿り、自分のルーツを巡りながら次第に何かを見つけていく・・・
被爆ピアノとは…
広島に投下された原爆の爆心地から2キロほどの至近距離で被爆したピアノのこと。現在、矢川さんの経営する「矢川ピアノ工房」では6台所有(2020年5月現在)、出来るだけ元の部品を生かして調律され、命の大切さを奏でる平和の音色として現役で活躍している。 全国1500箇所以上の各地で音色を披露してきたが、その活動は国内だけにとどまらず、2010年にはニューヨークまで渡った。また、2017年には、ノルウェー・オスロ郊外で行われた「ノーベル平和賞コンサート」にて披露、演奏され、力強いピアノの音色に大きな拍手が送られた。
上映日時
8/8(土) | 8/9(日) | 8/10(月)~8/14(金) | 8/15(土)~8/21(金) | 8/22(土)~8/28(金) | 8/29(土)~9/3(木) |
12:00~13:55 15:45~18:10 |
12:00~13:55 16:10~18:05 |
12:00~13:55 15:45~17:45 |
15:45~17:45 | 10:00~12:00 | 18:25~20:25 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |