大林宣彦監督傑作選 特集上映
第91回キネマ旬報 監督賞!ベストテン第2位!
花筐/HANAGATAMI公開記念
大林宣彦監督傑作選 特集上映
2/10(土)-3/2(金) 全11作品
【大林宣彦プロフィール】
1938年広島県尾道市生まれ。幼少の頃から映画を撮り始め、大学時代に自主制作映画のパイオニア的存在となる。CMディレクターとして手がけた作品は3000本を超える。映画監督として、日本の映像史を最先端で切り拓いた、まさに“映像の魔術師”。77年、『HOUSE/ハウス』で商業映画に進出し、80年代の<尾道三部作>『転校生』、『時をかける少女』、『さびしんぼう』は世代を超えて熱狂的な支持を集めた。「同じことは二度としない」と公言している通り、大林のフィルモグラフィは1作ごとに異なる実験が行われている。90年代には実験精神溢れる<新・尾道三部作>を製作。近年では、強烈な反戦の思いを込めた『この空の花〜長岡花火物語』、『野のなななのか』に続き、<大林的戦争三部作>の締めを飾る最新作『花筐/HANAGATAMI』が公開されている。
横浜シネマリンでは『花筐/HANAGATAMI』公開を記念して、近年の選りすぐり11作品を特集上映いたします。
上映スケジュール 全11作品
2/10(土) | 2/11(日) | 2/12(月) | 2/13(火) | 2/14(水) | 2/15(木) | 2/16(金) |
10:30-12:20 廃市 |
10:30-12:45 北京的西瓜 |
10:30-12:45 青春デンデケデケデケ |
10:30-12:45 北京的西瓜 |
10:30-12:45 青春デンデケデケデケ |
10:30-12:20 廃市 |
10:30-12:20 異人たちとの夏 |
12:35-14:50 青春デンデケデケデケ |
13:00-14:50 異人たちとの夏 |
13:00-14:50 異人たちとの夏 |
13:00-14:50 廃市 |
13:00-14:50 異人たちとの夏 |
12:35-14:50 北京的西瓜 |
12:35-14:50 青春デンデケデケデケ |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
15:00-17:55 花筐/HANAGATAMI |
予定表 横にスクロールできます
2/17(土) | 2/18(日) | 2/19(月) | 2/20(火) | 2/21(水) | 2/22(木) | 2/23(金) |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
12:30-15:25 花筐/HANAGATAMI |
15:40-18:31 野のなななのか |
15:40-18:25 この空の花 長岡花火物語 |
15:40-18:25 この空の花 長岡花火物語 |
15:40-18:31 野のなななのか |
15:40-18:31 野のなななのか |
15:40-18:25 理由 |
15:40-18:25 この空の花 長岡花火物語 |
18:40-21:25 この空の花 長岡花火物語 |
18:40-21:25 理由 |
18:40-21:31 野のなななのか |
18:40-21:25 この空の花 長岡花火物語 |
18:40-21:25 理由 |
18:40-21:31 野のなななのか |
18:40-21:30 はるか、ノスタルジー |
予定表 横にスクロールできます
2/24(土) | 2/25(日) | 2/26(月) | 2/27(火) | 2/28(水) | 3/1(木) | 3/2(金) |
16:00-18:30 ふたり |
16:00-18:25 あした |
16:00-18:10 あの、夏の日 |
15:45-18:30 はるか、ノスタルジー |
16:00-18:30 ふたり |
16:00-18:25 あした |
16:00-18:10 あの、夏の日 |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
18:40-21:30 花筐/HANAGATAMI |
予定表 横にスクロールできます
3/3(土) | 3/4(日) | 3/5(月) | 3/6(火) | 3/7(水) | 3/8(木) | 3/9(金) |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
15:50-18:45 花筐/HANAGATAMI |
予定表 横にスクロールできます
※チラシのスケジュールで、2/13(火)『廃市』の上映時間が「12:45」となっておりますが、「13:00」の誤りでした。訂正致します。
※『廃市』の上映素材は、当初35ミリプリントでの上映を予定しておりましたが、手違いでプリントでの上映が出来なくなりました。DVDでの上映となりますので、あらかじめご了承ください。申し訳けございません。
【当日料金】一般1,500円/会員1,200円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円
2/10(土)~大林宣彦監督最新作『花筐/HANAGATAMI』上映いたします。
上映作品紹介
©PSC |
廃市
1983年/DVD/106分/PSC 古びた運河の町のある旧家を舞台に、美しい姉妹とそこを訪れた青年の一夏の出来事を描く。かつて一度も映画になったことのない福永武彦原作の同名小説を、福岡県柳川市で全編オールロケされ、念願の映画化を果たした。 ※当初35ミリプリントでの上映を予定しておりましたが、DVDでの上映となります。あらかじめご了承ください。申し訳けございません。 |
©1988 松竹株式会社 |
異人たちとの夏
1988年/35mm/110分/松竹 中年の人気シナリオ・ライターが、幼い頃死んだはずの両親と再会する不思議な体験を描いたファンタジー。山本周五郎賞を受賞した山田太一原作の映画化。人間と幽霊の間の愛と情念とを情感豊かに描き込んだ傑作! |
©PSC |
1989年/35mm/135分/PSC 船橋市郊外の「八百春」を舞台に、中国人留学生にすべての生活を捧げた八百屋夫婦の実話の映画化。予定されていた中国ロケ直前に天安門事件が起こり、1989年6月4日を忘れないために、数を全部足した37秒間の空白が挿入された。 |
©PSC |
ふたり
1991年/35mm/150分/PSC 尾道を舞台に、亡き姉の幽霊に見守られながら成長していく多感な少女の姿を描いた青春ファンタジー。その年の映画賞新人賞を総なめにした石田ひかりの映画デビュー作。再び尾道を舞台に描く<新・尾道三部作>第1弾。 |
©PSC |
青春デンデケデケデケ
1992年/35mm/135分/PSC 1960年代中頃の四国の田舎町を舞台に、ベンチャーズに憧れ、ロックバンドに情熱を燃やす高校生たちを軽快に描いた。特別出演するベンチャーズ「パイプライン」をはじめ、60年代ロック・ミュージックが全編に散りばめられている。 |
©PSC |
はるか、ノスタルジィ
1992年/35mm/165分/PSC 青春時代を過ごした小樽を訪れた作家と彼に町を案内する少女が、作家の本名を名乗る不思議な少年に導かれて、痛ましい青春の記憶を再生させていく。山中恒が故郷を舞台に書き下ろした『転校生』『さびしんぼう』に次ぐ第三作。 |
©PSC |
あした
1995年/35mm/141分/PSC 『ふたり』に続き赤川次郎を原作に、冬の尾道の海を舞台に描かれる<新・尾道三部作>第2弾。遭難した死者からのメッセージを受け取った、残された家族や恋人たちの別れと“あした”への旅立ちを描いた人間ドラマ。 |
©PSC |
あの、夏の日~とんでろ じいちゃん~
1999年/35mm/123分/PSC 夏の尾道を舞台に、おじいちゃんと孫の少年が繰り広げる不思議な冒険を描いたファンタジー。<新・尾道三部作>最終作。ボケ気味のおじいちゃんを監視する為、夏休みの間ひとり尾道を訪れた由太だが、監視どころではなくなり…。 |
©2004 WOWOW/PSC |
理由
2004年/35mm/160分/アスミック・エース 宮部みゆきの直木賞受賞ベストセラーの映画化。台風の夜、超高層マンションで殺害された一家4人、実は赤の他人であることが判明し…。原作に忠実ゆえに、登場人物は総勢107名! 演技派俳優たちが、鬼気迫る演技を繰り広げる。 |
©「長岡映画」製作委員会/PSC 2011 |
この空の花―長岡花火物語
1983年/35mm/106分/PSC 「戦禍を忘れぬ」長岡花火と、同じように火花が降り注いだ1945年の長岡大空襲とをつなぐ反戦ファンタジー。3.11の被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡で、「世界中の爆弾を全て、花火に替えたい!」思いで描く初全編デジタル作品。 |
©2013 芦別映画製作委員会/PSC |
野のなななのか
2014年/DCP/171分/PSC、TMエンタテインメント 『この空の花』に次ぐ強烈な反戦映画。北海道芦別市を舞台に、ひとりの老人の死によって集まった家族と、老人に大きな影響を及ぼした、終戦直前の旧ソ連軍による樺太侵攻体験を通し、3・11以降の日本再生のあり方を問う。 |