ありがとう 宝田明さん

ありがとう 宝田明さん

特集「戦争と平和」宝田明さん~魂のメッセージ

8/12(土)―8/25(金)

※8/15(火)休映

ありがとう 宝田明さん

特集「戦争と平和」宝田明さん~魂のメッセージ

8/12(土)―8/25(金)

※8/15(火)休映

2022年3月14日、惜しくも87歳の生涯をとじられた宝田明さん、 晩年には反戦平和のメッセージを発信し続けた。
その原点はどこにあったのか。 東宝ニューフェイス時代の作品を紹介しながら、その生涯を振り返る。

宝田明(たからだあきら)プロフィール

1934年4月29日、朝鮮・清津生まれ。2歳の頃、満州のハルビンに移る。終戦直前のソ連軍の満州侵攻による混乱の際、右腹を銃撃され死線をさまよう。1953年、東宝ニューフェイス第6期生として俳優生活をスタート。代表作は『ゴジラ』『美貌の都』『香港の夜』『放浪記』など多数。『アニーよ銃をとれ』『風と共に去りぬ』『マイ・フェア・レディ』など舞台俳優としても活動。2012年に『ファンタスティックス』で文化庁芸術祭賞の大衆芸能部門大賞を受賞。2015年から自らの戦争体験をもとにした音楽朗読劇『宝田明物語』を上演し続けた。映画『世の中にたえて桜のなかりせば』(監督:三宅伸行)の完成披露試写会では舞台に立って観客の前に姿を見せたが、初日舞台挨拶には立つことなく、2022年3月14日に帰らぬ人となった。

イベント
  • 8/12(土)『日光物語』10:00回上映後、五藤利弘監督、髙村康一郎プロデューサー、司会:佐藤和弘さんの舞台挨拶
  • 8/18(金)『日光物語』10:00回上映後、五藤利弘監督、万登香さん(遠藤奈々役・挿入歌)、司会:佐藤和弘さんの舞台挨拶
  • 8/13(日)『戦争と平和 宝田明の証言』10:00回上映後、土本貴生プロデューサー、ユニコ舎 工藤尚廣さん、平川智恵子さんの舞台挨拶
  • 8/14(月)『接吻泥棒』11:45回上映後、娯楽映画研究家 佐藤利明さんのトークイベント <テーマ:「平和への祈り」とMr.ダンディのフィルモグラフィー>
  • 8/16(水)『ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶』11:45回上映後、太田隆文監督の舞台挨拶(予定)

娯楽映画研究家 佐藤利明さん
1963年生まれ。ハナ肇とクレイジーキャッツ、『男はつらいよ』、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を紹介し続けるエンタテイメントの伝道師。2015 年文化放送特別賞受賞。近著に『みんなの寅さん from 1969』。

入場料

『戦争と平和 宝田明の証言』『日光物語』
一般1,800円/会員1,500円/大専・シニア1,200円/高校生以下800円
その他の作品
一般1,500円/会員・大専・シニア1,200円/高校生以下800円

上映スケジュール

8/12(土) 8/13(日) 8/14(月) 8/15(火) 8/16(水) 8/17(木) 8/18(金)
日光物語10:00~
日光物語
舞台挨拶
五藤利弘監督、髙村康一郎プロデューサー、司会:佐藤和弘さん
戦争と平和 宝田明の証言10:00~
戦争と平和 宝田明の証言
舞台挨拶
土本貴生プロデューサー、ユニコ舎 工藤尚廣さん・平川智恵子さん
日光物語10:00~
日光物語
休映 戦争と平和 宝田明の証言10:00~
戦争と平和 宝田明の証言
世界大戦争10:00~
世界大戦争
日光物語10:00~
日光物語
舞台挨拶
五藤利弘監督、万登香さん(出演・挿入歌)、司会:佐藤和弘さん


接吻泥棒11:45~
接吻泥棒
トークイベント
佐藤利明さん

ドキュメンタリー沖縄戦11:45~
ドキュメンタリー沖縄戦
舞台挨拶
太田隆文監督
その場所に女ありて12:05~
その場所に女ありて
戦争と平和 宝田明の証言12:05~
戦争と平和 宝田明の証言

