映画ミーツ落語

映画ミーツ落語

銀幕でも輝く歌丸さんに会おう!

2/15(土)-21(金) 1週間限定上映

主催:横浜シネマネットワーク実行委員会
協力:横浜橋通商店街 コミュニティシネマセンター
助成:文化庁芸術文化振興基金助成事業

映画ミーツ落語画像

写真提供:国立演芸場
平成25年2月 国立名人会「紺屋髙尾」

平成30年(2018年)7月2日、生涯現役を貫いた横浜が生んだ落語家・桂歌丸さんがお亡くなりになりました。日本テレビの人気番組「笑点」へのレギュラー出演をきっかけに、「二つ目」にも関わらずその人気は全国区となり、昭和41~42年(1966~67年)には、実に6本もの映画に出演しています。本企画ではその出演作の中から、殆どの役者が噺家という現在視聴困難、かつ懐かしいお笑いの面々勢ぞろいの「落語野郎シリーズ」とそのスピン・オフ的作品を併せて3作品、貴重なフィルムでの上映でお届けいたします。実に味のある演技を見せている役者・桂歌丸の魅力をぜひご堪能ください。

本企画は、歌丸さんの生地である真金町や、生前長く独演会を開いていた三吉演芸場、その創設に大きな役割を果たした横浜にぎわい座などが集積する、横浜下町エリアの中心に位置する横浜シネマリンで開催いたします。地域の文化人・桂歌丸さんの存在を、映画という別の側面から、より身近に感じていただければ幸いです。

横浜シネマネットワークとは?


横浜で映画上映や映画に係わる活動を行っている人ならどなたでもご参加いただけます。メンバー同士の情報交換と研究報告、そして交流の場づくりやネットワークづくり、そのネットワークを活かしたイベント実施や情報発信などを行っています。ネットワーク全体で、横浜の映画文化を盛り立てて行こうと活動を続けています。

落語家 桂歌丸 かつら うたまる


映画ミーツ落語画像

本名、椎名巌。昭和11年(2018年)、横浜市生まれ。中学在学中に古今亭今輔に入門、のち桂米丸門下へ。歌丸で真打ち。テレビの「笑点」では司会(5代目)を務め、全国的な人気を誇る。新作派から古典派に転換。歌舞伎好きで、多くの芝居噺に独自の視点を当てる。平成に入ってから本格的に圓朝作品に取り組み、他の追随を許さない。平成16年(2004年)、(社)落語芸術協会会長に、平成22年(2010年)、横浜にぎわい座館長にそれぞれ就任。旭日小綬章受章(平成19年=2007年)をはじめ、多くの受賞あり。平成30年(2018年)7月2日惜しまれつつ、永眠。明解で粋な語り口で広く親しまれる横浜が生んだ噺家でした。

前売券 当館受付およびシネマ・ジャック&ベティ有隣堂本店にて絶賛発売中!

映画のみ:1,000円(税込)

落語付き上映:2,500円(税込)


当日料金

映画のみ:一般・大専1,300円/シニア・高校生以下1,100円

落語付き上映:一律2,500円 ※2/15(土)は、映画のみのチケットはございません。

上映スケジュール

2/15(土) 2/16(日) 2/17(月) 2/18(火) 2/19(水) 2/20(木) 2/21(金)
落語野郎 大泥棒14:00-15:35
落語野郎 大泥棒
落語野郎 大脱線14:00-15:30
落語野郎 大脱線
落語野郎 大泥棒14:00-15:30
落語野郎 大泥棒
爆笑野郎 大事件14:00-15:30
爆笑野郎 大事件
落語野郎 大脱線14:00-15:30
落語野郎 大脱線
爆笑野郎 大事件14:00-15:30
爆笑野郎 大事件
落語野郎 大泥棒14:00-15:30
落語野郎 大泥棒
桂歌助15:40-16:30
落語
桂歌助
佐藤利明15:30-16:00
トーク
佐藤利明
         

予定表 横にスクロールできます

  • 2/15(土)のプログラムは、音声ガイド付きとなります。
  • 本特集は古い作品の35ミリプリント上映のため、画像・音の不良、上映中のトラブルなども予想されます。あらかじめご了承ください。

落語家 桂歌助 かつら うたすけ


映画ミーツ落語画像

本名、関口昇。昭和37年(1962年)、新潟県十日町市生まれ。高校時代は甲子園をめざして練習にあけくれ、あと3歩のところで涙をのむ。大学では数学を専攻するも、在学中に桂歌丸に入門、落語家となる。古典落語の公演を中心に仕事をし、インターネットを落語にいち早くとりいれた。日本舞踊で、歌舞伎座や国立劇場にも出演。平成11年(1999年)5月、真打に昇進。同年6~8月、東海道五十三次すべての宿場で落語会を行う。翌年よりTBS「水戸黄門」に準レギュラー出演。以降、テレビ・舞台で役者としても活躍。東海道を歩いた落語会と水戸黄門出演経験から、町作りを目指している自治体からの講演依頼、PTA活動の中で子どもに落語を教える授業、お寺さんでの公演も多い。

