チョコリエッタ

チョコリエッタ

©寿々福堂/アン・エンタテイメント

2014年/日本/159分/配給:ミカタ・エンタテインメント
監督・編集:風間志織
脚本:風間志織、及川章太郎
原作:大島真寿美「チョコリエッタ」角川文庫刊
エンディング曲:森川葵「jump!」
出演:森川葵、菅田将暉、岡山天音、三浦透子、市川実和子、村上淳、中村敦夫

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少女と先輩は ちょぴり不思議な旅に出る。

知世子が5歳のとき、母親が交通事故で亡くなった。それ以来、兄弟のように育った愛犬ジュリエッタを心の支えにしてきたが16歳の時に死んでしまう。短く髪を切り、犬になろうとした知世子。進路調査に“犬になりたい”と書いて担任から呼び出された日、映画研究部の部室を訪れる。母が好きだったフェデリコ・フェリーニ監督の映画『道』を見れば、ジュリエッタに会えるような気がしたのだ。しかし、そのビデオテープは既に部室にはなく、卒業した浪人中の先輩・正岡正宗のものだった。訪ねて行った家で映像を編集していた正宗は、知世子に「俺の映画に出ないか」と誘う。知世子は不機嫌な顔をカメラに向けながらも、何となく正宗に自分と似たところを感じ、次第に彼を受け入れてゆく。まるで、『道』のザンパノとジェルソミーナのように、バイクに乗って2人の撮影旅行が始まる。街を走り、山を走り、海に出る。喧嘩、事故、初めてのホテル。旅は2人に何をもたらすのか……。

10代から注目を集めてきた風間志織監督が、直木賞作家・大島真寿美の初期傑作長編を2021年に設定を翻案し映画化

高校2年の時に制作した8mm『0×0(ゼロカケルコトノゼロ)』が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)84に入選。第一回PFFスカラシップを獲得し製作された『イみてーしょん、インテリあ』(85)は、トリノ国際映画祭に招待されるなど10代から脚光を浴び、「天才少女の出現!」と騒がれた、風間志織監督。
22才で撮った『メロデ』(88)は、8mmながらユーロスペースでロングラン上映され、つづく『冬の河童』(95)では ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード(グランプリ)を受賞。『火星のカノン』(01)では第14回東京国際映画祭にて日本人初のアジア映画賞を受賞。『せかいのおわり』(04)と共に、2作連続でベルリン国際映画祭フォーラム部門にノミネートされるなど、国内外でも高い評価を得てきた。

初の原作ものとなった本作では、森川葵、菅田将暉を起用し、設定を原発事故から10年後の2021年に翻案し映画化。未来に希望が見えない21世紀を生きる少年少女たちを寄り添うように描いた。撮影当時10代だった森川、菅田をはじめ、岡山天音、三浦透子など、今の日本映画界を牽引する若手俳優たちが集結した珠玉の青春映画を、設定の年である本年、リバイバル上映!


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