予定表 横にスクロールできます

8/19(土) 8/20(日) 8/21(月) 8/22(火) 8/23(水) 8/24(木) 8/25(金)
戦争と平和 宝田明の証言10:00~
戦争と平和 宝田明の証言
日光物語10:00~
日光物語
戦争と平和 宝田明の証言10:00~
戦争と平和 宝田明の証言
日光物語10:00~
日光物語
戦争と平和 宝田明の証言10:00~
戦争と平和 宝田明の証言
日光物語10:00~
日光物語
戦争と平和 宝田明の証言10:00~
戦争と平和 宝田明の証言

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

戦争と平和 宝田明の証言

©2021 アルタミラピクチャーズ

2021年/日本/93分/BD/製作・配給:アルタミラピクチャーズ
監督・編集:後閑広
撮影:谷口和寛(J.S.C.)
撮影協力:宝田企画、TOKYO MX
出演:宝田明
聞き手:森田美礼

人が銃殺されるところを間近で目撃し、自らも銃に撃たれて重傷を負い、満州からの過酷な引き上げを体験した。子どもの頃の壮絶な戦争体験を人前で語ることはなかった宝田明が、カメラの前で初めて語り尽くした。亡くなるわずか3か月前に語った生前最後のメッセージ。

日光物語

©日光映画製作実行委員会

2022年/日本/92分/DCP/配給:新日本映画社
監督・脚本:五藤利弘
撮影:はやしまこと(J.S.C.)
挿入歌:「夜風」万登香
音楽:パウロ鈴木。
主題歌:「blue」スネオヘアー
出演:武藤十夢、スネオヘアー、宝田明

舞台は、日光二社一寺への参道入口にある実在の人気カフェ「本宮カフェ」。カフェを経営する大場嘉門とその家族を中心に、町の人々や日光を訪れる人々などが、かつての寅さんのような人情物語を繰り広げるヒューマンコメディ。昭和を代表する俳優・宝田明渾身の遺作。

ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶

2019年/日本/105分/DCP/配給:渋谷プロダクション
監督:太田隆文
撮影:三本木久城、吉田良介
出演:上江洲安昌、知花治雄、上原美智子、照屋勉、長浜ヨシ、川満彰、比嘉キヨ、佐喜眞道夫、真栄田悦子
ナレーション:宝田明、斉藤とも子

日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。戦死者20万656人、県民だけを計算すると、当時の人口の3人に1人が死亡したことになる沖縄戦を、体験者12人と専門家8人の証言、米軍が撮影した記録映像を駆使して紹介する。満州で壮絶な戦争体験をした宝田明がナレーションを担当。

その場所に女ありて

©1962 TOHO CO.,LTD.

1962年/日本/95分/カラー/シネスコ/35mm/配給:東宝
監督:鈴木英夫
脚本:升田商二、鈴木英夫
音楽:池野成
出演:司葉子、宝田明、山崎努、水野久美、原千佐子

銀座の広告代理店に勤める律子は、男性たちと対等に渡り合うキャリアウーマン。ライバル会社の坂井とは情報交換しつつも、互いにあの手この手の策を練るのだった。生き馬の目を抜く広告業界で、自分の足でしっかりと立ちたくましく生きてゆく女性の姿をシャープなタッチで描く。

世界大戦争

©1961 TOHO CO.,LTD.

1961年/日本/110分/カラー/シネスコ/35mm/配給:東宝
監督:松林宗恵
特技監督:円谷英二
脚本:八住利雄、木村 武
出演:フランキー堺、宝田 明、星 由里子、乙羽信子

日本国民の悲願も空しく人類最後の時は来た!核兵器の恐ろしさを訴え、第3次世界大戦を防ぐ願いを込めて作られた東宝ならではの超大作映画。ごく平凡な市民の目を通して、不可避的に進行していく世界戦争への恐怖を描いたSF映画の傑作。円谷英二による特撮も、まさしく入魂の完成度。

接吻泥棒

©1960 TOHO CO.,LTD.

1960年/日本/83分/カラー/シネスコ/35mm/配給:東宝
原作:石原慎太郎
監督:川島雄三
脚本:松山善三
音楽:黛敏郎
出演:宝田明、団令子、草笛光子、新珠三千代、北あけみ、石原慎太郎

ボクシングのライト級チャンピオンをめぐり、名門校の高校生、バーのマダム、ファッションデザイナー、ナイトクラブのダンサーがタイトルマッチ級の恋の火花を散らす、異色のロマンチック・コメディ。原作小説は、石原慎太郎が宝田明をイメージして描いたといわれる。