第三世代
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1979年/西ドイツ/109分/DCP/配給:アイ・ヴィー・シー
原題::Die dritte Generation
監督・脚本・撮影:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
編集・助監督:ユリアーネ・ローレンツ
出演:フォルカー・シュペングラー、ビュル・オジエ、ハンナ・シグラ
トークショー
12/16(日)『13回の新月のある年に』18:35回上映後、渋谷哲也さん(ドイツ映画研究)のトークショーがございます。『第三世代』をご覧のお客様もご入場いただけます。
物質的欲望の充足、無限の絶望の終焉。
意志と表象としての世界。彼らも、我々ももはや何も理解できない。理解しようとはしない。暴力で構成された社会に曝され、支配され、共感し、欲望し、絶望する。現実への無関心。怒りと悲しみとおかしみが横溢するこの世界は、とっくに壊れている。革命への理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追い求める「第三世代」のテロリストたち。
タブーと戯れ挑発する、ファスビンダーのマイルストーン的作品!
言葉と音の叛乱。
ファスビンダーが放つ、最も難解で自由な作品。
1970年代末期のベルリン。企業家P・J・ルーツは、自身の事業であるコンピューター販売の不振を憂う中で一つの着想を持った。「この都市でテロ事件が起これば、警察が捜査用にコンピューターを導入するだろう」。
ルーツの秘書ズザンネは地下組織のメンバーで、仲間と共にテロを計画している。夫のエドガーもその一員。彼等の属するグループには「革命」のような思想や理念はなく、ただスリルに耽溺するだけの遊びであった。リーダーのアウグストは企業家ルーツと通じており、全ては企業と権力の手中にある。彼らは誘拐事件を起こすが――
上映日時
12/8(土)~12/14(金) | 12/15(土)~12/21(金) |
16:30~18:20 | 20:40~22:30 レイト割 ※12/16(日)は21:15~23:05 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |