ソン・ランの響き

ソン・ランの響き

©2019 STUDIO68

2018年/ベトナム/102分/提供:パンドラ/配給協力:ミカタ・エンタテインメント/配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
原題:Song Lang
監督・脚本:レオン・レ
出演:リエン・ビン・ファット、アイザック、スアン・ヒエップ

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ベトナムの民族楽器<ソン・ラン>の響きにのせて
出会うはずのなかった孤独な二人の人生がひととき交差する
ボーイ・ミーツ・ボーイの物語

80年代のサイゴン(現・ホーチミン市)。借金の強引な取り立てで“雷のユン兄貴”と恐れられていたユンは、ベトナムの伝統歌舞劇〈カイルオン〉の花形役者リン・フンと運命的な出会いを果たす。初めは反発し合っていたふたりだったが、停電の夜にリン・フンがユンの家に泊まったのをきっかけに心を通わせていく。実はユンは〈カイルオン〉に欠かせない民族楽器〈ソン・ラン〉の奏者をかつて志した事があり、楽器を大切に持っていたのだった。粗野なユンと一途な役者リン・フン。一見対照的だが共に悲しい過去を持つふたりは、孤独を埋めるように響き合うのだった。やがてこれまで感じたことのない気持ちを抱き始めたふたりは、再会を約束し別れる。しかし、ユンが過去に犯したある出来事をきっかけに、ふたりの物語は悲劇的な結末に突き進んでいく――

ベトナムの伝統芸能〈カイルオン〉を主題に、孤独なふたりの刹那的な出会いを描き、世界中の映画祭で話題を呼んだ本作が待望の日本公開。ユン役のリエン・ビン・ファットは、本作がデビュー作ながら粗暴な中に繊細さを隠し持つ孤独な男を演じ切り、見事第31回東京国際映画祭でジェムストーン賞(新人杯優勝)を受賞。一方、ベトナムのトップアイドルグループ・365dabandの元メンバーであるリン・フン役アイザックは、伝統歌劇の花形役者を艶やかな歌声と踊りで見事に演じ、その中性的な魅力を余すところなく発揮している。レオン・レ監督は少年期に渡った米国からベトナムへ帰国し監督デビューした本作で、既に国内外で37もの賞を受賞。その美しい物語は世界中で絶賛を浴びている。

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上映日時

3/21(土)~3/27(金) 3/28(土)~3/30(月) 3/31(火)~4/3(金) 4/4(土)~4/10(金)
12:25~14:15 15:00~16:50 18:10~20:00 19:40~21:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800