トークゲスト 佐藤利明 さとう としあき


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◉トークテーマ「落語と娯楽映画」
昭和38年(1963年)生まれ。娯楽映画研究家、構成作家、ラジオ・パーソナリティー、音楽プロデューサー。ハナ肇とクレイジーキャッツ、『男はつらいよ』、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CD アルバム、映像ソフトのプロデュース、テレビ・ラジオを通して紹介を続けるエンタテイメントの伝道師。2015 年文化放送特別賞受賞。
著書『クレイジー音楽大全 クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル』(シンコーミュージック)、『寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま』(東京新聞)、『石原裕次郎 昭和太陽伝』(アルファベータブックス)、『みんなの寅さん form 1969』(同)、『寅さんのことば 生きてる?そら結構だ』(幻冬舎)など多数。

作品紹介

Ⓒ1967東宝

落語野郎 大泥棒

1967年/90分/東宝スコープ/カラー/東宝/35ミリ
監督:松林宗恵
脚本:新井一、吉松安五郎、佐藤一郎
音楽:神津善行
撮影:長谷川清
出演:桂米丸、塩沢とき、牧伸二、谷幹一、玉川良一、林家こん平、中尾ミエ、三遊亭歌奴、桂歌丸、三遊亭金遊、中真千子

シリーズ第四作。監督は、前作までの杉江敏男から松林宗恵にバトンタッチ。人情噺「おせつ徳三郎」はじめ、お馴染みの落語のネタをちりばめて繰り広げられる爆笑喜劇。長屋の大家(桂米丸)の息子・徳三郎(牧伸二)が船宿の娘・おせつ(中真千子)のハートを射止めるために、白浪五人男よろしく男伊達になろうとするが…。三遊亭歌奴、林家こん平、金原亭馬の助、三遊亭柳朝、柳亭小痴楽など、当時の人気落語家がズラリ。桂歌丸師匠は、三遊亭金遊(小円遊)と共に出演。漫画トリオ、てんぷくトリオ、トリオ・ザ・パンチなど「トリオブーム」の人気者も続々登場!


Ⓒ1966東宝

落語野郎 大脱線

1966年/90分/東宝スコープ/カラー/東宝/35ミリ
監督:杉江敏男
脚本:新井一、佐藤一郎
音楽:神津善行
撮影:完倉泰一
出演:牧野周一、牧伸二、一の宮あつ子、東京ぼん太、春風亭柳好、都家かつ江、春風亭柳朝(5代目)、横山通乃、沢村いき雄、桂歌丸、金原亭馬の助、塩沢とき、三遊亭歌奴

昭和41年、「笑点」を中心とした空前の落語ブームのなか、豪華キャストで作られたシリーズ第一作。「なめくじ長屋」を舞台に、「へっつい幽霊」などお馴染みの落語を題材に、てんやわんやの騒動が繰り広げられる。落語評論家の安藤鶴夫が監修を手掛け、落語の登場人物を落語家やコメディアンが演じた。当時の人気落語家総出演は、貴重な演芸ブームの記録でもある。桂歌丸師匠は「なめくじ長屋」の小間物屋歌吉を演じている。また「あーやんなっちゃった」のウクレレ漫談で大人気の牧伸二、「まあいろいろあらあな」の東京ぼん太、「びっくりしたなぁ、もう」のてんぷくトリオなど、当時の人気者のギャグも楽しめる。


Ⓒ1967東宝

爆笑野郎 大事件

1967年/83分/東宝スコープ/カラー/東宝/35ミリ
監督:鈴木英夫
脚本:長瀬喜伴、新井一
撮影:中井朝一
出演:晴乃チック、晴乃タック、豊浦美子、高橋紀子、有島一郎、千石規子、桂米丸、桂歌丸、三遊亭歌奴、金馬亭馬の助、牧伸二

演芸ブームの寵児・晴乃チック・晴乃タック(高松しげお)をフィーチャーした、オフ・ビート・コメディ。「落語野郎」シリーズのスピン・オフ的作品で、監督は東宝プログラム・ピクチャーの雄・鈴木英夫。プレイボーイを気取っている、電機メーカーのセールスマン藤井(晴乃チック)と秋山(晴乃タック)が繰り広げる恋のさやあて。豊浦美子と高橋紀子がフレッシュな魅力を振りまいている。桂歌丸師匠も助演。桂米丸、三遊亭歌奴、金馬亭馬の助、牧伸二、トリオ・ザ・パンチなど、演芸ブームの人気者が次々と登場。チック・タックの歌う主題歌「チック・タック・ゴーゴー」がゴキゲン!