退屈なかもめたち パート1&2
2022年/日本/120分
監督・脚本・撮影:鈴木秀幸
編集:松田朋子(Tommy Gnosis)、岡部俊明(アールスタジオ)
サウンドデザイン:橋本泰夫
整音:野村みき
ピアノ演奏:紀那きりこ
製作:バブーシュカ
出演:紀那きりこ、倉多七与、笹本ゆり、岩松れい子、野本蓉子、平井友稀奈、小山鉄平、司馬正太郎、白畑真逸、為国孝和、佐野優也、高山陽平、仲田育史
イベント情報※すべて20:30回上映後
【アフタートークイベント】鈴木秀幸監督は連日登壇されます!
★3/18(土)、犬童一心さん(映画監督)、司馬正太郎さん(本作出演)
★3/19(日)、海上ミサコさん(映画監督)、紀那きりこさん(本作出演)
★3/20(月)、山本政志さん(映画監督)、紀那きりこさん
★3/21(火)、松田朋子さん(本作編集・予告編監督)、紀那きりこさん
★3/22(水)、舌津智之さん(立教大学文学部教授)、紀那きりこさん
★3/23(木)、岩松れい子さん(本作出演)、笹本ゆりさん(本作出演)、紀那きりこさん
★3/24(金)、杉本凌士さん(劇団メンソウル座長)、紀那きりこさん
このドアを開けずにはいられない。
人生を変えたくて。
希望を確かめたくて。
(パート1)
古ぼけた区民館の一室。ここは劇団かもめ座の稽古場。なかなか芽のでない“女優”日高雪子(紀那きりこ)がやってくる。面接を経て入団するも、古参俳優の晋(白畑真逸)のひと言で劇団は崩壊の危機に。まとめ役のりえ(倉多七与)は新たな仲間を募るが、身勝手な俳優たちの言動に雪子は巻き込まれ翻弄されていく。そして新旧の対立が勃発して…。
(パート2)
劇団に残った雪子と良重(岩松れい子)は、かもめ座を再生させるため次回公演をチェーホフ作『ワーニャ伯父さん』と決める。キャストが集まり稽古が始まるが、年少のそら(平井友稀奈)の自己主張の強さに雪子は困惑。出戻りメンバーの哲夫(小山鉄平)と智之(司馬正太郎)からのプライベートなアプローチにも悩まされ、雪子は劇団運営の難しさに直面していく…。
力を抜いて一歩前に踏み出してみようとエールを送るヒューマンドラマ
オリジナル脚本と監督は、デジタルリマスター版が公開され話題となった『トキワ荘の青春』(市川準監督)の共同脚本を務めた鈴木秀幸。編集は予告篇ディレクターとして活躍する松田朋子。グレーディングはCM・TV畑で活躍する岡部俊明(アールスタジオ)。サウンドデザインは市川準作品を支えつづけた橋本泰夫。整音は『ドライブ・マイ・カー』のリレコーディングミキサーを務めた野村みき。
「仲間のいる場所」と「人の温もり」が、空回りする私たちの背中を少しだけ前に押してくれる。力を抜いてがんばろうと思えるホンワカムービーが誕生した。
上映日時
3/18(土)~3/24(金) |
20:30-22:35 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |