スローガン
1968年/フランス/93分/DCP/配給:オンリー・ハーツ
原題:Slogan
監督・脚本・脚色:ピエール・グランブラ
脚本:メルヴィン・ヴァン・ピープルズ
脚色:フランシス・ジロー
撮影:クロード・ボーソレイユ
編集:F.ガルノー、J.ヴィータ
編曲:ジャン=クロード・ヴァニエ
音楽:セルジュ・ゲンスブール
製作:オルフェ・プロダクションズ、ハムスター・フィルムズ
出演:セルジュ・ゲンスブール、ジェーン・バーキン、アンドレア・パリシィ、ジュリエット・ベルト、アンリ=ジャック・ウエ、ジル・ミリネール、ジェームズ・ミッチェル、ダニエル・ゲラン
ゲンスブール生誕90年!『スローガン』製作50年!日仏交流160年記念!バーキンとゲンスブール伝説の始まり!
キング牧師暗殺、パリ5月革命から、ウッドストック、アポロ11号の月面着陸に至る季節。『イージー・ライダー』『明日に向かって撃て』『真夜中のカーボーイ』といったニューシネマがハリウッドを席巻し、ビートルズは「ゲット・バック」を、ストーンズは「ホンキー・トンク・ウィメン」をヒットさせていた。政治も社会も文化も革命的にひっくり返る中、バーキンとゲンスブールは、「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」でエロティックなセンセーションを世界に放つ。『スローガン』公開4か月前のことだ。
監督は、ピエール・グランブラ。数々の大ヒットドラマを監督・プロデュースし、バーキンだけでなく、ニコール・キッドマンやマリオン・コティヤールなどを見出したフランス映画・TV界の大立者。2016年93歳で亡くなったが、『スローガン』監督時45歳。ヌーヴェル・ヴァーグの人脈と交流が深く、1960年トリュフォーの協力で監督デビューし、『スローガン』脚本もトリュフォーの助言で書き上げたもの。ゲンスブールは40歳、すでにフレンチ・ポップスの反体制的なカリスマで、ブリジット・バルドーとの仲が急速に冷えはじめたころ。バーキンは20歳、007の作曲家ジョン・バリーとの結婚が破局し、1歳の娘ケイトを抱いてロンドンからパリにやって来たのだった。やせっぽちのロンドン娘に対し、当初、不遜で傲慢な態度をとったゲンスブール、しかし、飾りっ気がなく純粋なバーキンの虜になってしまう…。物語なのか現実なのか? こうして、『スローガン』は神話になった!
上映日時
4/21(土)~4/27(金) | 4/28(土)~5/4(金) |
10:30〜12:20 | 20:45~22:20 レイト割 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |