ビル・エヴァンス タイム・リメンバード
©2015 Bruce Spiegel
2015年/アメリカ/84分/ドキュメンタリー/配給:オンリー・ハーツ
原題:BILL EVANS TIME REMEMBERED
監督:ブルース・スピーゲル
字幕:行方 均
提供:タムト
協力:ディスクユニオン、ユニバーサルミュージック
「美と真実だけを追求し、他は忘れろ」
悲劇に満ちた“ジャズピアノの詩人”51年の人生と魂の音楽に迫る
数々の名盤を残し、後世のジャズに多大な影響を与えたジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンス。その出自、キャリアのスタートから人間模様、死の間際までを8年の歳月をかけて追い、貴重な証言・映像・写真で構成したドキュメンタリーである。その美しい音楽の源は?「時間をかけた自殺」とも言われた人生の裏にある真実とは?本作は、エヴァンスの生誕90周年を記念して世界で初劇場公開される。
世界の13の映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞
*本年度英国アカデミー賞ドキュメンタリー賞ノミネート
*第70回全米監督組合賞 ドキュメンタリー監督賞
*第24回シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 審査員大賞
*サンダンス映画祭2017正式出品作品
*CPH:DOX 2017 観客賞受賞
*モントクレア映画祭 審査員特別賞
*国際ドキュメンタリー協会 IDAアワード 戦火の勇気賞
*ダラス国際映画祭 シルヴァー・ハート賞
*ゴールウェイ・フラー映画祭 観客賞(アムネスティ・インターナショナル人権部門)
*トラバース・シティ・映画祭 市民ジャーナリズム特別「設立者」賞
共演者、ジャズの巨匠たちによる貴重な証言の数々!
トニー・ベネット(ヴォーカル)やジョン・ヘンドリックス(ヴォーカル)ら当時の共演者はもちろん、伝説のファースト・トリオ~死の間際のラスト・トリオのメンバーらが、ビル・エヴァンスとの出会いや人物像、彼の音楽について証言している。
また、既に亡くなったレジェンド達もインタビューに多数登場する。ジム・ホール(2013年逝去)、ポール・モチアン(2011年逝去)、ジョン・ヘンドリックス(2017年逝去)、オリン・キープニューズ(2015年逝去)、ボブ・ブルックマイヤー(2011年に逝去)、ビリー・テイラー(2010年逝去)など、公開前に鬼籍に入っている出演者も多く、彼らの晩年を捉えた記録映像としても貴重な内容である。
もちろん本人も多数登場。そして、誰もが名前を知るあの人も!
もちろん、ビル本人の肉声や映像・写真も多数収録。演奏シーンや仕事のインタビューはもちろんのこと、幼少期の愛らしい姿や、麻薬に蝕まれながらも家族を大切にする姿など、貴重なプライベート・ショットの数々が収められている。
また、ジャズ史に燦然と輝くタイトル曲「ワルツ・フォー・デビイ」のモデルとなった姪のデビイら親族も証言者として登場するほか、「ワルツ・フォー・デビイ」で伝説的な演奏を披露し、その翌週に25歳で事故死した幻のベーシスト、スコット・ラファロら共演者の往時のプライベート写真や恋人のインタビューも収録されている。
58年、マイルス・バンド在籍時の名盤制作秘話から、薬物依存をはじめ、内縁の妻、兄の自殺など、これまで周知の事実の裏に隠されてきたスキャンダル、そして死の間際の様子までもが、親族や近しいミュージシャンの口から明らかにされる貴重な映像の数々は、ジャズファンのみならず、多くの音楽ファン必見の映画である。
上映日時 ※Life=予告編の代わりのおまけ上映Life works
4/27(土)~5/3(金) | 5/4(土)~5/10(金) | 5/11(土)~5/17(金) | 5/18(土)~5/24(金) | 5/25(土)~5/31(金) |
Life 12:10~13:50 | 13:50~15:15 | 19:25~20:50 | 17:30~18:55 | 21:10~22:30レイト割 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |