シネマ組踊 孝行の巻
©2022ステージサポート沖縄
2022年/日本/76分/配給:ククルビジョン、ミカタ・エンタテインメント
監督:宮平貴子
プロデューサー:大野順美、横澤匡広
撮影監督:砂川達則
出演:宇座仁一、田口博章、金城真次、佐辺良和、嘉数道彦、伊藝武士、嘉数幸雅、高井賢太郎、砂川博仁、平田智之、下地心一郎、高江洲一平、仲村逸夫、棚原健太、徳田泰樹、池間北斗、澤井毎里子、森田夏子、宮里和希
イベント情報
【トークイベント】4/1(土)澤井毎里子さん(出演者[笛])、大野順美プロデューサー
【トークイベント】4/2(日)中村雅之横浜能楽堂芸術監督、大野順美プロデューサー
娘は家族のために、自ら犠牲になると決めたー
田畑を荒らす大蛇を鎮めるため、王府は生贄を募るお触れを国中に出した。ある日、父親に先立たれ母を支えながら貧しく暮らす姉弟が落穂拾いの際にお触れ書きを見つける。姉は母や弟のために自ら犠牲になろうと王府へ申し出る。生贄の儀式の日、大蛇が出現し娘を飲み込もうとする瞬間…
伝統芸能は初めて、という人にこそ見てほしい
組踊の指導者も唸った珠玉の映像
「シネマ組踊」は約300年間受け継がれる「組踊」を新しい切り口で映像化するプロジェクト。実力派出演陣と沖縄の映画制作を支える一流のスタッフが集結し、組踊の様式美や舞台ではみられない役者の繊細な表情、緊迫感溢れる演奏者の音楽、流麗なセリフ回しなど、組踊の魅力をあますところなく映像で捉えることに成功した。
監督は「アンを探して」でシンガポールの新人映画祭(AFFF)で邦人初のグランプリ・監督賞を受賞した沖縄県出身の宮平貴子。
組踊とは
琉球王国時代1719年に躍奉行・玉城朝薫が創始した、琉球独自の歌舞劇。琉球の伝説を元に琉球舞踊や琉球古典音楽を基礎とし、日本や中国の芸能に影響を受けながら発展した。始祖朝薫が作ったと言われる5作品のほか約70作品を有するといわれ、現在も新作が誕生している。沖縄が本土復帰した1972年5月15日には国の重要無形文化財に指定され、2010年にはユネスコ無形文化遺産リストに登録された。
上映日時
4/1(土)~4/7(金) |
10:00-11:20 21:40-22:56 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |