野火 4K

©KADOKAWA 1959
1959年/日本/105分/DCP/モノクロ/シネマスコープ/2022年のデジタル修復によるマスター/配給:KADOKAWA
監督:市川崑
原作:大岡昇平「野火」
脚本:和田夏十
撮影:小林節雄
音楽:芥川也寸志
出演:船越英二、ミッキー・カーチス、滝沢修
一線を超えられるか
生死の境で人間が獣と化す
極限状態に追い込まれた兵士に迫る非情な選択
第二次世界大戦下、フィリピンのレイテ島を舞台に、病魔に侵された中年兵士が飢餓と孤独に苦しんだ末、目の当たりにした陰惨な戦場を描く。自身のフィリピンでの戦争体験を基にした大岡昇平による戦争文学の最高傑作を、『犬神家の一族』『ビルマの竪琴』などの巨匠・市川崑監督が、脚本・和田夏十とタッグを組み1959年に念願の映画化。第14回ロカルノ国際映画祭®グランプリほか国内外で数多くの映画賞を受賞した。
<STORY> 第二次世界大戦末期、フィリピンのレイテ島。日本の敗北が濃厚な状況下で、肺病を患った一等兵・田村は部隊から追い出され、病院からも食糧不足を理由に入院を断られる。病院の前で、田村は同じく厄介者として見放された若い兵の永松、足の負傷で歩けなくなった中年兵の安田と出会う。病院が襲撃され、一人逃げた田村は、飢えに駆り立てられるように熱帯のジャングルを彷徨う。途中、別の部隊に同行するが、米軍の一斉砲撃により他の兵士たちは全滅し・・・。


料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |