コントラ
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2019年/日本/143分/配給:リアリーライクフィルムズ、Cinemago/配給協力:アルミード
監督・脚本:アンシュル・チョウハン
出演:円井わん、間瀬英正、山田太一、清水拓蔵
オンライン舞台挨拶
初日5/8(土)15:20回上映後
ゲスト:アンシュル・チョウハン監督、茂木美那さん(プロデューサー)
時空を逆走する男。
彼は神の使徒か、遺恨の亡霊か――
高校生のソラは、父親と二人暮らしだが、その関係は冷え切っている。そんなある日、急死した祖父が第二次世界大戦時の日記の中に遺していた、記号化された宝の存在を知る。彼女が密かに宝の探索を試み始めたとき、突然無言で後ろ歩きをするみすぼらしい男と遭遇する。ソラの身に、ほぼ同時に起こった二つの事象。それは果たして何かの啓示なのか?
在日インド人監督が表出する魂の叫び。
圧倒的な映像美と音楽が、日本映画の歴史を新しい領域へと押し上げる!
この映画の全ては、「車の事故で家族を亡くしたある男性が、過去に戻ろうと後ろ向きに歩き出した」という記事からはじまったと、アンシュル・チョウハン監督。
後悔の念を浄化する為に過去に戻りたいと思う人間の願望。全編を通して、モノクロームの圧巻の映像と、プリミティブと哀感が絡み合う美しい旋律で紡ぎ出す独特の映像世界。アニメーターと言う経歴を持つインド出身の異彩、アンシュル・チョウハンだから成し得た世界観が、観客である私たちの目前に具現化されていく。
ソラを演じた円井わんは、ドラマ『全裸監督』(19)、映画『タイトル、拒絶』(20)ほか21年には5本の公開待機作が控えている期待の俳優。謎の男を演じた間瀬英正は、本作で大阪アジアン映画祭最優秀男優賞を獲得し、彼もまた将来が嘱望されている。また父親役の山田太一は、映画『パッチギ』の出演やTBS『報道特集』のナレーションなどで活躍する傍ら、本作では演者としてだけでなくロケ地の提供、製作費のサポートなど、アンシュル監督のクリエーションを公私に渡って支えている。
ワールドプレミアとして上映されたエストニアのタリン・ブラックナイト映画祭でのグランプリ&最優秀音楽賞受賞をはじめ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭での国内長編コンペティション部門優秀作品賞受賞、ニューヨークで開催されたジャパンカッツ大林宣彦賞など、数々の映画祭で高い評価を獲得してきた衝撃作。
タリン・ブラックナイト映画祭(PÖFF) 2019 – グランプリ&最優秀音楽賞受賞
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2020 – 国内長編コンペティション部門 優秀作品賞受賞
大阪アジアン映画祭 2020 – 最優秀男優賞受賞
ジャパン・カッツ 2020 – 大林賞受賞
グラスゴー映画祭 2020 – 公式セレクション
Ostrava Kamera oko 2020 – 公式セレクション
ジャパニュアル・日本映画祭 2020 – 公式セレクション
ハイファ国際映画祭 2020 – 国際コンペティション公式セレクション
上映日時
5/8(土)~5/14(金) | 5/15(土)~~5/21(金) | 5/22(土)~5/28(金) |
15:20~17:50 | 18:05~20:35 | 20:00~22:30 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |