ハッピーアイランド
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2016年/日本/75分/配給:SDP
監督・脚本:渡邉裕也
撮影:伊集守忠
出演:吉村界人、大後寿々花、三輪江一、岡村多加江、中村尚輝、萩原聖人
舞台挨拶
4/7(日)17:25回上映後、渡邉裕也監督による舞台挨拶がございます。
3.11以後の福島の農家を舞台に、実話から着想を得たほろ苦くてほのかに甘い青春譚。
生き場のない青年が出会ったのは、行き場のない野菜たちだった。
金ナシ職ナシやる気ナシ。東京で暮らす23歳の真也は飲み屋の店主の薦めから福島の農家で働くが、寒い・きつい・朝がはやい農作業に初日から嫌気がさす。しかもそもそも野菜は大きらい!
そんな彼にも優しく厳しく向き合う農家の先輩たち。初めは地元の保育士里紗への下心で居残った真也だが、やがて手塩にかけた農作物の収穫や、ボスである正雄の農業への誇りに触れるうち、福島の日々を好きになる。
そんな中、ある日真也は初めて売り子をした県外の直売所で、福島県産の野菜を毛嫌いする客にキレて殴りかかってしまう。真也は諫められるが、どうしても納得がいかず…。
まっすぐ生きる事を教えてくれた 幸せの島で過ごした物語
福島県出身の新人監督のこころの叫びに、第一線で活躍するキャストたちが集結。
福島県須賀川市出身の、渡邉裕也初監督作品。原発事故による風評被害を受けながらも農業を営み続けた自身の祖父の姿を見て企画した。
主演は、映画・ドラマで注目を集める吉村界人(『サラバ静寂』『モリのいる場所』)。農業に誇りを持ち、主人公の背中を後押しする正雄役の萩原聖人も、渡邉監督の直接オファーを快諾した。2015年冬に福島の人たちの全面協力のもと行われた撮影には当時の農家の人々の声が記録されている。
「目に見えない不安」との闘いが始まった原発事故から8年。この作品が過去と現在をつなぎ、日本の未来を照らす。
上映日時
4/6(土)~4/12(金) | 4/20(土)~4/26(金) |
17:25~18:45 | 10:00~11:20 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |