ラジオ下神白ーあのとき あのまちの音楽から いまここへ

ラジオ下神白

©️KOMORI Haruka + Radio Shimo-Kajiro

監督・撮影・編集:小森はるか
出演:下神白団地の住民さん、アサダワタル、榊 裕美、鈴木詩織、江尻浩二郎、伴奏型支援バンド(池崎浩士・鶴田真菜・野崎真理子・小杉真実・岡野恵未子・上原久栄)、ほか
編集・整音:福原悠介
ミュージックビデオ撮影・録音協力:齊藤勇樹、長崎由幹、福原悠介
企画:アサダワタル
デザイン:高木市之助
広報物編集:川村庸子
協力:一般社団法人Teco、県営下神白団地自治会、市営永崎団地自治会

公式ホームページ

イベント情報
10/5(土)上映後、小森はるか監督の舞台挨拶がございます。

福島県復興公営住宅を舞台にした、
ちょっと変わった被災地支援活動。
「被災者」という括りでは収まらない、
一人ひとりの人生が滲んだ声の記録。

いわき市にある福島県復興公営住宅・下神白(しもかじろ)団地には、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故によって、浪江・双葉・大熊・富岡町から避難してきた方々が暮らしている。

2016年から、まちの思い出と、当時の馴染み深い曲について話を伺い、それをラジオ番組風のCDとして届けてきたプロジェクト「ラジオ下神白」。2019年には、住民さんの思い出の曲を演奏する「伴奏型支援バンド」を結成。バンドの生演奏による歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた、ちょっと変わった被災地支援活動をカメラが追いかけた。

ラジオ、歌声喫茶、宅録、ミュージックビデオ……次々と変化する「伴走」のかたち

監督は、震災後の東北の風景と人の営みを記録し続けている映像作家の小森はるか(『息の跡』『二重のまち/交代地のうたを編む』)。本作は、文化活動家のアサダワタルを中心にした活動に、2018年から小森が記録として参加することによって生まれた。

カラオケとは違い、歌い手の歌う速度にあわせて演奏する「伴奏型支援バンド」。支援とは何か? 伴走(奏)するとはどういうことか? 「支援する/される」と言い切ることのできない、豊かなかかわりあいが丹念に写しとられている。


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料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800