映画はアリスから始まった

映画はアリスから始まった

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2018年/アメリカ/103分/配給:パンドラ
原題:Be Natural: The Untold Story of Alice Guy-Blaché
監督:パメラ・B・グリーン
ナレーション:ジョディ・フォスター
製作:ロバート・レッドフォード

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リュミエール兄弟がシネマトグラフを発明した<映画誕生の年>、1895年
その時、アリス・ギイは映画の“物語る力”に可能性を見出していた!

クローズアップ、特殊効果、カラー、音の同期…。現在の標準的な映画製作技法を次々と生み出し、世界初の劇映画『キャベツ畑の妖精』や、超大作『キリストの誕生』など1,000本以上を監督した映画監督・製作・脚本家として、世界映画史に大きな足跡を残したアリス・ギイ。リュミエール兄弟やジョルジュ・メリエスと並ぶ映画のパイオニアであり、ハリウッドの映画製作システムの原型を作り上げた世界初の映画監督となった女性は、なぜ映画史から忘れ去られていたのか?

ベン・キングズレーや、アニエス・ヴァルダ、マーティン・スコセッシら映画界の早々たる面々や、アリス自身と彼女の親族らへの膨大なインタビューと緻密なリサーチ、アリス作品のフッテージの数々によってアリス・ギイの功績とその生涯をめぐる謎が今、明らかになる。

「記録するだけの映像は退屈。
映画で物語をつくったらどうかしら―」

世界で最初に物語映画を監督したフランスの映画監督・脚本家・映画プロデューサー、アリス・ギイはパリ郊外に一男四女の末っ子として生まれた。当時、父親は南米チリで出版社と書店を営み、暮らしは裕福だった。アリスは修道院の寄宿学校を経て、速記とタイプを身につける。だが、父親が事業に失敗。ほどなくして父と兄が亡くなったために、アリスはパリの写真機材会社ゴーモン社に就職し、レオン・ゴーモン社長の秘書になる。
1895年、リュミエール兄弟による世界初の映画『列車の到着』を社長と共に見て、「記録するだけでは退屈、映画で物語をつくったらどうかしら―」と言ったところ、社長は「秘書の仕事に支障がない限り」の条件つきで、ゴーモン社研究所の裏庭での映画作りを許可した。
翌1896年、アリスは第一回監督作『キャベツ畑の妖精』を完成させた。世界初の物語映画の誕生である。
以後、撮影所長を11年間務め、1000本近い作品を手掛けた。
1907年に渡米。1910年、映画製作会社<ソラックス社>を発足させると経営は夫に任せ、自分は映画製作・監督に専念した。1922年、フランスに帰国。1955年、レジョン・ド・ヌール叙勲。
1968年94歳で永眠した。


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料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800