横浜シネマリン10周年記念特別上映会

横浜シネマリン リニューアル 10周年
今この映画が観たい!

―横浜の映画人とともに祝う7日間―

12/7㊏-13㊎

横浜シネマリン リニューアル 10周年
今この映画が観たい!

―横浜の映画人とともに祝う7日間―

12/7㊏-13㊎

横浜シネマリンは、1964年6月12日「イセザキシネマ座」としてスタートし、1989年(平成元年)「横浜シネマリン」に改名、2014年12月12日リニューアル、大手配給チェーンの二番館から、世界中の映画を上映する独立系映画館に生まれ変わりました。2024年はイセザキシネマ座から60周年、リニューアルから10周年の記念すべき年です。コロナにも負けず映画館が残ったことを皆様とともに祝いたく、横浜の映画人が日替わりで登壇する特集上映を企画しました。ぜひご参集ください。

トークイベントゲスト

  • 12/7㊏『キャッチボール屋』大森南朋さん(出演)、大崎章監督
  • 12/8㊐『ヨコハマメリー』中村高寛監督
  • 12/9㊊『ガザからの報告』土井敏邦監督
  • 12/10㊋『ここから「関西生コン事件」と私たち』土屋トカチ監督
  • 12/11㊌『わたしを演じる私たち』飯田基晴監督
  • 12/12㊍『上飯田の話』たかはしそうた監督
  • 12/13㊎『肉弾』利重剛さん(俳優/映画監督)

※トークイベントはすべて映画上映後

12/12㊍ トーク開催後、恒例 シネマリンクイズ豪華景品あり!

入場料一般1,500円/会員2回目以降・大専・シニア1,200円/高校生以下800円
※横浜シネマリン会員はいずれか1作品1回のみ無料でご鑑賞いただけます。
※無料鑑賞券はWeb予約可能です。会員証をお忘れなく!
『ガザからの報告』のみ一般2,200円/会員・シニア2,000円/大専・高校生以下1,800円 ※会員無料鑑賞対象外

上映スケジュール

12/7(土) 12/8(日) 12/9(月) 12/10(火) 12/11(水) 12/12(木) 12/13(金)
キャッチボール屋18:15ー20:00
キャッチボール屋
トークゲスト
大森南朋さん(出演)、大崎章監督
ヨコハマメリー18:15ー19:50
ヨコハマメリー
トークゲスト
中村高寛監督
ガザからの報告16:20ー19:55
ガザからの報告
トークゲスト
土井敏邦監督
ここから「関西生コン事件」と私たち18:15ー19:30
ここから「関西生コン事件」と私たち
トークゲスト
土屋トカチ監督
わたしを演じる私たち18:15ー19:50
わたしを演じる私たち
トークゲスト
飯田基晴監督
上飯田の話18:15ー19:20
上飯田の話
トークゲスト
たかはしそうた監督
シネマリンクイズ
肉弾18:15ー20:11
肉弾
トークゲスト
利重剛さん(俳優/映画監督)

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上映作品

キャッチボール屋

(C)「キャッチボール屋」製作委員会:ビターズ・エンド/トランスフォーマー/ハピネット

2005年/日本/105分/35mm/配給:ビターズ・エンド
監督:大崎章/脚本:足立紳/撮影:猪本雅三
出演:大森南朋、キタキマユ、寺島進、松重豊、光石研

ひょんなことから“キャッチボール屋”を受け継ぐことになった失業中のタカシと、公園で彼の元に集まってきた風変わりな大人たち。キャッチボールを通して皆の想いを受け止めていくうちに、タカシ自身も忘れかけていた大事なものを思い出していく。

公式サイト

ヨコハマメリー

(C)Mori Hideo

2005年/日本/カラー/スタンダード/92分/35mm

監督・構成:中村高寛/撮影:中澤健介、山本直史/テーマ曲:「伊勢佐木町ブルース」/主題歌 :渚ようこ/写真:森日出夫/イラスト:宇野亜喜良/企画・制作:人人フィルム
出演:永登元次郎、五大路子、杉山義法、清水節子、広岡敬一、団鬼六、山崎洋子、大野慶人、福寿祁久雄、松葉好市、森日出夫、他

歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに身を包んだ老婆が、ひっそりと横浜の街角に立っていた。本名も年齢すらも明かさず、戦後50年間、娼婦として生き方を貫いた。いつしか街の風景の一部となり、“メリーさん”人々は彼女をそう呼んだ。

公式サイト

ガザからの報告

©DOI Toshikuni 2024

2024年/⽇本/205分(120分+85分)/Blu-ray/配給:リガード
監督・撮影・編集・製作:土井敏邦

パレスチナ取材歴30年の土井敏邦による過去と現在を繋ぐ渾身のレポート!第一部『ある家族の25年』難民キャンプで暮らすエルアクラ家を1993年「オスロ合意」直後から取材、「ガザのパレスチナ人」と一括りにされる一家の素顔を映しだす。第二部『民衆とハマス』後にイスラエルに暗殺されたハマス指導者とスタッフ、戦闘員、ガザ住民へのインタビューを重ね、ハマスが民衆から乖離していった過程を追う。

公式サイト

ここから「関西生コン事件」と私たち

©2022 全日本建設運輸連帯労働組合

2022年/日本/74 分/Blu-ray
ナレーション:大塚優子/監督・撮影・編集:土屋トカチ/撮影:江里口暁子/制作:全日本建設運輸連帯労働組合
取材協力:松尾聖子、吉田修、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、組合員の家族のみなさん

「私はやめない」――聖子は静かにそう話した。2018年、空前の労働組合弾圧事件が関西ではじまった。業界ぐるみの大量解雇、そして、警察・検察がつぎつぎに組合員を逮捕していく。家族が引き裂かれ、多くの仲間が去っていった。それでも彼女らが踏みとどまるのは、なぜか。

公式サイト

わたしを演じる私たち

©2024 Group Low Position

2024年/日本/89分/Blu-ray 監督・撮影・編集:飯田基晴/撮影:常田高志、土屋トカチ
製作:映像グループ ローポジション
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2022

2021年に横浜で始まったOUTBACKアクターズスクール。精神疾患を持つ人たちが、自らの実体験を盛り込んだ演劇公演に挑む、その過程に密着したドキュメンタリー。舞台というフィクショナルな空間に各々の人生が凝縮され、演劇はドキュメンタリーへ変容する。

公式サイト

上飯田の話

©たかはしそうた

2021年/日本/カラー/スタンダード/モノラル/63分/DCP
監督・脚本・編集:たかはしそうた/撮影監督:小菅雄貴/協力:㈱エビス大黒舎、上飯田ショッピングセンター
出演:竹澤希里、本多正憲、吉田晴妃、黒田焦子、日下部一郎、生沼勇、荒川流、上飯田町の皆様

横浜市泉区上飯田町、横浜の端っこに実在する上飯田ショッピングセンターが舞台。その土地に暮らす人々のところへ、外部の人がやってくることによって生まれた3つの小話、『いなめない話』『あきらめきれない話』『どっこいどっこいな話』。

公式サイト

肉弾

©1968 TOHO CO.,LTD.

1968年/116分/35mm/配給:ATG、東宝
監督・脚本:岡本喜八/製作:馬場和夫/撮影:村井博/音楽:佐藤勝
出演:寺田農、大谷直子、天本英世、笠智衆、北林谷栄、春川ますみ、伊藤雄之助、小沢昭一、田中邦衛、中谷一郎、高橋悦史、菅井きん

岡本喜八の戦争体験をもとに、終戦間際に特攻兵となった青年の運命を、痛烈な皮肉を込めて描いた代表作。主人公の兵士“あいつ”は、魚雷とともに海に出て敵を待つが、糞尿処理船に救助され敗戦を告げられる。自身の自宅を抵当に入れて製作費を捻出した話は有名。