新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり
©Ex Nihilo – Opéra national de Paris – Fondation Rudolf Noureev – 2021
2021年/フランス/73分/配給:ギャガ
原題:Une saison (très) particulière
監督:プリシラ・ピザート
出演:パリ・オペラ座バレエ
アマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、パク・セウン、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、ポール・マルク、アレクサンダー・ネーフ(パリ・オペラ座総裁)、オレリー・デュポン(バレエ団芸術監督)
世界的パンデミック禍、バレエの殿堂に訪れた葛藤と静寂
新エトワール誕生までの軌跡を追った情熱のドキュメンタリー
世界的パンデミック禍、パリ・オペラ座も静寂が支配していた。「1日休めば自分が気づき、2日休めば教師が気づく。3日休めば観客が気づく」と言われるダンサーたちにとって、1日6~10時間踊っていた日常から突如切り離された日々は、過酷な試練であった。2020年6月15日、3か月の自宅待機を経てレッスンが再開。その再生期間に撮影を許されたのは、これまで多くのドキュメンタリーを手掛けてきた監督プリシラ・ピザート。パリ・オペラ座に特別に許可され、パンデミック禍の閉鎖からの復活の日々を撮影した貴重な映像の数々を収めていく。
マチュー・ガニオ、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、アマンディーヌ・アルビッソン等、最高位のエトワールたちの長い休みからの再開のレッスン。それは、ソーシャルディスタンスを取りながら、マスクを着けながらという、かつて経験のない状況下であった。そのような中、新たなシーズン(公演)に向けての厳しい日々が始まる。
“オペラ座の宝”といわれる演目、ヌレエフ振付の超大作『ラ・バヤデール』の年末公演に向け稽古を重ねていくダンサーたち。これまで経験したことのない不安、葛藤、期待を抱きながら、ダンサー、振付指導者、芸術監督が協力し、ひとつの舞台を作り上げていく。しかし、再びの感染拡大に伴い、開幕目前に無観客配信となり、初日が千秋楽となる幻の公演となってしまう。心技体が揃う絶頂期が短く、42歳でバレエ団との契約が終了となる彼らにとって、それは落胆の決断であった。そんな激動の中、新エトワールが誕生。カメラはダンサーたちの心境に寄り添いながら、本番までの特別なシーズンを捉えていく。
こうして、芸術の殿堂パリ・オペラ座の新たなる歴史の幕が上がる。これまで見たことのない、パリ・オペラ座の日々を追った情熱のドキュメンタリー。
上映日時
9/17(土) | 9/18(日)~9/23(金・祝) | 9/24(土)・9/25(日) | 9/26(月) | 9/27(土)~9/30(金) |
11:45-13:05 21:45-23:00 |
11:45-13:05 21:30-22:45 |
15:15-16:35 | 15:35-16:50 | 15:15-16:35 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |